山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

所沢市荒幡の富士に行ってみました。

2018年12月29日 | ウォーキング
 江戸時代から明治にかけて富士山信仰が盛んで、あちこちにミニ富士山が造られたようです。荒幡の富士はその中でも最も保存状態が良く、現在でも訪れる人は多いと聞きます。今回は荒幡小学校、ドレミの丘を経て行きましたが、このコースはドレミの丘公園からの展望が良く、所沢の街や奥多摩の山々の眺めが素晴らしいです。写真は北東側から見た荒幡の富士です。


ドレミの丘公園の道です。左に少し荒幡小学校の校舎が見えます。小さいけれど気持ちの良い公園です。丘の上で周辺の景色を楽しみながらお弁当を広げるのもいいでしょう。


ミニ富士の登山道には合目を表す標識があって、チョッピリ登山気分が味わえます。あまりにも間隔が短いので、油断すると見落としてしまいます。


意外に広い山頂には祠があって展望もなかなか宜しいです。


山頂から見る所沢の街です。
荒幡の富士だけが目的であれば、西武狭山線の下山口駅が一番近くて約1キロ程度です。荒幡の富士からはハイキングコースがいくつかありますから、例えば多摩湖や狭山湖を結ぶとか、鳩峯公園や八国山緑地に回ってみるとか色々あります。日の短い冬の時期はこういう手短なところを歩き回るのがベストでしょう。特に私のような後期高齢者には打ってつけです。


南伊豆の高通山は標高519mの低山です。

2018年12月21日 | 登山
 
伊豆半島の山と言えば天城山。誰でも知っている名山です。ところが高通山を知っていて尚且つ登ったという人は少ないでしょう。今月15日に半島ウォークのついでに5名で登ってきました。生憎と天候の方が芳しくなく、雨こそ降らなかったものの雲が低く、富士山を始め遠くの山々を見ることはできませんでした。私達は国道136号の高通公園から登って、雲見入谷に下りました。ほぼ3時間の行程でした。
 東京、埼玉近辺のハイキングを土日に行けば、沢山の登山者でごった返す山もあるくらいですが、高通山では私達以外の登山者はいませんでした。


さいたま山遊クラブ2018年最後のハイキングは飯能の天覧山でした。

2018年12月09日 | 登山
 2018年もアッという間に終わりが近くなってきました。私達のさいたま山遊クラブも今年最後のハイキングということで、飯能の天覧山へ行ってきました。標高195mの低山(むしろ丘と言うべきか)ですが、なかなかこの地方では人気のある山です。今回は東飯能駅から徒歩で天覧山まで行き、そこから更に多峯主山まで足を延ばしました。天気は温かくなると思っていたら、こちらの思惑とは反対に、曇りで気温も上がらず風は冷たくて、気勢も上がらずシズシズと歩いて帰ってきました。


天覧山は明治天皇が、この山から陸軍の訓練を視察されたことでこの名が付いたということですが、そのためか低山の割には良く知られた山です。山頂からは特に南の方面の眺めがよく、白い富士山や、丹沢連峰の眺めが良い所です。この山頂下には小さな岩場があって、若いころは岩登りのトレーニングに足繁く通い、ガイド業時代はゲスト相手にクライミング指導に利用させてもらいました。子供が小さかった頃や、犬の散歩にもよく歩き回った山です。


天覧山と多峯主山は双方が隣り合っており、快適なハイキングコースで結ばれています。紅葉もまだそこそこに美しく、晩秋のハイキングをそこそこ楽しみました。写真は多峯主山の頂上で、西の方の眺めが良い所です。



帰路は飯能河原に立ち寄り、河原でもつ煮込み鍋など作って昼飯を楽しみましたが、流石に人も少なく、閑散とした河原で冷たい風に晒されて、快適とは言えない昼休みと相成りました。


最近の西伊豆で見た感動風景です。

2018年12月04日 | 旅行
 まるでヨーロッパは地中海に面した小さな町を彷彿とさせる眺めです。国道を走る車からは見えない、綺麗な浜を前に隠れたようにひっそりと、寄り添うように集まった家々と青い海。夏は海水浴場として人が集まるのでしょうが、晩秋の季節には人影もなく静かな浜です。場所は忘れました。


松崎と言えば西伊豆ではなまこ壁の家で知られた観光地です。鏝絵で有名な入江長八の長八美術館があります。写真はなまこ壁の家として、観光スポットになっている、中瀬邸前で客待ち中の人力車を撮ったものです。なまこ壁と人力車がピッタリ同化しています。


松崎の那賀川に架かる鏝絵が描かれたときわ大橋です。流石なまこ壁が売りの松崎ならではです。ぶらぶら歩き回るには良い町です。


戸田(へだ)港の夕陽で、自分の好きな港の一つです。12月に入り陽も短くなり、午後4時を回ると辺りは薄暮に包まれてきます。間もなく沈む太陽が水面に映る様はとても寂しく見えます。

典型的ロートルウォーキングクラブ山遊荒川倶楽部で、笛吹峠から物見山のハイキングに行って来ました・。

2018年12月02日 | ウォーキング
 比企丘陵公園内で一番自然が残されている部分と言える、笛吹峠から物見山、岩殿観音のコースを歩きましたが、やはり近年ゴルフ場ばかりか、工場なども進出してきて、車の走る音が煩くなってなってきました。それでもこのコースは人の姿を見ることも少なくて、気軽に自然を楽しめる良い所です。このコースの中間に地球観測センターがあって、そこでゆっくり休憩して後、東松山市市民の森の快適な遊歩道を楽しみながら歩くと、県道脇の標高135m物見山です。広い山頂の東屋の脇に、この山のシンボルである真っ赤に色付いたモミジが一本立っています。ここから眺める関東平野もなかなか良いものです。


物見山の北側、トンネルを潜ると坂東札所10番の岩殿観音です。岩殿山正法寺と称し、奈良時代に建立されたものと言います。ここの見ものは岩の上に根を張った大イチョウです。丁度黄色く色付いた大木の回りには、素人カメラマンがいっぱい張り付いていてカメラをパチパチ。


帰路高坂駅に向かう途中、弁天沼の脇を通るとき、木の枝に止まったカワセミと、赤い欄干に止まって動かないアオサギを見ました。先にもこの沼でカワセミとアオサギを見たから、どうやらこの2羽は、ここに住み着いているみたいです。この沼は別名「鳴かずの池」とも言い、坂上田村麻呂によって退治された悪龍の首を埋めたため、蛙も鳴かない池になったのだそうです。

11月最後の日曜日に秩父丸山へ行って来ました。

2018年12月01日 | 登山
 綺麗に晴れ上がった穏やかな天気の日曜日、さいたま山遊クラブの仲間たちと西武秩父線芦ヶ久保駅から丸山に登りました。写真は丸山の中腹から見た武甲山です。


山頂展望台から見た両神山です。この日は遠く遥かな山々が良く見えて、甲武信岳や三宝山を始め秩父の山々もバッチリでした。


山頂展望台の下は丁度良い休憩場所になっており、登山者が思い思いに場所を定めて、昼の弁当を楽しんでいました。


山頂から大野峠を経由して芦ヶ久保駅に下る途中に、パラグライダーのテイクオフ場があります。そこだけ広く視野も開けていて、眼下には都幾川源流を見下ろし、振り返ると武甲山が大きくふんぞり返っているという、なかなか良い展望台になっていました。


杉やヒノキの森を出ると麓の赤谷も近く、典型的山里風景になってきます。芦ヶ久保駅ももう間もなくです。晩秋の軽い気持ちの良い一日を過ごすことができました。