山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

さいたま市秋葉の森総合公園ピクニック広場のバーベキュー場がなかなかグーです。

2019年08月27日 | 日記
 去る8月23日に息子と孫そしてカミさんも交えて、上記バーベキュー場を借りて楽しんで来ました。さいたま市が運営するピクニック広場なる所にあって、天然芝が綺麗なサッカー場の脇にあります。ここは世間にあまり知られていないらしく、当日は利用者が我々のみ。サッカー場を始め野球も出来る多目的広場や、遊具広場にも誰もいませんでした。なんでーと、驚くやら拍子抜けするやらで、最初は盛り上がりに欠けるバーベキューパーティでしたが、やはり肉の焦げるいい匂いがしてくると、そんなことはどうでも良くなり、大いに食べることを楽しみました。


 生憎の曇り空だったために、タープを張ってその下でのバーベキューとなってしまいました。


 秋葉と言えば秋葉神社で、名前の通り秋葉の森総合公園は関東総社秋葉神社の裏、北側にあります。秋葉神社は聖武天皇の天平年中(凡そ1250年前)に創建されたと伝えられています。火防、盗難除、家内安全、百難消除、延命長寿の神として関東一円に崇敬され春秋の例大祭には各地より多くの方が参拝に訪れます。と秋葉神社の案内にあります。本殿は大隅流「八ツ棟,三手先作り」と言われる、江戸時代の代表的様式の建築物だそうです。恐らく昔は神社から総合公園まで欝蒼とした森が続いていたと思われます。神社までは埼京線指扇駅から、徒歩10分ほどで行くことができます。


 秋葉の森総合公園入口です。さいたま市在住の人でもここを知っている人は少ないと思います。むしろ以前大宮アルディージャの、練習グラウンドだった所と言えば早いかも知れません。


 そしてバーベキューの後行った先が、上尾市平方の榎本牧場です。ここは荒川サイクリングの定番立ち寄りスポットとして知られています。ここはジェラートが人気です。牛ばかりではなく豚もウサギも山羊、猫、犬などもいて賑やかです。


 このミニブタはテレビにも出演したそうです。この日はゴロンと寝転んで寝ていました。可愛いです。


 搾乳は機械でやっていました。牛が順番に搾乳場に入って来ます。すると搾乳機が自分でオッパイを探り当てて搾乳します。思わず見入ってしまいました。
 やはり牧場はそれなりに匂います。そこは我慢してジェラートをしっかり味わって来ました。
 このコースは私の家から近いこともあって、ほぼ半日のお気楽ハイキングを楽しみました。

熊倉山に登って来ました。

2019年08月24日 | 登山
 熊倉山は秩父山系では遭難の多い所と聞いています。それも道迷いによる遭難が多いとか。標高は1427mとさして高い山でもなく、東京圏では日帰りの山です。ただ奥多摩や丹沢などに較べると、登山者の数は圧倒的に少なく、私が登った今回でも、下山中日野コース途中にある官舎跡で、10名ほどの一団に会っただけです。登山者が少ないことに加え、山頂まで樹木に覆われたこの山は、展望を楽しむなどは無理です。加えて斜度がきつく、特に大肌尾根の城山コースは泣かされます。このコースで道迷いはほとんど無いと思われますが、獣道の多さが気になります。多分猪がメインだと思われますが、登山道と間違えそうなものがいくつかありました。城山コース登山口まで林道を走っていたら、子供の猪が道でフラフラしていましたから、結構猪は多いのでしょう。下山が遅れて暗くなると登山道と獣道の判別に苦労すると思います。地図によっては谷津川林道がまだ登山道として記入されていますが、今は廃道になっていますので、熊倉山の登山道としては城山コースが一番安全でしょう。


 急斜面の杉林の中は獣道が縦横に走っています。夜になると猪などが走り回っているのかも知れません。


 登山道にはこのようなしっかりした道標が設置してありますから、コースを間違えることは無いと思います。支柱の下の方にナンバーが記入されていて、山頂の標識がNo1になっています。この数字が減っていくことで、頂上までの距離も短くなっていくわけです。


 熊倉山山頂です。三角点と山頂の標識が立っています。樹林の中なので展望は無し。南北に細長い山頂の南端に酉谷山への道標があります。登山口から山頂まで私の足で2時間半かかりました。ガイドブックによっては2時間というのもありますが、私の足では無理です。


