秩父往還はまだ一度も通しで歩いたことは無く、今回改めて熊谷から山梨県の青梅街道との合流点まで歩いてみることにしました。
まず高崎線熊谷駅東口に降りて、駅前にある熊谷直実の銅像を見て中山道に出て北へ向かいます。
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広い通りの国道17号の右奥に熊谷宿の氏神様である高城神社が見えてきました。何でも平安時代の創建と言われ、又熊谷直実の氏神様でもあります。
素通りするのも申し訳ないので立ち寄ってお参りしておきました。
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なお17号を北へ向かうと熊谷唯一のデパート八木橋です。正面アーチの入り口を旧中山道とデパートが共有しています。デパートを突き抜けた先が北口玄関です。
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デパート南口前が有名な熊谷直実の菩提寺である熊谷寺(ゆうこくじ)への参道です。一応山門前まで行きましたが、檀家でない一般人は自由に立ち入ることは出来ませんので、見学を希望する人は受付で申し込んでください。ということで私は門前から引き返してきました。
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こちらが八木橋デパートの北口玄関です。ちゃんと旧中山道と表示されています。
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旧中山道は写真のように約500mほどが残っていますが、すぐに17号国道と一緒になってしまいます。
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旧中山道や秩父往還を歩いた人であれば、良くご存じと思われる秩父道道標が「寶登山道」「ちゝぶ道」「しまぶへ十一り」の3基が置かれています。目印になる分岐の歩道橋は現在補修中で防護シートで覆われています。
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上越新幹線下を抜けると左に赤城神社があって、そこには富士塚がありました。江戸時代には富士講が盛んであちこちに富士塚が造られたといいます。こちら埼玉でも良く見かけますが、この往還沿いにもこうして残っているのですね。
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秩父往還は他の街道同様車時代になると、改修が繰り返され幅も広くなり、直線化されて道路わきにあった馬頭様や地蔵尊が廃棄されたり、移動してしまったりと、悲しい運命になってしまったものが沢山あります。それでも僅かに残った旧道脇に今も細々と立っているのを見つけると嬉しくなってしまいます。
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これも珍しい煙り出しの付いた大きな家がありました。秩父は絹織物の名産地。北関東の農家では蚕を飼っていた農家が多く、その名残の家がまだ残っています。
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上越新幹線の高架下に秩父の両神山が左の方に見えています。寄居が近くなるまでこの山は進行方向に特徴のある姿を見せていました。
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大麻生周辺は視界が大きく開けていて、雪化粧をした浅間山を望むことができました。
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田んぼの脇にこんな蕎麦屋の看板がありました。
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丁度お昼になったところで秩父鉄道の明戸駅に着いて、外はとても寒いことから駅舎の中に入れてもらい昼食にしました。ついでにトイレも借りることが出来て大助かりでした。たった一人の駅員さんは何くれと親切で楽しい30分の休憩でした。
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待合室の壁にこんなお知らせがありました。秩父鉄道も3月12日からPASMOが使えるようになるのです。
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武川を過ぎて永田まで行くと荒川六堰が左に見えますのでちょっと寄り道。今は重忠橋が出来て対岸まで車で渡ることが出来ます。昔水争いが絶えず、そのために六つの堰が造られて、関東平野の田んぼに広く水が行きわたるようになったとか。この重忠橋を渡った先に肩に愛馬を背負った重忠像があります。
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重忠橋の近くにこんな大きな馬頭観音が立っていました。
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小前田の長善寺には相当に古い石仏や仏塔が残っています。関心のある方は立ち寄ることをお勧めします。
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254バイパスの歩道橋を渡ると寄居の街に入ります。バイパスはこの先で二つに分かれ、右に行けば群馬県藤岡です。
熊谷駅を午前9時に出発して寄居駅着は午後3時40分でした。途中の道草が多かったので予定到着時間を1時間もオーバーしてしまいました。
次回の日程は決めていませんが、寄居から釜伏峠を越えて札所1番の四萬部寺までを予定しています。
まず高崎線熊谷駅東口に降りて、駅前にある熊谷直実の銅像を見て中山道に出て北へ向かいます。
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広い通りの国道17号の右奥に熊谷宿の氏神様である高城神社が見えてきました。何でも平安時代の創建と言われ、又熊谷直実の氏神様でもあります。
素通りするのも申し訳ないので立ち寄ってお参りしておきました。
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なお17号を北へ向かうと熊谷唯一のデパート八木橋です。正面アーチの入り口を旧中山道とデパートが共有しています。デパートを突き抜けた先が北口玄関です。
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デパート南口前が有名な熊谷直実の菩提寺である熊谷寺(ゆうこくじ)への参道です。一応山門前まで行きましたが、檀家でない一般人は自由に立ち入ることは出来ませんので、見学を希望する人は受付で申し込んでください。ということで私は門前から引き返してきました。
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こちらが八木橋デパートの北口玄関です。ちゃんと旧中山道と表示されています。
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旧中山道は写真のように約500mほどが残っていますが、すぐに17号国道と一緒になってしまいます。
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旧中山道や秩父往還を歩いた人であれば、良くご存じと思われる秩父道道標が「寶登山道」「ちゝぶ道」「しまぶへ十一り」の3基が置かれています。目印になる分岐の歩道橋は現在補修中で防護シートで覆われています。
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上越新幹線下を抜けると左に赤城神社があって、そこには富士塚がありました。江戸時代には富士講が盛んであちこちに富士塚が造られたといいます。こちら埼玉でも良く見かけますが、この往還沿いにもこうして残っているのですね。
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秩父往還は他の街道同様車時代になると、改修が繰り返され幅も広くなり、直線化されて道路わきにあった馬頭様や地蔵尊が廃棄されたり、移動してしまったりと、悲しい運命になってしまったものが沢山あります。それでも僅かに残った旧道脇に今も細々と立っているのを見つけると嬉しくなってしまいます。
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これも珍しい煙り出しの付いた大きな家がありました。秩父は絹織物の名産地。北関東の農家では蚕を飼っていた農家が多く、その名残の家がまだ残っています。
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上越新幹線の高架下に秩父の両神山が左の方に見えています。寄居が近くなるまでこの山は進行方向に特徴のある姿を見せていました。
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大麻生周辺は視界が大きく開けていて、雪化粧をした浅間山を望むことができました。
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田んぼの脇にこんな蕎麦屋の看板がありました。
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武川を過ぎて永田まで行くと荒川六堰が左に見えますのでちょっと寄り道。今は重忠橋が出来て対岸まで車で渡ることが出来ます。昔水争いが絶えず、そのために六つの堰が造られて、関東平野の田んぼに広く水が行きわたるようになったとか。この重忠橋を渡った先に肩に愛馬を背負った重忠像があります。
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重忠橋の近くにこんな大きな馬頭観音が立っていました。
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小前田の長善寺には相当に古い石仏や仏塔が残っています。関心のある方は立ち寄ることをお勧めします。
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254バイパスの歩道橋を渡ると寄居の街に入ります。バイパスはこの先で二つに分かれ、右に行けば群馬県藤岡です。
熊谷駅を午前9時に出発して寄居駅着は午後3時40分でした。途中の道草が多かったので予定到着時間を1時間もオーバーしてしまいました。
次回の日程は決めていませんが、寄居から釜伏峠を越えて札所1番の四萬部寺までを予定しています。