30日日帰りで八ヶ岳真教寺尾根を登り、県界尾根を下降してきました。
関東も例年より早く梅雨に入ってしまい、鬱陶しい空模様の中、あの長い真教寺尾根を登りました。牛首山を越えるまでは青空も見える天気で、気分良く登っていたのですが、2,500mを越えた辺りから雨になり、併せて風も強くなってきて、こりゃ最悪だなと思っていたら、雨は長く続かずクサリ場の途中から止んでくれた。
岩場の部分に残雪は無くほとんど夏場と同じ。ただし浮石が多く注意が必要。山頂に立っても眺望はゼロ。県界尾根は下降の始まりから岩場には雪は無く夏同様だが、やはり這松やダケカンバが出てくる辺りからルートに残雪が出てきて、ルンゼ状になった部分ではロープを使用。懸垂2回を行いました。
雪のある時期は県界尾根はむしろ真教寺尾根より悪く、5月いっぱいはアイゼン、ピッケル、ロープは必要です。
登り始めた時間も遅かったせいもあり、県界尾根登山口に降りついて、遂にヘッドライトを出しました。この二つのコースを日帰りで行く場合、かなりの重労働になります。特に残雪のあるこの時期は一泊した方が良さそうです。