 下山は日野コースを使いました。こちらの方が傾斜も緩く歩くのは楽です。途中笹平の水場があって、そこの水は冷たくて美味しいです。樹林の中は苔が美しい所もありました。


 道が寺沢の沢床を歩くようになると、渓流と共に小さな滝なども出てきて雰囲気は良くなるのですが、道は荒れており途中何度も沢を渡り返します。丸木橋は完全に朽ち果ててしまったものがあり、実際渡れた橋は2か所のみでした。
 最後に朽ちた丸木橋が2本あり、そのどちらも渡るには危険なので、飛び石伝いに通過しまして、林道に上がったところで登山は終了です。この後未舗装の林道を20分歩き、城山駐車場に通じる、舗装された林道を10分で最初の登山口に戻りました。城山登山口から登り、日野コースの登山口まで4時間半、さらに城山登山口まで30分かかったので、計5時間の行動でした。(休憩も入っています)私にとっては静かでとても良い山行でした。但し恐ろしく蒸し暑い日でした。(登山日8月18日)

追記 55年前埼玉国体山岳部門のコース下見で、浦和渓稜山岳会の先輩Yさんと、秩父鉄道白久駅から谷津川林道を歩いて熊倉山に登りました。その後酉谷山まで歩き奥多摩の日原へ下りましたが、当時熊倉~酉谷の間には藪漕ぎもありましたが、細いながらも道は通じていました。国体前に道が開かれましたが、その後この間を歩く人も減り、一時は廃道同然になってしまいました。
 

川越の伊佐沼庵で手作りうどんを食ってきました。

2019年08月11日 | 日記
 連日の猛暑で流石のカミさんも、昼飯作りの気力も失せて、久しぶりに川越の伊佐沼庵へうどん食いに出かけました。
川越市の東に伊佐沼という大きな沼があり、その傍の古民家が伊佐沼庵といううどん屋さんです。営業時間が午前11時から午後3時までと、昼飯タイムだけの営業なので、のんびり行ったんでは食いっぱぐれてしまいます。駐車場には20台くらいは駐車できます。


 民家をそのまま使っていますので、玄関を入るとすぐ広い土間でその奥が調理場です。近所のおばさん達がせっせと働いています。履物を脱いだら下駄箱に収めて部屋に上がります。席は空いてれば自由に選べます。座卓とテーブルがあって好みの方に席を取ったら、お茶は自分でポットから湯飲みに注いで持って来る、ということになります。


 四つある部屋のふすまや障子を全部取り除いてありますから、結構広い空間になっています。天井は無く真っ黒に煤けた梁が剥き出しになっています。なかなか豪快です。


 今回は熱いつけ汁に冷たいうどんの組み合わせにしました。うどんは太くて腰のある噛みでのある奴で、腹持ちは良いです。これで700円。メニューは多くないので選ぶのに時間はかかりません。途中でトイレに行きたくなっても、昔の農家の作りなので、建物内にトイレはありません。外に出て隣のJA農産物売り場のトイレを使うことになります。ここではカードでの支払いはできません。現金のみ。食った後外に出るとなかなか爽快な気分になります。
隣の農産物売り場で野菜など売っています。手作りパンなどもあります。農産物生産者の顔写真が並べてあって、それぞれ個性のある顔なので楽しいです。
 あまり遠くない所に住んでいるのであれば、食べに行ってみませんか。釣りの好きな人は伊佐沼で釣りもできます。

猛暑を避けて奥多摩の沢で水浴びをしてきました。

2019年08月10日 | 登山
 兎に角クソ暑い。家にいると一日中エアコンと扇風機をかけっぱしでいなければならず、電気代の費用もかさむ。などと貧乏たらしいグチも出る。そこで同行者無しで奥多摩水根沢へ出かけた次第。写真は同沢の最後になる半円の滝です。
 家を出たのも遅く、入渓が10時半になっていたため、この日最後の入渓者ではなかったかと思います。


入渓して間もなく谷が狭まり、最初の3m滝の後に4mの釜を持った滝が現れます。ここはもう思い切って釜の中行くべきなのですが、こちらとしてはまだ濡れたくないので、左の壁をへつって行きました。


 暫く行くと頭上にワサビ田への丸木橋が現れ、その先の小滝に人が群がっています。早くも渋滞にぶっかってしまいました。


パーティのリーダーの了解をとって、上の写真では影になって見えない左から登って、大部隊を追い越しました。総勢18名パーティでした。この時期水根沢にはこのようなパーティが良く入っています。


 水根沢のほぼ中間部です。小さな滝と釜が連続します。ここまで来ると水は平気になり、臍から胸までの水中歩行はプール感覚になります。


 右岸にワサビ小屋が見えます。ここまでの間にも4mのトヨ状滝や、10mの右にカーブする大きな滝があります。


 最後の半円の滝を登れば、この沢の面白い部分は終了です。この半円の滝登攀中に中間部から滑落して、滝壺にドブンしてしまいました。もう完全にバランス能力も体力も最低レベルに落ちています。しかしそこはオトコ。すぐに登り直して面目を取り戻しておきました。75歳と8ケ月。もう沢登りなど止めた方が良いようですね。
 広い河原に出た所で遡行は終了です。ここまで約2時間。飯を食って靴を履き替えて、左岸の登山道を下り午後0時半に駐車場に戻って来ました。良い涼を取ることができました。