12月28日、暮れも押し詰まって奥多摩の御前山へ足慣らしとして、友人の登山ガイドS氏と行って来ました。奥多摩湖から登ったのですが、ほとんど人影も見当たらず、とても静かな気分の良い山を楽しむことができました。もっとも山頂に着いて休んでいる間に、次々に人が登ってきて大変賑やかになってしまいましたが。下山した境橋へのコースでも人一人会うことも無くバス停に着いてしまいました。先日降った雪はひとかかけらも見当たりませんでしたが、西から吹く風は大変冷たいものでした。富士山が真っ白になっていました。
奥多摩一帯の山は東京都水道局の管理区に入っていて、そのために山林の保護が進んでおり、途中見事な檜林を通ることができます。しかし鹿の食害から若木を守るために登山道途中に柵があって、それを通過するたびに柵の扉を開け、そして元通りにして行く、その作業が結構面倒に感じられました。もっと簡単な方法は無いのかいな。
御前山の檜、杉は良く手入れがされているので、見事に真っ直ぐに延びた檜の幹が白く輝いていました。手入れの行き届いた檜林は綺麗なものです。
今日は気分良く山を登ったので、あまり疲れも感じない一日でした。写真はまっすぐ伸びる午前山の檜です。