山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

60歳以上の山好きのための山岳会「さいたま山遊クラブ」会員募集

2014年01月30日 | 登山

 当クラブは一般社会人山岳会ですが、特に60歳以上の人を対象に募集を行っています。ただし60歳以下でも体力的に若い人たちと行動するには無理だと言う人、これから山登りを始めたいという初心者の方も入会できます。

 無理の無い楽しい山登りをすることを目的にしています。高年齢でも個々の体力に見合った山登りを心掛ければ、山の事故は防ぐことができます。月2回の山歩きと勉強会がありますが、決して強要はしません。自分の体調が良いときだけ参加すれば良いのです。

 高齢者の山の遭難が大変多くなっています。特に単独で山に登る人が多くなっていますが、並行して単独行者の事故が多いのが最近の山岳遭難の特徴です。高齢者の単独登山が危険なことは、山の好きな人であれば誰でも知っていることです。安心できる山仲間と登るのが一番安全です。

 体の続く限りいつまでも山に登り続けるために「さいたま山遊クラブ」に顔を出してみませんか。山登りの基本知識や技術も身に付けることができます。

 写真は日光雲龍渓谷ですが、正しいアイゼン歩行さえ身に付けば、誰でも素晴らしい氷の世界に足を踏み入れることができます。信頼できる指導者と共に長く山を楽しみましょう。

入会金2,000円。月会費500円。山岳保険は各山行前に申し込む方式です。

 4月より2014年度が始まります。入会を希望される方や検討をしてみる方は、下記までご連絡ください。2014年度クラブ登山計画表や、クラブの約束事などを纏めたものをお送りします。

さいたま山遊クラブ 代表  奥薗義輝  〒331-0061さいたま市西区西遊馬615-6

                                              ☎/FAX 048-622-6992

                          mail  oku-pag@samba.ocn.ne.jp

 

                                              

 

 


旧中山道ウォーク本庄から高崎まで

2014年01月27日 | ウォーキング

 第5回旧中山道は本庄宿から高崎宿までを歩きました。本庄宿は中山道最大の宿場と言われたところで、今でも当時の面影を残す所が多く、一日見て歩くだけでも面白い町です。たとえば安養院。ここには小倉家の墓所があって、そこには有名な俳人の句碑など32基があります。つぶさに見て歩くと結構楽しめます。またこの寺の裏に「木食普寛上人」の墓と、上人を奉った神社があります。普寛上人は木曾御岳信仰の開祖と言われています。

 ローヤル洋菓子店にも寄ってみました。明治時代の赤レンガ造りの建物で、前身は本庄商業銀行の建物です。上の写真がその菓子店です。

 本庄宿から1時間足らずで神保原に着きました。神保原北信号の手前に浅間山古墳があり、上に登って古墳の中を覗いてきました。この古墳上の方が大分削られており、崩れないように土嚢で固めてありました。

 神流川(かんながわと読みます)の手前に常夜灯が立っています。本物ではありませんが、埼玉県側と群馬県側に立っています。これは昔橋がなかったころの道標として立てられたのでしょう。この神流川を境にして埼玉県とはさようならです。

 群馬県に入るとすぐに新町宿です。ここには史跡旅籠「高瀬屋」跡があって、文化2年小林一茶がこの宿場に宿を取ったとき、夜中に神流川の常夜灯を造るための寄付を求められ、あたふたしたシーンが日記に書き記してあります。また新町は現在東松山市で行われている、スリーデーマーチ発祥の地です。その碑が温井川(ぬくいがわ)の橋の袂にあります。ここで昼休みにしてお弁当を食べました。折から風が強くなり気温も下がってきて、30分ほどで腰を上げてしまいました。

 烏川に架かる柳瀬橋を渡ると倉賀野宿で、その入口に閻魔堂があり、そこが日光例幣使街道との別れ道で、立派な常夜灯と石の道標が立っています。倉賀野は江戸幕末の勘定奉行小栗上野介忠順ゆかりの地です。横須賀に近代的な大型艦船を建造するためのドッグを建設しました。それはいまでも使われているそうです。さらに室町時代の見事な板碑のある安楽寺に立ち寄るなどして、丁度午後3時に今回の目的地の高崎駅に着きました。

