山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

群馬の子持山へ行ってきました。

2016年04月25日 | 登山

 子持山は渋川の北にあって、最近は結構登る人も多いようです。岩登りに来る人も多く、特に獅子岩は人気です。地元の人が10年ほど前から急に登山者が増えたと言っていました。

 さいたま市は朝方強い雨が降っていましたが、渋川では晴れていました。100キロほどしか離れていないのに随分違うものですね。子持神社の少し上の7号橋登山口から登って、屏風岩の下を通り獅子岩のてっぺんに登ったり。そんなことで時間を食い、昼飯は山頂でと思っていたのが、その手前になってしまいました。下りは大ダルミから7号橋に戻る一番楽なコースをとりました。しかし大ダルミまではすごい急斜面で、下手をすると滑って転んでしまいそうな道でした。コースは良く整備されているので、だれでも楽しんで歩いて来れますが、最近は事故も増えてきているようです。

 渋川では良い天気だったのに、山に入ると雲ってしまい、獅子岩からも山頂からの期待の展望はまったく無し。しかし子持神社までの山麓は今八重桜が満開で、新緑と併せて目を楽しませてくれます。秋もいい所なのでおお勧めします。写真は大ダルミ近くの稜線です。

 


土砂降りの天城越えになりました。

2016年04月18日 | ウォーキング

 とにかく物好きです。天気予報では確実にひどい雨になると言っているのに出かけました。水生地下でバスを降りた時からひどい降りでした。その中を旧天城トンネルまで行きました。上の写真がそのトンネル前で撮ったものです。その後河津七滝を見て出合茶屋で、猪どんぶりやうどん汁など食って、下田まで雨の中を歩いたのです。そのうちとうとう一名がリタイヤして、稲梓駅から帰ってしまいました。そして我々が下田駅に着いたのが午後6時半でした。楽しんだのか辛かったのか訳の分からない一日でした。熊本では大地震で苦しんでいるときに、我々馬鹿者は以上のようなことにウツツヲ抜かしておりました。本当に馬鹿です。


上州武尊山は日帰り春山登山に最適です。

2016年04月14日 | 登山

 本格的な冬山シーズンが終わって、4月に入ると気温も上がり陽も長くなってきます。この時期は上越の山々もずっと登りやすくなって、特に上州武尊山は日帰りの雪山を楽しむには打ってつけです。

 川場スキー場からスキーリフトを利用して沖武尊山を往復する、というのが一番良い方法です。天気さえ良ければきっと楽しい雪山登山になるはずです。写真は剣ケ峰山頂でバンザイの図です。


北国街道を長野善光寺から黒姫高原駅まで歩いてみました。

2016年04月03日 | ウォーキング

 北国街道は別名善光寺街道とも言われますが、それより重要な役割は幕府の御金荷の輸送路であったことです。佐渡の金山で産出された金は、出雲崎から高田を経て江戸へ運ばれたのです。北国街道豊野の三本松からは正面に妙高山が望まれます。今なお雪を被った山容はまだまだ厳しい冬山の装いです。昔雪の季節にこの道を行くのは大変なことだったと思います。

 黒姫駅近くの街道沿いに、小林一茶の旧宅があります。日本人なら誰もが知っているあの小林一茶です。その旧宅は人の住む家ではなく土蔵です。ひと間しかない暗い室内に囲炉裏がひとつ。こんなひどい土蔵の中で生活をしていたのかと、思わず涙が出てきました。人は何のために生きるのか。若いころバカバカしいほど悩んで考えたことが、またぶり返してきました。

 写真は三本松と妙高山です。