山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

中山道ウォークは第12回まで行きました。

2014年09月29日 | ウォーキング

 9月27日、28日は中山道中津川宿から伏見宿まで歩きました。中山道中でも難路とされる十三峠越えがあります。今回は中津川まで深夜バスを使ったため、寝不足で体が重く予定通りに歩くのは無理だと思っていたのが、意外や意外案ずるは生むがやすしで、誰も落伍することなく2日間を歩き切ったのです。

 大井宿手前の甚平坂公園から、木曾御嶽山の方を振り返ったとき、噴煙が立ち上るのは見えませんでした。見えないのも当然で、我々は噴火より1時間も早くその甚平坂公園に着いていたのですから。

 西行塚を過ぎ槙ケ原一里塚で昼の弁当を食べているとき、参加者の一人に携帯が入り、御嶽山の噴火を知った次第です。

 一日目の行程は長く、10時間もかかって細久手宿の大黒屋に着きました。時刻は午後6時になっていました.大井宿を出ると中山道は細久手の大黒屋まで泊まるところはありません。登り下りの多い、きつい道を皆文句も言わず歩き通しました。

 写真は大久手宿の神明神社の大杉です。人と較べてその巨大さが分かります。

 


秋晴れの八海山に登りました

2014年09月23日 | 登山

 9月23日の秋分の日に越後三山のひとつ、八海山に登って来ました。山頂部分は既に紅葉が始まっていました。今年の紅葉はは少し早いのではないかと思います。

 八海山ロープウェイは20分毎に動いているので便利です。千本檜小屋から八ツ峰の岩場が始まります。全部クサリが取り付けられていて、誰でも縦走は可能ですが、慎重に行動するに越したことはありません。千本檜小屋から大日岳まで1時間。巻道を戻って来るのに40分かかりました。

 駒ケ岳や中ノ岳のどっしりした山容が素晴らしく、いかにも越後を代表する山であることに納得がいきます。何度見ても飽きない眺めです。


上州荒船山登山

2014年09月17日 | 登山

 9月3連休の最後の日に上州荒船山登山を楽しんできました。メンバーは5名。男性2名と女性3名。天気は一日中曇り。

 下仁田駅から乗ったタクシーの運転手さんが、昨日来なくて良かったと言うので、何かと聞いたら富岡製糸場の見学者が9000人も来て大変だったそうだ。こちらのタクシーも風穴へ行くお客さんで、一日中走り回っていたとか。突如起こった世界遺産ブームで、小さな町がテンヤワンヤの大騒動になっているとか。

 内山峠をAM10:00にスタートして、大岸壁の上、艫岩に着いたのが11:50。そして山頂の経塚山に着いたのが12:30.ここまでは標準タイムだったけど、下山は予想外に時間がかかり、三ツ瀬バス停に着いたのが16:30.最終バスは既に行ったあとで、又タクシーを使って下仁田駅に戻って来たという次第。

 この日は登っている人が少なく、荒船山の平坦な山稜を歩いていて前後に人影なし。山頂で1パーティが休んでいて、我々のすぐ後から2パーティが登って来た。

 紅葉にはまだ早く、10月に入らないと無理のようだ。

 一日の散策コースとしては最高の山だと思います。写真は長い平坦な稜線を歩いている最中に撮ったものです。


奥州街道は白河以北の道案内が大変少ないところです

2014年09月12日 | ウォーキング

 奥州街道を歩くについては、色々記録も調べたり、もちろんネットからも情報を得てきましたが、白河までは情報は有り余るほどでしたが、そこから先はグッと少なくなってしまいます。一応幕府が管理していたのが白河までだったこともあるのでしょう。それでもなんとか仙台まで歩き通してきました。写真は奥州街道本郷踏切です。丁度貨物列車が通り過ぎて行きました。

 今年の夏は天候が不順で、行く先々で雨に降られました。今回もまったく同様で、岩沼と名取の間で急に降り出した強雨のために、うまい具合に通りかかった館腰神社に逃げ込んで、雨が過ぎるのを待ちました。しかし広瀬川を渡って仙台市街に入り、旧奥州街道をジグザグに捜し歩く途中から、これまた凄い雨になり全身ズブ濡れになって駅まで歩きました。

 今後さらに盛岡までの歩きがありますが、さて今後のことはまだ決めていません。時間と体力に相談しなければなりません。

 

 


30名の大人数では歩きに時間がかかります。

2014年09月09日 | 登山

 ICI石井スポーツの立山フェスは2日目が室堂から弥陀ケ原までのハイキングでした。このコースはコースのほとんどが木道なので、歩くには問題ないのですが、夜のうちに降った雨が木道を濡らしており、滑り易くなっていました。参加者の中で何人かは滑って転んだようです。

