山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

熊本の地震被災地に集まったボランティア達です。

2016年05月31日 | 日記

 5月22日から熊本の地震被災地の、災害ボランティアとして少しだけお手伝いに行って来ました。自分が手伝った場所は御船町と熊本市内でした。今なおブルーシートが懸けられた家々が多く、これからの雨のシーズンが思いやられます。

 写真は熊本市辛島町の、辛島公園地下通路のボランティア集合場所風景です。ここで受付が行われ、地上のバスターミナル隣の広場で班分けが行われ、各班がそれぞれ被災者のお宅へ出かけて行くのです。まだまだ手が足りない状況が続くようです。

 さいたま市から熊本までは本当に遠いです。荷物が多いので車で行きましたが、片道1300km以上の道程です。幸い高速道路料金は災害ボランティアの料金免除のシステムがあって、それを利用させてもらいました。ただし燃料代までは出してもらえません。

 現地生活はテントと車でした。スーパーやコンビニは普通通りにやっていて、買い物には全然不自由しませんでした。お風呂も熊本市ではボランティアは無料になる風呂があって助かりました。駐車場も町の中心にありながら、熊本城南側二の丸にボランティア専用の場所があって無料でした。

 正直、東北の地震と津波被害の方がスケールが大きくて、ボランティアとしても辛かったけれど、やりがいがありました。


ゴールデンウィークの志賀高原横手山の樹氷

2016年05月10日 | 旅行

 国道292号を越後飯山を経由して、志賀高原を越えて草津温泉に下りましたが、稜線の樹氷の美しさに感動しました。前夜の雨が森の木々に白い花を咲かせたのです。ゴールデンウィークを志賀高原で楽しんだ人たちには、都会の人工的な色彩とは違った、異次元の色に見えたでしょう。


残雪の妙高山の眺めは実に見事です

2016年05月10日 | 旅行

 北国街道の新井宿から望む妙高山は、まだ深い雪に覆われて眩しく光輝いています。現在の国道18号から望む妙高山とは違い、北国街道から見るそれはまったく別物です。上杉謙信がいつも見ていたであろう、妙高のお山そのものがそこに鎮座増しましています。辛い戦の帰りに見上げる妙高のお山は、越後の武将たちに生きて帰れた喜びと、明日への希望を抱かせたと思います。この風景を毎日見ることのできる人たちが羨ましいです。


ゴールデンウィーク最後の日曜日は秩父の四阿屋山へ行ってきました

2016年05月09日 | 登山

 夏日となった8日には9人のメンバーで、両神山の末端にある四阿屋山に登ってきました。雲ひとつ無い快晴の一日を楽しく過ごすことができました。

 下山後は麓の薬師の湯で汗を流して帰ってきました。しかしここで2時間もバス待ちをやるハメになり、電車、バスを使った山登りの不便さを知りました。

 この山は山頂近くが急な岩場混じりの道になっているので、低山だからと気を抜くとえらい目に遭います。気をつけましょう。写真は頂上下の登山道を行く我々のパーティです。


鎌倉の大仏には沢山の人が来ていました。

2016年05月09日 | 旅行

 補修の終わった鎌倉大仏まで回って来ました。そこには日本人はもとより沢山の外国人観光客の姿も見られました。このところどこへ行っても外国人の姿を見ますが、特に鎌倉などは多いようです。

 旧中山道を歩いているときも、四国八十八ケ所を歩いているときも外国人を見かけました。今日本に興味を持つ人が沢山いることが良く分かりました。我々のような薄汚いザックを背負った輩は鎌倉には似合いません。


鎌倉の坂東33観音巡りの内、1番杉本寺、2番岩殿寺、3番安養院、4番長谷寺と回ってきました。

2016年05月08日 | ウォーキング

 ゴールデンウィークも後半に、鎌倉の1番から4番までの観音巡りをやって来ました。唯々とにかく人が多くて大変です。

1番、2番は鎌倉駅から山の方へ離れているため、人も少なく静かで古都の雰囲気を残しています。どちらも長い階段があって、足の弱い人や悪い人には過酷な所です。また1番から2番に向かうコースには、江戸巡礼道が一部残っていて、よほどこの近辺を歩き回っている人でなければ、知っている人はいないと思います。住宅地と山林が混在しており、さらにすぐ近くは米軍池子地区になっています。

 既に観光地化してしまっている鎌倉では、各札所で敷地内に入るたびに、金を取られることに些かビックリしました。長谷寺など300円も取るのです。鎌倉の大仏でも200円取られました。

 写真は1番杉本寺と2番岩殿寺の中間にある、巡礼古道を登っているところです。 


北国街道を長野善光寺から黒姫駅まで歩きました。

2016年05月01日 | ウォーキング

 昨年11月に善光寺まで辿り着き、12月から今年の3月までは残雪を心配して一時休戦にしました。4月になってやっとゴールデンウィーク最初の日曜日を使って、善光寺から柏原宿の黒姫駅まで歩きました。日本の歩きたい道百選にもなっている道だけに、歩くことの楽しさを満喫した一日でした。

 長野駅から善光寺まではバスに乗って手抜きして、善光寺大門からスタートしました。北国街道はこの善光寺からの始まりが大変解りにくく苦労するところです。簡単で良いから案内板でも付けて欲しい。新町宿に入ると後は判りやすくなり、昔の街道の面影を残す通りが続き、さらに田子池を過ぎてからは、周囲の景観の素晴らしさと、各宿場の家毎の庭の植木の手入れの良さに感動しながら歩きました。丁度リンゴの花が咲き始め、丘の斜面が白く彩られ、新緑の淡い緑と山桜の薄いピンク、さらに今丁度満開の八重桜も混じって、日本の山里の素晴らしさを満喫しました。

 豊野の三本松から天候が変わり風も出て気温も下がり、目の前の妙高山も雲に覆われて見えなくなってしまいました。そして落影から雨になりましたが、雨具を着た途端止んでしまいました。柏原の一茶旧宅に立ち寄ってゴールの黒姫駅には午後3時20分に着きました。

 写真は徳間宿にある石の道標で、後ろのおばあさんの家の角に立っています。左北国街道と掘ってあるのが読めます。