山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

山遊荒川倶楽部の定例ウォークが半年の間を置いてやっと再開されました。

2020年09月06日 | ウォーキング
 新型コロナによって活動を停止していた期間が予想を大幅に上回り、やっと9月5日になって再開となりました。ところがこの夏の猛烈な暑さが未だに衰えず、この日も33度まで上がる熱暑で、我々高齢者にとっては些かきつい一日になってしまいました。しかし12名の参加者は皆元気で、予定コースをほぼ予定通りに歩き切りました。
 今回はさいたま市の見沼用水東縁を、武蔵野線東浦和駅を出発して、見沼通船堀公園、鈴木家住宅を経由することから始めました。上の写真は見沼通船堀公園への入り口の部分です。


 このような竹林の中を進みます。


 通船堀公園を出て見沼代用水工事に深く関わった、現在も残る鈴木家住宅にも立ち寄りました。


 鈴木家の由来が記された説明板が立っています。


 見沼通船堀が復元されています。


 見沼代用水に沿って花卉農園が広がっています。が今は昔に比べると花卉農家はずっと少ないそうです。


 武蔵野線に近い所に川口自然公園があって、公園内の池には釣りを楽しむ人たちがいました。


 代用水沿いの道は概ね木立も多く、木陰を歩く快適な道ですが、時折車道を歩かねばならない部分があります。日陰のない道は強烈な太陽の照り付ける道で、アスファルトの照り返しも強く、酷暑のウォーキングの辛さが骨身に応えます。


 時折現れる花卉農園の花が慰めになります。


 大崎公園の緑の芝生と、大きな木々たちの木陰は大汗をかいた体には天国のようなところです。


 新見沼大橋有料道路の下を通って行きます。この上に料金所があります。


 昼休みは國昌寺内の東屋でとりました。有形文化財に指定されている山門には大きな菊の紋章がバッチリはめ込まれています。


 この東屋は風の通りも良く、休憩にはもってこいの場所です。


 この後は個人の敷地内の小道を通って、緑のトラスト第1号地沿いに森を抜けて行きます。前方のサルスベリの赤い花は、何とも真夏の暑苦しさを増幅させる色です。


代用水脇の鎮守の森の中に鷺神社があり、少しの休憩のために立ち寄りました。古い神社です。


 神社内の森の中を通り抜けて行きます。子供の頃毎日のように通って遊んだ故郷の神社に似ていて、懐かしいにおいがしました。


 間もなく見沼自然公園に到着です。


 公園内の大きな沼には水連も咲いていて、周囲を取り囲む木々の姿が水面に映り、良い雰囲気の自然公園でした。


 池を我が物顔に泳ぎ回る大きな鯉たちも見ものの一つです。


 そして今回のゴールである鷺山記念公園に着いて終了しました。野田の鷺山の面影は今は全く消え失せて、普通にある公園になっています。50年前には数えきれないほどの鷺が営巣しており、それを見学するための高い櫓までありました。
 記念館の玄関前に大きな木彫りの象が置いてあります。直径が3m以上もある大木から、6年以上もかけて彫りだした物だと説明がついていました。どうもこの公園にはそぐわないように思いますが。