山遊塾With You

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2023年元旦は箱根矢倉岳からのご来光と富士山を楽しんで来ました。

2023年01月01日 | 登山
 私の家から箱根足柄峠までは車で1時間半の道程です。そんな訳でここのところ、正月は矢倉岳のてっぺんでご来光を見るのが習わしになっています。矢倉岳は山頂が開けていて、相模湾から昇る朝日や富士山の勇姿を見るのに最適な場所です。今年の矢倉岳は冷え込みも緩く、いつもなら太陽が顔を出すまでの待ち時間が辛いのですが、今回はそれが無くて助かりました。


 小田原の街と相模湾の向こう、雲の上の方が僅かに明るくなり始めました。でも本当に太陽が頭を出すまでにさらに10分ほどかかります。


 ご来光のお出ましです。強烈な光が正面から飛び込んできます。


 振り返ると富士山が淡いピンク色に染まっています。


 富士山の撮影に夢中の登山者の向こうには箱根大涌谷の白い噴煙が見えます。


 矢倉岳の登山道は数年前の豪雨で山の斜面が崩れ落ちて、一昨年まではコロナ問題もあって登山禁止になっていました。それも昨年には崩落した場所にロープが張られて通行可能となりましたが、今年はコースが変わり崩落地を避けた尾根上のコースになっています。しかしこのコースは朝暗い中では登山道が分かりずらく、コースを間違えた人たちのライトがいくつか見えました。しかるに帰りは昨年のコースを利用しましたが、道の状態は昨年とほとんど変わっておらず、崩落個所は別にして尾根コースよりも楽に歩くことができました。しかし安全を考えると尾根コースを歩くべきでしょう。崩落個所を通過中に上部からの落石の危険が大いにあります。




 崩落個所には現在も安全のためのロープが張られていますが大分痛んでいます。


 下山時に使用したコースの入り口は通行止めになっています。


 通行止め手前から尾根道への案内標識があります。


 尾根道の過半部は万葉公園になっており、万葉集にある歌詞を彫り込んだ歌碑が立っています。


 万葉公園の道は散策には打ってつけです。








 足柄城址公園から見る富士山はなかなかいいです。矢倉岳山頂から見る富士より風格があって立派です。また来年も足腰に異常がなければ矢倉岳のご来光を見に来ます。

私が今回気になったのは、矢倉沢から足柄峠までの山岳道路を爆走するドリフト族です。急カーブが連続するこの道は、ドリフト走行には打ってつけなのでしょうが、夜でも一般車が通る公道でのドリフト走行は大変危険です。夜間この道を利用する人は十分気を付けてください。








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