山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

11月21日は日帰りで太陽寺から三峰神社と歩いて来ました。

2021年11月23日 | 登山
 大宮を午前4時に出て大輪三峰神社表参道入口の、元民宿紅乃屋の駐車場に車を置いて置く。昔は大勢の人たちが渡った赤い登竜橋は今はひっそりとしている。玄関前に置かれた小さなノートに、車のナンバーと料金500円は下山後に払いますと書き入れておいた。一応簡単に朝飯を食って午前6時半に出発。




 国道140号を太陽寺入り口まで戻るが、荒川沿いの紅葉が見事で足取りも軽くなる。


 途中でトイレに寄ったり、写真を撮ったりで太陽寺入り口の分岐まで30分ほどかかってしまった


 太陽寺へは荒川に架かる橋を渡るが、早朝から橋の上で遊んでいる親子がいた。




 大血川に沿った道路も紅葉が奇麗で、登りの道もさほど苦にならない。


 大血川の道から渓流を覗くと釣り人が竿を垂れていました。岩魚や山女魚が釣れるというが。


 有料の釣り場なのでちゃんと管理人がいる。おじさんが二人のんびりお茶を飲んでおりました。


 登山道はここからスタート。指導票はしっかりとあります。太陽寺へは車で行くことも出来るので、歩いて登る人はあまりいない感じ。


 兎に角この道が本来の参道なので、ちゃんと大きな灯篭が両サイドに立っている。


 道はこんな感じで続いていて、落ち葉の下には石がゴロゴロしており歩きにくい。




 登山道脇には石仏や丁目石が置かれていているが、足元ばかり見つめて歩いているため、途中に何個あったのか数がわからない。


 急な痩せ尾根に付けられたつづら折りの道は、昔から数多くの女性信者たちによって登られて来たのだろう。


 釣り場から1時間かかってやっと山門に到着。


 顔を上げるといきなり京都清水寺の舞台と同じ柱の列。








 ここで感動したのが閻魔堂の仏像群です。素晴らしいです。


 地蔵峠へは寺の裏口に出てすぐ右に急斜面を登ることになるが、楓の紅葉が何とも風情があって秋を満喫させるには正に十分。


 峠に至る間3回自動車道路を横切る。その都度山歩きの良い気分が壊されるので、文句を並べながら横切った。


 このコース唯一の水場。夏だったら本当に有難い所。


 最後の車道横断個所、ここまで車で来ている人がいる。標高約1250m。


 地蔵峠まで一息という所に熊よけの鈴ならぬ、鉄パイプの拍子木がぶら下げてありました。


 すっかり葉を落とした落葉松の木。もう少し早く来ていれば黄色の落葉松林が楽しめたのだが。


 11時50分やっと地蔵峠に到着。大輪を出発してから5時間半近くかかり、ここで初めて雲取山に向かう登山者1人に出会った


 地蔵峠から三峰神社までの道は今までとは打って変わって、登山道を自動車道路のランク分けに例えるなら高速道路である。デコボコも無く平らな落ち葉の道は、足元に気を配る必要も無くスイスイ歩ける。途中炭焼窯の跡がある炭焼平を通過。


 木々の葉っぱは落ちてしまい、柔らかい初冬の日差しが心地よい。


 三峰神社奥の院への鳥居前を通過。このあたりから登山者の数が増えて来た。


 三峰神社と奥社の間を結ぶ杉並木の道。


 三峰神社表参道の門に到着。地蔵峠から1時間で歩いて来た。








 土産物屋が並ぶ広場から大鳥居の建つ参道を本殿へ。本殿建物は日光東照宮陽明門のように派手な色彩に塗り上げられた見事な彫り物に飾られている。そして参拝客が延々と列をなして並んでいるのにビックリ。


 下山は裏参道を下ることに。


 裏参道は始まりから終わりまでこのような道でとても楽な道であった。


 途中に車が捨ててあったが、どのようにしてここまで上がって来たのだろう。


 裏参道を降りたところが荒川に架かる橋の袂で、対岸には国道140号が走っている。自分はこのまま荒川右岸の道を大輪に向かった。


 途中に神庭のキャンプ場があって賑わっていた。




 右岸右手の斜面に大きな洞穴があって、縄文人が住んでいたそうだ。ここは以前にも家族と来たことがある。


 洞穴から見た荒川左岸の国道140号。






 右岸の遊歩道は景観に優れたところなので、三峰まで来たらぜひ寄ってもらいたい。


 遊歩道から離れて右に上がると三峰神社表参道に出る。立派な参道であるが人の気配がない。


 そして赤い登竜橋が見えて来た。これを渡って今回の山歩きは終了。午後4時になっていた。天気も申し分なく楽しい山歩きであった。




 




















