山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

八ヶ岳真教寺尾根と県界尾根

2013年05月31日 | 登山

 30日日帰りで八ヶ岳真教寺尾根を登り、県界尾根を下降してきました。

 関東も例年より早く梅雨に入ってしまい、鬱陶しい空模様の中、あの長い真教寺尾根を登りました。牛首山を越えるまでは青空も見える天気で、気分良く登っていたのですが、2,500mを越えた辺りから雨になり、併せて風も強くなってきて、こりゃ最悪だなと思っていたら、雨は長く続かずクサリ場の途中から止んでくれた。

 岩場の部分に残雪は無くほとんど夏場と同じ。ただし浮石が多く注意が必要。山頂に立っても眺望はゼロ。県界尾根は下降の始まりから岩場には雪は無く夏同様だが、やはり這松やダケカンバが出てくる辺りからルートに残雪が出てきて、ルンゼ状になった部分ではロープを使用。懸垂2回を行いました。

 雪のある時期は県界尾根はむしろ真教寺尾根より悪く、5月いっぱいはアイゼン、ピッケル、ロープは必要です。

 登り始めた時間も遅かったせいもあり、県界尾根登山口に降りついて、遂にヘッドライトを出しました。この二つのコースを日帰りで行く場合、かなりの重労働になります。特に残雪のあるこの時期は一泊した方が良さそうです。


6,7,8月の山の相談室日程とネパールエベレスト街道から

2013年05月28日 | 登山

さいたま市のマスコットのヌゥー君も一緒でした

 アマダブラムを背にして

ナムチェバザールのヒラリースクールにあるヒラリー卿の銅像

チャンボチェ寺院の壁画は相当にエロイ

ICI石井スポーツ大宮店で行われている「山の相談室」の6,7,8月の日程です。

6月10日(月)、24日(月)

7月 8日(月)、22日(月)

8月12日(月)、26日(月)

 午後6時から7時半まで。相談料は無料です。地図の読み方、天気のこと、登山技術全般何でも結構です。予約不要。

 技術指導、コース案内などご要望に応じます。(有料)

 

     


北八ケ岳・天狗岳登山に行ってきました

2013年05月27日 | 登山

 ICI石井スポーツ大宮店と川越店合同の北八ヶ岳・天狗岳に登山を楽しんできました。5月25日、26日は風も無く好天に恵まれて、遠く北アルプスまで見えました。

 ゴールデンウィークが終わると山はしばらく静かになります。今回も泊まった山小屋は我々以外に数人しかおらず、広い部屋に悠々と寝ることができました。

 登山道にはまだ残雪があり、軽アイゼンが活躍しました。中でも中山峠直下のミドリ池への下りは傾斜もきつく、安全を期してロープを張りました。

 今回のコースは白駒池~ニュウ~中山峠~黒百合ヒュッテ(泊)~東天狗岳往復~中山峠~ミドリ池~稲子湯でした。

  東天狗から見た硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳です


三浦雄一郎さんがエベレストに登頂

2013年05月24日 | 登山

 80歳でエベレストに登頂した三浦雄一郎さんは偉い。ただし相当お金もかかったようですが。現在エベレストに登りたかったら700万円ほど出せば登れるそうです。登ってみますか。

 三浦さんが登ったことで又オールドパワーが爆発して、われもわれもに為らなければよいのですが。とにかく今日本では中高年の遭難が多いのです。

 下の写真は昨年私がアマダブラムへ行った折、キャラバンの途中から撮ったエベレストです。中央の白煙が上がっているところがエベレストで、右端はローツェです。上の写真はアマダブラム登山中のもの。

 


日光街道第7回目(最終回)が終了しました

2013年05月22日 | ウォーキング

 旧日光街道ウォークが5月19日をもって無事に終了しました。昨年11月23日に東京日本橋をスタートしてから、やっと7ケ月目に目的地の日光東照宮にたどり着いたのです。

 第7回は大沢交差点がスタート地点です。その後日光に着くまでずっと杉並木を歩きました。江戸、明治、大正、昭和そして平成の現在まで、500年近くを経てもなお立ち続ける巨木達。第二次世界大戦の物資不足の中、良く切られもせずに残ってきたものだ。ただ惜しむらくはこの杉並木の中を自動車が走っていること。何とかならんのか。腹がたつ。

 東照宮もそれは立派で凄いものです。でも私から見ればこっち杉並木の方が立派で貴重な文化遺産だと思っています。いつまでもこのままであって欲しいものです。

 9月から日光街道の続きともいえる奥州街道ウォークを始めます。日程その他は追ってこのブログに掲載します。多くの方の参加を希望します。

 日光街道の終点は神橋です。その前でみんなで撮りました。

 