 一行七名。少々お年を召したお方ばかりですが、何とか無事歩き終えました。次回は3月30日で高崎から碓氷峠の手前、横川まで歩きます。参加は自由です。集合は高崎駅に午前8時半です。

 

 

 

 


八ヶ岳真教寺尾根を登ってきました。

2014年01月21日 | 登山

 1月18日、19日の2日かけて八ヶ岳東面の真教寺尾根を、清里スキー場から往復。天気の方は申し分なし。サンメドウズ清里スキー場のリフトを利用して、賽の河原のすぐ下まで上がり、後は尾根を2450mまで登ったところでテント設営。トレースがあってラッセルをやらなくて済んだので大助かり。夜は雪となる。

 トレースが消えて新たにラッセルをするハメになる。しかし先人のトレースが僅かに残っており、それを外さないように慎重に歩けば、案外楽に前へ進める。クサリが連続する岩場は部分的にクサリが出ており、ルートを見失うようなこともなく赤岳と権現岳間の銃走路に出た。後は赤岳山頂まで岩場の縦走路を辿って、午前9時半に山頂に到着。気温がえらく低く指先の感覚が無くなってしまった。

 下山は同じルートを下って12時丁度にテントに戻る。直ぐにテントを撤収して午後1時から下山。途中一回も休まず。午後3時にスキー場着。結構早いペースの登山に終った。

 往復スキーリフト券は日帰りのみで1200円。日を跨ぐ場合は使用できないので片道券800円を買うことになる。

 

 

 

 


旧奥州街道ウォーク第2ステージ参加者募集

2014年01月13日 | ウォーキング

 旧奥州街道は昨年12月で第1ステージ白河までが終了しました。今年から新たに第2ステージに入ります。第2ステージは白河から仙台までです。日程は下記の通りです。

 回   月 日      行 程        参加費      集合

2-1  3/1~2   白河~鏡石(泊)~郡山   9,500円     新白河駅Am8:10

2-2  4/5~6   郡山~二本松(泊)~福島  9,500円    郡山駅Am8:30

2-3   5/3ー4   福島~白石(泊)~仙台   9,500円    福島駅Am8:30

申し込み先は 〒331-0061さいたま市西区西遊馬615-6 山遊塾With You 奥薗義輝

       電話/FAX 048-622-6992

              mail     oku-pag@samba.ocn.ne.jp

参加費には保険が含まれています。交通費、宿泊費は含まれません。

ガイドの交通費、宿泊費は参加者の負担になります。

写真は踏瀬の松並木街道です

 

 

 


唱歌「牧場の朝」が生まれたところは、安達太良山の見える場所

2014年01月12日 | 旅行

 奥州街道(陸羽街道)にある鏡石は昔の宿場町としても知られていますが、その他に唱歌「牧場の朝」の生まれたところであることはご存知ですか。

 東北本線矢吹駅と鏡石駅の中間に久来石というところがあります。その西の釈迦堂川に沿った丘一帯が昔の牧場だったところで、今は公園になっています。その公園も今は立ち入り禁止になっていて、人影もありません。その原因が東電福島第一原発の放射能だったことを今回始めて知りました。未だ除染が終らないままです。

 釈迦堂川の川辺に立って見る安達太良山は、今雪を纏って真っ白です。遠くまで広がる田園と、その向うに白く輝く安達太良の山並みは、見ていて飽きることがありません。


旧中山道第ステージ参加者募集

2014年01月09日 | ウォーキング

旧中山道ウォーク第2ステージ参加者募集

2014年3月から8月

日程と行程

 回  開催日        行程      参加費      集合

2-1 3/30       高崎~安中~横川     3,000円  高崎駅午前8時半

2-2 4/26・27   横川~軽井沢~八幡   11,500円   横川駅午前9時

2-3 5/24・25   八幡~和田~下諏訪   11,500円   佐久平駅午前8時半

2-4 6/28・29   下諏訪~洗馬~奈良井  10,500円   下諏訪駅午前9時半

2-5 7/26・27  奈良井~福島~須原  10,500円    奈良井駅午前9時

2-6  8/30・31  須原~南木曽~中津川  11,500円  須原駅午前9時半

● 宿の予約の都合上申し込みは催行日の1週間前までにお願いします。

● 参加費には保険が含まれています。但し交通費、宿泊費は含まれません。

● ガイドの交通費、宿泊費は参加者の負担になります。

● 申し込み、問い合わせは

  〒331-0061 さいたま市西区西遊馬615-6 奥薗義輝

  電話/FAX 048-622-6992

  mail  oku-pag@samba.ocn.ne.jp

 

