山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

奥多摩・御前山の檜林

2014年12月28日 | 登山

 12月28日、暮れも押し詰まって奥多摩の御前山へ足慣らしとして、友人の登山ガイドS氏と行って来ました。奥多摩湖から登ったのですが、ほとんど人影も見当たらず、とても静かな気分の良い山を楽しむことができました。もっとも山頂に着いて休んでいる間に、次々に人が登ってきて大変賑やかになってしまいましたが。下山した境橋へのコースでも人一人会うことも無くバス停に着いてしまいました。先日降った雪はひとかかけらも見当たりませんでしたが、西から吹く風は大変冷たいものでした。富士山が真っ白になっていました。

 奥多摩一帯の山は東京都水道局の管理区に入っていて、そのために山林の保護が進んでおり、途中見事な檜林を通ることができます。しかし鹿の食害から若木を守るために登山道途中に柵があって、それを通過するたびに柵の扉を開け、そして元通りにして行く、その作業が結構面倒に感じられました。もっと簡単な方法は無いのかいな。

 御前山の檜、杉は良く手入れがされているので、見事に真っ直ぐに延びた檜の幹が白く輝いていました。手入れの行き届いた檜林は綺麗なものです。

 今日は気分良く山を登ったので、あまり疲れも感じない一日でした。写真はまっすぐ伸びる午前山の檜です。


さいたま山遊クラブ2014年の締めくくりは日和田山でした。

2014年12月23日 | 登山

 今年4月にシニアのための登山クラブとして発足した、さいたま山遊クラブも順調に活動を続け、今日23日に今年最後の山、日和田山に登ってきました。一日中快晴に恵まれて、日和田山から物見山を経て鎌北湖まで無事歩くことができました。

 安全に楽しく山に登ることを目的に歩いていますが、安全にといっても、安全は何も知らないで、ただ山を歩いているだけで出来るものではなく、たとえシニアといえど勉強やトレーニングは必要です。のほほんと後ろから付いて歩けば良いだけのクラブではありませんので、当クラブは本当に山が好きで、前向きに自分の山を考えている人だけを求めています。

 日和田山の中腹から下を見下ろすと、名栗川が円を描いて流れる中に巾着田が見えます。ここは今から1300年前に、朝鮮半島から移住して来た人たちが稲作を始めたところです。今は彼岸花の名所として観光地化してしまいましたが、そんな歴史を持った場所として眺めると、最近の我国と韓国の間がギクシャクしていることに心が痛みます。


中山道ウォークは鳥居本から草津まで歩きました。

2014年12月22日 | ウォーキング

 第15回目は大雪の後、鳥居本宿からスタートして琵琶湖の近くの草津宿まで歩きました。途中武佐宿に着くまでに、雨に見舞われ歩道に残った雪のために足を取られたりしながらの辛いウォークになりました。どの宿場も道が狭い上に車の通行が激しく、初日はとても快適なウォーキングとは言えない一日でした。それでも愛知川宿の無料休憩所の皆さんに、何くれとお世話になってしまい大変有り難かったです。

 翌日は打って変わって素晴らしい青空が広がり、草津までの道は快適でした。野洲まで来ると琵琶湖の向こうに真っ白に雪を被った比良の山並みが美しく、また左の方には近江富士とも呼ばれる三上山が近くに望むことができて、楽しく歩くことができました。道の雪も昨日の雨でほとんど消えてしまい、歩きやすくなっていて大いに助かりました。

 ゴールの草津駅には丁度午後3時に到着して、時間を待たずして米原行きの電車に飛び乗って、米原より新幹線に乗り換えて大宮まで戻って来ました。それにしても今回は疲れました。

 写真は今回のスタート地点である鳥居本宿でのスナップです。

 

 


湯河原幕山の岩場は大盛況

2014年12月14日 | 登山

 冬場の岩登りの練習に向いている幕山は、これから春までに多くのクライマーが訪れます。伊豆は冬になっても比較的暖かいので、フリークライマーには大変人気がある場所です。現在の岩登りはスポーツとして進化してきましたから、本場の岩場には行くことも無く、このような小さなゲレンデで楽しむだけで終っている人も多いようです。私のように岩登りイコール山登りと考えている者には、少々寂しく感じます。


