山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

青梅街道を中奥多摩バス停から小菅村まで歩き、そこから上野原丹波山線を通って丹波山に出ました。

2022年11月20日 | ウォーキング
 19日、20日の2日を利用して、青梅街道大菩薩峠越えをする予定でいましたが、生憎20日の日曜日は天候は悪くなるという予報が出ていて、それでは大菩薩峠越えは厳しいなと考え、小菅村までで止めにしました。JR青梅線も丹波山へのバスも満員でしたが、それも奥多摩湖までで、その後はガラガラになったバスで中奥多摩まで行き、そこからスタートしました。時間は既に9時半に近くなっていましたが、快晴の空の下気分よく歩きだしました。


スタートして10分もしないで奥多摩湖に架かる深山橋に着きました。なかなか立派な橋で渡る途中の眺めも最高。


 渡り終えた所が小菅川の河口で、奥多摩湖周回道路の起点になる三頭橋が架かっています。




 小菅川に沿った道を一人テクテク歩くのですが、周囲の紅葉がまだ頑張ってくれているので、それを愛でながらのんびり歩きました。


 途中で道路山側の擁壁を補修作業中の人たちがいました。ロープにぶら下がってのスリリングな作業を暫く見学しました。




 金風呂という珍しい名前の集落に「すずめのお宿」なる旅館がありますが、長引くコロナ問題で現在休業中の看板が出ていました。道路に面して建つ民宿や土産物屋も殆ど戸を閉めています。


 山の斜面に刈り取った茅の束を、こけし様に面白く作って立ててあります。


 小菅村の村営釣り場ですが、釣り人が竿を伸ばしていました。川底を重機で掘り下げて作った釣り堀です。


 丁度お昼に小菅村役場に着きました。庁舎玄関前のベンチに座って昼の弁当にしました。土曜日とて庁舎は休みで誰もいません。庁舎前に村唯一の信号があります。深山橋からここまで信号は無く、更に今川峠を越えて丹波山まで行く間にも信号はありませんでした。



 大菩薩峠への旧青梅街道に分れて県道18号(上野原丹波山線)に入ると、小菅城址の説明看板がありました。こんな所にもお城があったのか。知らなかったとは言えビックリです。


県道18号の小菅側はこんな道です。道の両側は杉の木がビッシリと立ち並んでいて暗い道です。


 今川峠ですが切通になっています。峠の手前、今川から右に行けば大丹波峠経由で丹波山に下る道がありますが、私は県道をそのまま丹波山まで下りました。


 下って行く途中、正面に熊倉山(だと思う)が見えます。この道はツーリングのバイクが多く、その方面のマニアには良く知られたコースのようです。日光のいろは坂のようにヘアピンカーブが多く、ライダーには格好のトレーニングコースと言えます。


 ずっと下の方に丹波山村が見えます。白い建物は小学校でしょう。


 丹波山村に着きました。村役場の前を通って青梅街道に出るとバス停がありました。到着は午後2時28分。ただし奥多摩行のバスは午後3時51分まで来ません。その間に丹波山温泉のめこいの湯でひと風呂浴びてきました。


 







山遊荒川倶楽部第227回目のウォーキングは目黒不動尊から目黒川に沿って豪徳寺までを歩きました

2022年11月07日 | ウォーキング
 目黒駅中央改札を出て、ご存じあの急坂は行人坂を下ると、でっかい扇のような雅叙園が目黒川の川辺にデンと立っています。その太鼓橋を渡って江戸の昔より老若男女が参詣した目黒不動尊に立ち寄ってみました。日本三大不動尊のひとつとされているだけに、そこいらの不動様とはわけが違うな、ということを確認してきました。ここは天台宗龍泉寺というれっきとしたお寺なのに、なぜか立派な鳥居があって、その両側にはコマイヌ様が睨みをきかせています。


 目黒不動尊の大きな山門


 本堂前の階段下に、薩摩芋収穫祭と大書された幕が張られています。


 長い階段を登ると立派な本堂です。


 本堂裏には銅造大日如来坐像がありました。しかし龍泉寺の御本尊は不動明王です。


 目黒不動尊から再び目黒川太鼓橋まで引き返して、いよいよウォーキングのスタートです。


 目黒川沿いには両岸に桜並木の遊歩道があって、なかなか贅沢な遊歩道です。中目黒橋まで来ると目黒清掃工場の高い煙突が嫌に目につきます。しかし川沿いの桜の紅葉は今が盛り。目の保養になります。


 橋の全てに橋名がしっかり刻まれています。お陰で自分たちが地図上のどこにいるのかが良く分かります。


 目黒川には餌の小魚を求めて色々な鳥たちが来ています。私が目にして名前を知っているものだけでも五種類の鳥たちが集まっていました。


 目黒川は烏山川と北沢川の合流点までたった8キロしかなく、その手前600メートルは暗渠になっています。私たちは河口から歩いていませんから、実際歩いた距離はずっと短くなります。両川の合流地には立派な標石が立っています。暗渠になった部分は人工の小川が流れ、その両岸には各種の花が植えられていて、なかなかいい雰囲気の遊歩道になっています。


 これは遊歩道の途中で見た季節外れの桜の花です。






 目黒川から北沢暗渠の遊歩道を楽しんで、お昼少し過ぎに羽根木公園に着いて昼の弁当タイムをとりました。黄色に化粧した銀杏が奇麗で、近所の家族連れがのんびりくつろいでいました。結局この日は小田急の豪徳寺駅まで歩いて終わりとしました。本当はもっと先の京王線桜上水駅まで行くつもりでした。