 

 

 

 

 

 


三ツ峠山は富士山の絶好の展望台です

2014年01月06日 | 登山

 1月4日に三ツ峠山に登りました。コースは富士急行線三ツ峠駅からダルマ石~八十八大師~三ツ峠山~天上山~河口湖です。途中から登山道も雪道となり、それでもアイゼンを着けないで登りました。山頂で約50cmというところです。既に沢山の人が元旦から登っており、道はカチカチに凍っていました。

 三ツ峠山山頂から見る富士山は本当にいい姿をしています。視界を遮るものが無く、長い裾野を引く秀麗な富士山は、いつまで見ていても飽きることがありません。

 山の上には3軒の茶店がありますが、富士見荘はすでに廃業。四季楽園は4日は休業で三ツ峠山荘だけが営業していました。それにしても四季楽園に着いてから飲んだ冷たいビールの旨かったこと。冬でも汗はかくので、一仕事終えた後のビールは旨いものです。

 帰路は河口湖へ続く府戸尾根を下りましたが、これが又馬鹿長くて嫌になりました。しかし雪道の方が歩きやすくて楽でした。靴も汚れず助かります。

 天上山まで来るとロープウェイで上がって来た観光客が沢山いました。そのロープウェイを使って河口湖湖畔に降りると、のんびり河口湖駅まで歩いて電車に乗って三ツ峠駅に戻りました。

 三ツ峠駅の駐車料金は一日300円です。駅長さんは女性です。

 写真は三ツ峠山山頂風景です。富士山が良く写っていません。

 

 

 


2014年元旦富士山のご来光です

2014年01月03日 | 登山

 今年も富士山からご来光を見てきました。吉田口コース8合目からのものです。

 今年の富士山は5合目より下に雪が多く、6合目以上は逆に少ない感じです。気温も昨年、一昨年の方が低くて、8合目以上では足も手も相当冷たかったのですが、今年はそれほど感じませんでした。ただし午前9時頃より強風が吹き荒れ、山頂は諦めて本8合目から下山してきました。今回天気予報は的中しました。

 今回は体調があまり良くなく、歩行スピードも上がらず、正直本8合目まで行くのが精一杯でした。31日の忘年会の影響もあったかと思いますが、午前2時出発のつもりが、起きたのが4時半ときてはいやはや。

 やはり年のせいかと我ながらガッカリしました。


富士山五合目佐藤小屋の忘年会

2014年01月02日 | 登山

 例年通りに富士山佐藤小屋の忘年回に行ってきました。今年31日の馬返しまでの道が雪に覆われており、私の愛車フィットは悪戦苦闘。昨年の夏に四駆のホンダステップワゴンから乗り換えてから、通常の雪道しか走ってなく林道はまだ未経験。途中降りてくる車との交差が大変でした。丁度小屋へ登る人たちが居合わせて、後ろからエンヤコラしてくれて助かりました。やっぱり普通の車では山道は大変です。

 佐藤小屋の夕食は豪勢です。写真はその一部。イセエビまで付いています。酒は飲み放題ですが、翌朝早いのでそう飲んでもいられず残念な思いをしました。22時に出された年越しソバを食って直ぐに寝ました。

 山頂を目指す人以外は翌日(1月1日)6合目まで登ってご来光を見て、その後餅つきです。朝食はお雑煮を食べてから下山となります。

 暮れから正月にかけての宿泊者は常連が多く、狭山市のジェフ君など16年も通っており、そのうち14回正月の富士山に登っているとか。

 佐藤小屋までは馬返しから普通に歩いて3時間ですから、東京周辺の人なら午前9時頃出れば、午後3時頃までには小屋に着くことができます。