山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

新型コロナウィルスのおかげで外出は控えめにとなっていますが、近くのビン沼川には相変わらず釣り愛好家が釣り糸を垂れていました。

2020年03月29日 | 日記
 桜も満開のビン沼川は絶好の花見日和となり、通常なら見物の人たちで賑わうところですが、流石にこの日は釣り人だけがいつもと変わらずのんびりと釣り糸をたれていました。ここの桜は樹齢50年近くの物が多く、枝ぶりも見事なものが揃っているので、川べりに腰を下ろしてお弁当に花見と洒落るには最高です。


 青い空に淡いピンクの櫻花。いいですねー。


 何とも穏やかな釣り風景です。


 土手上に駐車された車が今回もズラッとならんでいました。



 ところが今日(29日)は朝8時前から降り出した雪が辺り一面を白く変えてしまいました。何とも目まぐるしい最近の天気です。

鎌倉街道山の道ウォーク第5回目はJR高尾駅から小田急町田駅までを歩いて来ました。

2020年03月25日 | ウォーキング
 世界中が新型コロナウィルス騒ぎで、世の中が異様な雰囲気になってしまいました。東京オリンピックも延期になりそうだし、海外への旅行もままならない状況になってきました。まさか日本も外出禁止令などが発令されるなんてことにはなるまいな?。そうなったら海外どころか、近隣の山やウォーキングにも行けなくなってしまう。と思うのは心配のし過ぎでしょうか。
 とそんなことも気にしながら、鎌倉街道山の道を引き続き歩くために、電車に乗ってJR高尾駅まで行きました。こんなときに山に行く人は少ないだろうと思っていたら、駅前のバス停には沢山の登山者が列をなしていました。


 今回のコースはJR高尾駅から京王高尾駅高架の下を通って、みころも霊堂の脇を通って行くことから始まりました。最初の写真はそこから町田街道に出るまでの古道です。


 右に拓殖大学の入口を見て坂を下って行くと県道47号に合流してさらに恋路の坂を下り大戸の分岐に出ます。ここで道は二つに分れて、左の町田街道をただひたすらに町田駅を目指して歩きました。


 大戸に通りに面して詩人八木重吉の生家があるのでちょっと立ち寄ってみました。29歳という若さで亡くなったということですが、生家の前の自然石に「このあかるさのなかへ、ひとつの素朴な琴をおけば、秋の美しさに耐へかねて、琴はしずかに鳴りいだすだろう 八木重吉」と刻まれていました。


 法政大学入口の案内を左に見て過ぎると、町田街道左に大賀ハスで有名な円林寺がありまして、門前の両側に立派なお地蔵さんが座っています。ここは寄らずに素通りです。


 行昌寺のすぐ先に夕焼け小焼け発祥の中村家がありました。中には入らず通りから眺めただけです。


 相原十字路を過ぎると僅かに残った旧道の脇に七国古道の案内標識が立っています。七国峠を経て八王子に続く古道ですが、三年前に高麗王若光の道を歩くと銘打って峠を越えて八王子に向かいました。。


 横浜線相原駅手前の長福寺に立ち寄りました。正面の山門に掘られた彫刻が立派です。さらに文殊堂の彫刻が素晴らしので、暫く見入ってしまいました。本堂の天井絵が素晴らしいと聞いていたのですが、中で法事が行われていたため、残念ながら観賞することはできませんでした。


 長福寺の裏山が墓地になっており、そこからは丹沢の大山が正面にあって、良い展望台になっています。



 相原駅を過ぎると旧道の左に茅葺の立派な家がありましたので、ここにも少し立ち寄ってみました。現在も医院として使用されていますが、江戸末期の大型農家ということです。庭も立派でした。この後は時間も無くなりただひたすらに歩いて、午後4時半に町田駅に着きました。
 山ノ道はこの町田で上道に合流して鎌倉に向かうことになります。上道は過去2回歩いていますが、今回も4月、5月の二回に分けて鎌倉まで歩きます。
 


  




15日朝の6時に見た秩父のお山は真っ白でした。

2020年03月15日 | 日記
 昨日土曜日の天気から一変して日曜日の今日は完璧な日本晴れ。荒川土手に登ってみると、秩父や奥武蔵の山々が真っ白に雪化粧していました。まるで美ヶ原から見る北アルプスのような眺めでちょっと感動。しかしこの眺めも昼前には普通の黒い山なみに戻っていました。はかない春の淡雪がもたらした一瞬のプレゼントでした。


 この雪が富士山の麓まで真っ白にしてくれたはずなのに、悔しいことに山頂を少し残しただけで雲に隠れて姿を見ることは叶わず。

葛西用水路ウォーク第2回目です。

2020年03月09日 | ウォーキング
 第1回目を昨年3月に行い、1年を置いて今月7日に第2回目を行いました。葛西用水路は日本三大農業用水路(埼玉東京に跨る見沼代用水、愛知県の明治用水)の一つとされていて、疎水百選にも選定されています。現在は昔の面影は無く、写真に見る通り完全にコンクリートで固められ、味もそっけもない水路に変わり果てています。冬季はほとんど水も枯れ、色んな塵が溜まっていて川辺歩きの楽しみはあまり無いと言った方が良いでしょう。


 当日の天気は曇りで、風こそ無かったものの、一日中気温も上がらず寒い一日でした。前方を行く仲間の会員たちの後ろ姿もあまり元気がありません。


 街道歩きや今回のような河川歩きをやっていると、びっくりするような大きな屋敷に出会うことがあります。この写真などは門の両脇に大きな木が立っており、写ってはいませんが左には年代物の素晴らしく立派な屋敷があります。


 今年は暖冬で3月に入ってまだ日も僅かなのに桜が満開です。ただこれは河津桜なので早くて当然ですが。


 水路脇にこんな長閑な所がありました。山羊牧場?。


 とても人なっこくて可愛いい山羊たちです。柵の間から顔を突き出してくるので、つい手がでてしまい顔を撫ぜ回してやりました。


 岸辺の水仙が満開で、もう春が来ていることを実感させられました。


 今回は東武羽生駅から歩き始めて、鷲宮支所までの約10kmでした。短い距離でしたが天候さえ良かったらもう少し楽しい歩きが出来たと思います。