 当初はガスで何も見えない中を歩いていましたが、少し高度が下がってくるとガスも消えて富山の町まで見えるようになってきました。コース中には池糖も多く、すでに始まった紅葉の草紅葉が目を楽しませてくれました。

 コース中の一ノ谷の通過がこのコースのハイライトで、獅子ケ鼻の岩場から一気にクサリにぶら下がって谷底まで降りて、再び登り返すスリルのある道は、ハイキングコースとは言えなかなかレベルが高い。参加した皆さんが口々に、今日のコースは面白いと喜んでいました。

 写真は室堂に近い称名川の源頭になる、沢に架かる橋を渡っているところです。


ICI石井スポーツ立山フェステに行ってきました。

2014年09月08日 | 登山

 9月6日、7日とICI石井スポーツ立山黒部アルペンフェスティバル2014に行って来ましたが、埼玉、東京の天気とは違って、立山は2日間共に良い天気に恵まれて、楽しい登山と温泉と草紅葉の弥陀ケ原散策を楽しみました。

 しかし埼玉から立山室堂まで夜行バスに乗るのは結構シンドイです。が、夜明けの室堂から見上げる立山連峰の眺めは眠気をスッ飛してくれます。

 一の越から雄山への登りは夏の富士山並みの混雑。とにかく落石の危険が高く、なんとか登山道の整備をやって欲しいものです。登りと下りのコース分けも必要でしょう。

 山頂は人が溢れるような状況で、雄山の神社も祈祷の登山者で満杯。それも順番待ち。

 雷鳥沢ヒュッテの温泉は最高です。湯量も豊富でさらに外湯もあって、山に来て温泉三昧とは幸せすぎてバチが当たる。風呂上りのビールも最高でした。

 写真は雄山にある神社で、神主さんもえらく張り切っていました。

 


十曲り峠の石畳は苔に覆われとても滑り易い。

2014年09月03日 | ウォーキング

 中山道は木曾路南端の新茶屋から、有名な十曲り峠の石畳になりますが、雨の多かった今年は、例年以上に青い苔が石の表面を覆っており、非常に滑り易く一歩一歩が緊張の連続でした。2008年に歩いた時よりも明かに苔の着きが多いと感じました。昔の人は草鞋履きだったので滑ることは無かったと思いますが、現代の履物、つまりゴム底の靴は濡れた石や苔の着いたところは滅法弱いのです。

 古代ローマのアッピア街道同様、日本の江戸五街道は当時としては一級の道路だったと思います。石を並べて舗装された道は、ぬかるんだ山道を歩くことを考えれば最上の道だったはずです。たとえ部分的とはいえ、このような道が今も残っていることはやはり素晴らしいことです。歩いていて愚痴も出ますが、400年前から我々の祖先が歩いてきた道を歩けることに感謝しないわけにはいきません。

 


中山道ウォーク第11回は中津川まで歩きました。

2014年09月01日 | ウォーキング

 8月最後の土、日は中山道木曾路は、最後の部分になる須原宿から妻籠、馬籠を経て中津川まで歩きました。やはりこの部分は中山道の中でも、もっとも人気のあるコースなので、参加したメンバーみんなが十分歩きを楽しんだようです。

 須原宿をスタートして、木曾の清水寺とも言われる岩出観音や、天長院のマリア地蔵を見て、道の駅大桑で昼食。そして野尻宿の七曲りを歩いて、十二兼駅で一休み。木曽川の流れが綺麗な柿其渓谷を過ぎたところから雨。ここ三留野宿は7月に笹子沢の土石流で2人が亡くなったところ。南木曾駅を過ぎたところで猛烈な雨になり、他人様のカーポートに逃げ込んで雨宿り。午後4時45分、予定より遅れて今夜の宿である妻籠宿の「坂本屋」さんに到着。宿泊者は我々のみ。

 翌31日は宿を7時に出て、大妻籠を目指すものの結構登りがきつい。男滝、女滝を経由して滝見茶屋 、そして馬籠峠に午前9時20分に到着。これより1時間で馬籠宿に着いて藤村記念館に立ち寄り、さらに永昌寺の藤村の墓にも回って来る。馬籠宿は完全に観光地で沢山の人で賑わっている。新茶屋まで下って昼食を済ますも、ここで又しても夕立に見舞われる。十曲がりの石畳は苔で滑りやすく緊張して歩く。落合宿を通りきつい登りの与坂を登り、ゴールの中津川駅に着いたのが午後2時半でした。

 来月は27日、28日の二日間で中津川から伏見まで歩きます。自分も歩いてみたいと思う方はご一緒にどうぞ。

 写真は妻籠宿の通りの風景です。