未丈ケ岳1552,8mは奥只見の真っただ中にあって、関東から行くには朝立ち日帰りをやるには些か遠すぎます。それで23日午後4時に家を出てナキ沢口を目指して車を走らせました。西高東低となってあちこちの山からは雪山情報が流れてきます。出発前から雨が降り続き、新潟方面の天気もあまり思わしくない様子だったのですが、なにせ標高が1500mちょっとで奥多摩の三頭山程度だから、例え降っていたとしても大したことはなかろうと思い出発した訳です。
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小出から国道352号を走り折立からシルバーラインに入り、湯ノ沢トンネルと黒又トンネルの継目にあるナキ沢口作業用出入り口に着いて、重いシャッター押し上げて外に出るとそこが登山口。到着は午後7時30分でした。少し入ると駐車スペースがあり、そこで仮眠をとりました。
24日起きてみたら車が5台ほど増えていました。まだ雨は降っていたのですが、午前6時に私も出発しました。ナキ沢に沿った道は結構悪いトラバースがあったり、渡渉個所も2ケ所あり靴も濡れてしまいました。黒又川の本流になるみかぐら沢に架かる、鉄で作られた橋に着いたのが午前6時45分でしたから距離の割には時間がかかりました。上の写真がみかぐら沢に架かる橋です。こんな所に鉄の橋とはと驚きました。
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鉄橋から見下ろすみかぐら沢の流れです。
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橋を渡るとすぐに痩せ尾根の登りが始まり、徐々に見晴らしも良くなり、雲が巻いていますが荒沢岳が見えてきました。既に白く雪化粧をしています。
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花崗岩の痩せ尾根の快適な道を行きます。この細い稜線に見事な松が並木道のような景観を作り出しています。
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紅葉の尾根の先に越後三山の山肌が雲の下に見えています。
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かくも見事な松の木が稜線のど真ん中に堂々と突っ立っています。
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浅草岳の方面です。まだ雲が低く山を特定できません。
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越後駒ケ岳の方ですが稜線に雲がかかり姿が現れてきません。ただ雪は標高1000m近くまで降りて来ているようです。
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974mピークまではこのような良い道が続きます。
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974mピークから松ノ木ダワの鞍部まで下り、そこから頂上まで急登に変わり1200m付近から雪が現れ始めました。
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先登者の足跡からみて積雪は5センチくらいです。
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紅葉の尾根先に雲がかかった未丈ケ岳が見えます。
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流石に豪雪地帯だけあり、大きなブナの木も雪の圧力で曲がっています。
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頂上が近くになるにつれて、急傾斜の道は雪のために登りにくくなり、一部に大変悪く感じる所がありました。特に短いけれどもトラバース混じりの登りではそうでした。下りにはロープが必要になるかも知れないとちょっと気になりました。
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山頂にほぼ近い所から見た荒沢方面です。
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こちらは越後駒ケ岳です。なかなか雲が切れてくれません。
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未丈ケ岳山頂に午前10時10分に着きました。私を追い越して先に着いていた若い男女二人に撮ってもらったものです。逆光で映りが良くありません。この時点で雲が切れ山頂は明るくなりましたが、周囲の山には相変わらず雲がかかり、期待の山頂からの眺望を楽しむことは出来ませんでした。寒いので山頂には5分ほど居ただけでさっさと下山に移りました。
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下山途中974ピークから見た荒沢岳(上)と越後駒ケ岳(下)です。
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再びあの嫌なナキ沢沿いの道を歩いて登山口に戻って来たのが午後1時37分でした。予想していた下山時刻よりも1時間早い下山でした。振り返ると晴れあがった空の下に今登って来た未丈ケ岳が見えていました。結局この日の登山者は20名くらいいたと思います。
帰路高速が混んでいて帰宅は午後7時40分になってしまいました。
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小出から国道352号を走り折立からシルバーラインに入り、湯ノ沢トンネルと黒又トンネルの継目にあるナキ沢口作業用出入り口に着いて、重いシャッター押し上げて外に出るとそこが登山口。到着は午後7時30分でした。少し入ると駐車スペースがあり、そこで仮眠をとりました。
24日起きてみたら車が5台ほど増えていました。まだ雨は降っていたのですが、午前6時に私も出発しました。ナキ沢に沿った道は結構悪いトラバースがあったり、渡渉個所も2ケ所あり靴も濡れてしまいました。黒又川の本流になるみかぐら沢に架かる、鉄で作られた橋に着いたのが午前6時45分でしたから距離の割には時間がかかりました。上の写真がみかぐら沢に架かる橋です。こんな所に鉄の橋とはと驚きました。
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鉄橋から見下ろすみかぐら沢の流れです。
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橋を渡るとすぐに痩せ尾根の登りが始まり、徐々に見晴らしも良くなり、雲が巻いていますが荒沢岳が見えてきました。既に白く雪化粧をしています。
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花崗岩の痩せ尾根の快適な道を行きます。この細い稜線に見事な松が並木道のような景観を作り出しています。
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紅葉の尾根の先に越後三山の山肌が雲の下に見えています。
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かくも見事な松の木が稜線のど真ん中に堂々と突っ立っています。
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浅草岳の方面です。まだ雲が低く山を特定できません。
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越後駒ケ岳の方ですが稜線に雲がかかり姿が現れてきません。ただ雪は標高1000m近くまで降りて来ているようです。
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974mピークまではこのような良い道が続きます。
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974mピークから松ノ木ダワの鞍部まで下り、そこから頂上まで急登に変わり1200m付近から雪が現れ始めました。
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先登者の足跡からみて積雪は5センチくらいです。
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紅葉の尾根先に雲がかかった未丈ケ岳が見えます。
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流石に豪雪地帯だけあり、大きなブナの木も雪の圧力で曲がっています。
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山頂にほぼ近い所から見た荒沢方面です。
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こちらは越後駒ケ岳です。なかなか雲が切れてくれません。
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未丈ケ岳山頂に午前10時10分に着きました。私を追い越して先に着いていた若い男女二人に撮ってもらったものです。逆光で映りが良くありません。この時点で雲が切れ山頂は明るくなりましたが、周囲の山には相変わらず雲がかかり、期待の山頂からの眺望を楽しむことは出来ませんでした。寒いので山頂には5分ほど居ただけでさっさと下山に移りました。
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下山途中974ピークから見た荒沢岳(上)と越後駒ケ岳(下)です。
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再びあの嫌なナキ沢沿いの道を歩いて登山口に戻って来たのが午後1時37分でした。予想していた下山時刻よりも1時間早い下山でした。振り返ると晴れあがった空の下に今登って来た未丈ケ岳が見えていました。結局この日の登山者は20名くらいいたと思います。
帰路高速が混んでいて帰宅は午後7時40分になってしまいました。