 


渡良瀬川遡行第3回目です

2013年05月21日 | ウォーキング

 5月18日は大変暑い一日でした。渡良瀬川遡行も第3回目。東武足利市駅から、渡良瀬川右岸の自転車道を、渡良瀬渓谷鉄道大間々駅までの約21kmを歩きました。

 兎に角暑い一日でした。この時期に気温が30度以上に上がるなど、地球はどうかしています。

 次回は6月22日です。関心のある方はどうぞ一緒に歩きませんか。集合は22日午前9時に渡良瀬渓谷鉄道大間々駅に。参加費は3,000円。保険代は入っています。交通費は別です。

 当日は渡良瀬渓谷鉄道に沿って神戸駅まで。約19kmを歩きます。  奥園

 写真は土手の渡良瀬川土手の自転車道に大きく「わたらせ」と書いてあります。多分上空から見るための字でしょう。

 

 


藤坂ロックガーデンが立ち入り禁止になった

2013年05月16日 | 登山

 関東のロッククライミング愛好者の格好のゲレンデである、藤坂ロックガーデンが立ち入り禁止となったニュースを耳にして、やはり考えさせられるものがあります。

 このゲレンデはフリークライマーよりも、アルパイン系のクライマーたちの利用が多かったようで、各山岳会の新人指導などに重宝されてきたようです。

 このところ事故も続いて警察のお世話にもなっていて、所有者が責任を感じて閉鎖に至ったと思われますが、まったく残念なことです。

 近年の近場のゲレンデは土、日ともなるとどこも満員の盛況で、じっくり練習に時間をとることが難しくなってきました。そこへ持ってきて藤坂の閉鎖は痛いです。

 ゲレンデについては、山に登る人たちが個々に真剣に考える時期にあります。

 


渡良瀬川河川敷の蜂蜜採集作業

2013年05月13日 | ウォーキング

 渡良瀬川中流の河川敷には、今が盛りと偽アカシヤの白い花がさいています。それを蜂が目指して飛んできます。養蜂家の人が今蜂蜜を集めているのを見ました。

 蜂蜜は花の種類によって蜜の味が違うそうです。

 今回は自転車(ロードレーサー)を使って、渡良瀬川右岸のサイクリンゴースを大間々まで往復しました。ただこの道は途中で切れていて、やむなく河川敷内の石ころとニセアカシヤの林の中を歩きました。


日光街道杉並木

2013年05月09日 | 登山

 今市から日光に至る、旧日光街道の杉並木は見事です。ここは絶対歩くところです。車などもっての外。惜しむらくはその車が走っているという現実。やはり完全にシャットアウトした方が良いに決まっている。

 強い春風もやっと終わりました。 と、思っていたら2月並の寒気。冷たい風に吹かれて一日をフルに活動してまいりました。

 

 


槍ヶ岳東鎌尾根ルートについて

2013年05月07日 | 登山

 ゴールデンウィークの槍ヶ岳登山は、そのほとんどが槍沢からのルートが採られており、夏の人気ルートである、表銀座コースから槍ヶ岳に登る人はほんの一握りにすぎない。それはやはり無雪期と積雪期の困難度の差であろう。特に西岳から槍ヶ岳の間は水俣乗越までの下降、それに続く槍ヶ岳までの連続するスノーリッヂは、ある程度の雪山経験者でないと安全に通過することはできない。夏ルートは雪の下になりクサリやハシゴも雪に埋まっている。それ故ルートは登山者自身が設定して通過していくしかない。ゴールデンウィーク期間中とは言え、天候が悪化すると雪は降るし風も強い。先行者のトレースは簡単に消えてしまうので、ルートファイデング能力の差が消費時間、消費エネルギーの差になってくる。積雪期の槍、穂高を目指すならこの東鎌尾根は良きトレーニングの場として使える。


ヒル避けのスプレー「ヒル下がりのジョニー」を買いました

2013年05月01日 | 登山

 そろそろあの嫌な山ヒルが出る季節になってきました。そこで初めて山ヒル撃退用スプレー「ヒル下がりのジョニー」を買ってきました。はたしてどの程度の効果があるのか。近々丹沢へでも行って試してみますか。

 なにしろ近年は関東の山でもあちこちで山ヒルの出現情報を耳にします。私自身何度もやられています。やられて痛くも何ともないのが曲者です。靴下を脱いだとき、風呂に入るときにシャツを脱いだら、まん丸に太ったヒルがポロッと落ちたときなどギョッとします。靴下やシャツが血で真っ赤になっていて、肝心のヒルは既に逃げ去った後というのもありました。兎に角気持ち悪いことこの上なし。