11月7日は鹿沼の岩山まで、クラブの仲間でモンゴルの陽気なTおかみさんと行って来ました。。

2021年11月11日 | 登山
 東北道は早朝から日光の紅葉見物が目的と思われる車が多く、帰りのことが少々心配であった。しかしこちとらが行く山は観光地とはかけ離れた300m少々の小さな岩山。登山口の日吉神社には一台の軽トラックがあるだけでした。雑木林を抜けてA峰とC峰の間のルンゼ状を登り、B峰でTさんのために岩登りの基礎講習をやりました。ハーネスの付け方、ハーネスとロープの連結、基本的な岩の登り方、トップロープでの簡単なルートの上り下り、エイトカンを使っての懸垂下降、確保の方法、カラビナ、スリングの扱い方、いくつかのロープ結びなどなど。
 岩登りは初めてという割には飲み込みは早い方で、高い所にも臆せず登って行く。懸垂などは初心者、特に女性は怖がる人が多く、慣れるまでには結構時間を要する人が多いものです。ところがこの方まったく動じない。もっと若い時に山登りを始めていたらそれなりの登山家になれたかも知れない
 写真はC峰から見たA峰の頭と鹿沼の町です。


 C峰で練習中のTおかみさんです。


 周囲は紅葉がかなり進みいい雰囲気の山風景になっています。


 C峰のベンチで休憩中のTおかみさんです。


 岩登りの基礎訓練の後猿岩まで縦走です。この山は小さな岩場の登り下りが多く、山慣れた人には結構楽しめる山ですが、初心者にはハードに感じるかも知れません。途中にはこんな狭い岩の間を抜けて行く所がいくつかあります。


 ロープこそ使わないものの、この程度の岩場はいくらも出てきますから面白いです。


 Tおかみさんはこんなところも前向きで降りてきます。なかなか度胸もいいです。


 縦走中に稜線から下を見下ろすと広陵ゴルフ場が良く見えます。


 登山道にはこのような看板が何カ所もありました。


 岩山の一峰(岩山の最高地点328m)を過ぎるとすぐ猿岩に着きました。ここは岩山最大の難所で90mの鎖場です。これは上から岩場を見下ろしたところ。


 この鎖を30m降りて上を見上げたところ。


 90m鎖場の下部部分を降りて行くTおかみさん。


 まったく余裕のTおかみさんです。


 岩場を終えると入山峠で、ここから右に山すそを歩いて日吉神社まで戻ります。左に広陵ゴルフ場があってそれに沿って道があります。途中に猪を捕獲する檻が置いてありました。周囲には足跡が沢山ありましたから結構な数の猪がいるのでしょう。
 ところが道は以前の道と違い岩山の山腹に付け替えられており、歩きにくい事夥しく腹が立ちました。その理由はゴルフ場から飛んで来るゴルフボールが登山者に当たる危険があるため、付け替えたものと思います。


 そして最後に登山口の日吉神社に舞い戻って来ました。岩登りの練習時間も含めて約5時間の労働でした。一日中天気も良くて良い運動になりました。


 


杉並区内は神田川の支流である善福寺川を大汗かきながら歩いて来ました。

2021年11月09日 | ウォーキング
 西荻窪駅に9名の後期高齢者が集合して、東京女子大の裏手にある善福寺川公園まで行って、下流の神田川合流点まで歩きました。
東京女子大の塀に沿って一行が善福寺川公園目指して歩いて行きます。


 公園からは善福寺川に沿って下流を目指します。


 ヘドロの川底に鈍い動きの太った鯉が泳いでいました。ここの鯉たちはみんな50cm以上の丸々と太った奴ばかり。こんなに太れるのは誰か餌を与えているのかしら。


 善福寺川のほぼ中間の神通橋辺りまでは、ご覧の通り両岸は住宅地になっており、川は三面コンクリートで塗り固められています。川歩きと言っても何の面白味もありません。


 とは言っても都会の鳥たちには住みやすい所であるようです。川鵜が糞をしています。


 カモの家族かな。カモは結構いました。


 コサギが餌を探しています。


 鳩たちが狭い岸辺で日向ぼっこをしています。


 ヘドロで出来た中州にもいます。


 善福寺川緑地は紅葉が始まっていました。


善福寺川緑地からは両岸共に大木が連なる岸辺を歩きます。都内の川岸としては贅沢に緑地部分を広く取ってあり、家族連れを筆頭に散策やジョギングを楽しむ人たちが沢山いました。


 緑地に見られる花々はこんなにあるので、のんびりと花を探して歩くのも楽しいと思います。


 良く注意して歩くとこんなものも目につきます。


 昔懐かしい井戸ポンプがありました。


 環七通りから立正佼成会の建物が見えます。良く目立つ建物です。


 神田川に合流しました。左が神田川、右が善福寺川です。ここから少し先の地下鉄中野富士見町駅から電車に乗って新宿経由で大宮に戻りました。歩行距離10,5kmとありましたが、歩いた時間を考えると15km位は歩いたように感じました。11月とは思えないほど暑い日で、私は半そでのTシャツ姿で歩きました。