下町のパンを食べてみませんか?

千住、緑町ゆうやけ通り下町のパン屋パレット

お下がり

2006-08-25 22:29:34 | 夢見るお年頃

子供の頃から長男には兄弟間での「お下がり」がありません。
一生「お下がり」を知らない長男もいるかも知れませんね。
僕は同年代の友人に比べて子供っぽい?服装の時がありますが、
それは長男にもかかわらず「お下がり」のオカゲです。
僕の感覚ではまだ着られるのにフリマ出品や処分される運命の
服や靴達が子供達のエリアには沢山あるのです。
子供の頃は無縁だった「お下がり」が最近になってアルのです。
今日、屋上のコンテナの一つで自転車やバスケット、テニスの
靴が沢山出土!?しました。未使用の靴まで発見しました。

 発見された自転車用シューズの一部。

MTB用で土の上も歩けるようになっていますが、前部中央の金属は
自転車のペダルを靴のソールにロックする為の金具です。
ビンディング・ペダルを使うと「引き足」が使え、登り坂には
必要不可欠です。MTBはロードと違って泥がツキモノですが
足を捻れば瞬時にロックは解除され足が外れぬ恐怖はありませんし、
泥詰りでのトラブルも無いような形状のペダルと金具です。
先日の検査では急激に太った為の弊害がある数値に表れましたが、
コレだけの靴を履き潰すまえに平常値に戻ると確信しました。

服も靴も子供達の「お下がり」の恩恵を受けられる
範囲の体型で居続けよう・・・

息子は大柄、娘は大きい服が好きで細長い足は
いつもオーバーサイズを使用。しかも痛む前に飽きる・・・
ラッキー・ラッキー


武士とプラトン

2006-08-25 00:35:01 | 夢見るお年頃

先日、友人の家で重症のピーターパン症候群の患者と
若き葉隠れ武士の討論会に遭遇してしまい僕と憂国の士?は
巻添えを食らって帰宅するに帰宅できず数時間・・・

「武士道というは死ぬことと見つけたり」と葉隠れ冒頭の一文。
対するプラトンは「智を知ることを愛する」。
何不自由無く育った感じの青年と天真爛漫そうな中年オヤジの対戦。
青年は彼の父が好きで尊敬や感謝を子供の頃から
しているそうです。
プラトンのオッサンは「肩書きで他人を判断するな!」「本を鵜呑みに
するな!」「自分の言葉で自分はどうしたいのか言え」とディープに
酔いながら青年に問いかけ続けました・・・恫喝?脅迫?洗礼!?
青年よ・・・背負ってるモノが重くても立ってる人を感じてください。
ハンディやコンプレックスを前面に出して肩で風を切る人よりも
出さずに微笑む人の方が、きっと優しくて強い。

オッサンの好きな言葉。
知・愛・岳・人・・・
オッサンはきっと命を軽々しく?語ってほしくないのだと思います。
「葉隠れ」が書かれたのは江戸元禄のバブリーな時代で
「戦」とは無縁の頃だったとか・・・青年の読んだ
「江戸爛熟期の死ぬこと」は何で、どう理解したのだろう?
平和な時代においても死ぬ気で頑張るが大事?
ヨハネの福音書には
「友のために命を捨てる、それ以上に大きな愛は無い」と
書かれているそうです。前後の文脈もあると思いますし、
人によって意味や解釈も違うと思いますが西洋でも東洋でも
命の尊さや大切さは同じだと思います。
自分の命は自分にとって全てで宇宙ですが、その自分の全て
以上に大切なモノ・・・自分を捨てられるのは愛の為だけなんですね。