湯河原・幕山のハイキングを楽しみました。

2014年12月11日 | 登山

 12月7日日曜日。埼玉から湯河原まで日帰りで行って来るのは、ちょっともったいない感じがしますが、それなりに楽しいハイキングになりました。

 シニアは正面から登っていくのはいささかきついと、裏側の大石ケ平から大回りで登りました。自艦水から南郷山を往復した後幕山山頂へ。山頂広場には沢山のハイカーがいて、丁度昼飯時とあって皆さんお食事の真っ最中。山頂から見下ろす相模湾と、その先にうっすらと見える三浦半島と大島、そして目の下には真鶴半島と眺望は最高でした。

 幕山は岩登りのゲレンデとして良く知られており、当日も岩場は多勢の子供や若者たちで賑わっていました。今回のメンバーには岩登りなるものを見たことが無い人もいて、下山中に岩場に立ち寄り、練習中の人たちに了解をとって見学させてもらいました。この日は大勢の子供たちが岩に取り組んでいてとても賑やかでした。

 写真は幕山山頂から見下ろす真鶴半島です。


秩父札所巡り24番から27番までを歩いてきました。

2014年12月10日 | ウォーキング

 12月6日は秩父札所の24番法泉寺から25番久昌寺、26番円融寺、27番大渕寺を回りました。秩父は紅葉が盛りを過ぎており、すでに初冬の肌寒さを感じる一日でした。秩父鉄道影森駅から歩き始めて、荒川に架かる巴川橋を渡り、24番法泉寺はやたらに高い階段(116段)を登ってお参りとなりました。25番久昌寺へは山道のような江戸巡礼古道久那みちを歩き、途中秩父錦酒造に立ち寄り、各種酒の試飲を楽しんでいい気分になってしまいました。久昌寺の弁天沼は思ったより大きくて、丁度お昼の時間になっていたので、沼のほとりでお弁当を広げました。

 26番札所円融寺へは再び荒川の柳大橋を渡って影森に戻り、円融寺にお参りをして奥の院の岩井堂はパス。なんせ300段もある階段登りがパスの理由。当日の最終の27番大渕寺に行ったあと、影森駅に戻って解散となりました。今回の参加者は12名。

 写真は25番札所の久昌寺と弁天沼です。

 


中山道醒井宿は何といっても宿場を流れる清流です。

2014年12月05日 | ウォーキング

 中山道の宿場の中で一番好きな宿場が醒井宿です。町の中を綺麗な小川が流れていますが、これが言葉に尽くせないほど美しい清流です。流れに身を任せる梅花藻の上に、赤や黄色のモミジが散りばめられて、まるで人が意図的に作ったと思えるほど絵になっています。流れに沿って建つ民家の風情も目に心地よく、まさに江戸から昭和初期の雰囲気をそのまま今に伝えています。写真はその清流で大根を洗っている、おばあちゃんと孫のスナップです。これも日本の原風景の一つです。


11月29日、30日とかけて中山道河渡宿から鳥居本宿間を歩いて来ました。

2014年12月02日 | ウォーキング

 29日は雨の中を河渡宿から関ケ原宿までを歩き、翌30日は快晴の空の下を鳥居本宿まで歩きました。JR東海道線穂積駅をスタートして、生津、美江寺宿、赤坂宿、垂井宿、関ケ原宿まで行って第1日目が終了。大垣市青墓町で農家のおじいさんから柿を戴いたりと、それなりに楽しい一日でした。関ケ原では宿が無く大垣市まで戻って、駅南口にあるビジネスホテルに宿泊。

 第2日目は大垣から関ケ原まで戻り関ケ原古戦場を往復。山中で常盤御前のお墓をお参りして、今須の寝物語の里を通過。途中のカエデ並木の紅葉が見事でした。八幡神社で古い脱穀機を使って、稲の脱穀をやっているのを見せて貰いました。稲わらは八幡神社のしめ縄作りにつかう物だそうです。柏原は伊吹もぐさが名産。

 梓関所跡を過ぎて名神高速道路と並行に歩き、清流で有名な醒井宿に着いて一息入れながら、写真など撮って30分近くも休んでしまいました。米原ICを過ぎると番場宿で、ここは聖徳太子によって創建されたという蓮華寺に立ち寄って、六波羅探題北条仲時一行のお墓を見て来ました。元弘3年(1333年)ここで集団自決した430人の石塔がビッシリ並んでいました。ついでに番場の忠太郎地蔵さんも見てきました。

 最後に摺針峠から琵琶湖を望み、後は坂道をどんどん下り午後4時20分に近江鉄道鳥居本駅に着いて第14回目が終了しました。

 写真は柏原近くのカエデ並木です。見事なカエデの大木が真っ赤になっていました。