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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

気分はまな板の上の・・・

2011-01-30 | 日記
生まれて初めてオシャレなフォトスタジオへ行った。
常々そこらの写真屋の、おじさんが店の片隅でそそくさと撮ってくれる証明写真にものすごく不満を抱いていたので、スッチーの応募者よろしく、私も一生に一度ぐらいヘア・メイク付の写真スタジオを経験してみようかと思ったことによる。

正直言ってかなり高かった・・・。
人生でそう何度も撮らないだろうと即刻判断したぐらい。

が、プロの手にかかってどんどん美しくなっていく自分を眺めているのは、結構いい気分。
(最近は男性もお見合いはもちろん、就活、転職等々で気軽にこの手のスタジオを利用するようだ。私の後から来たサラリーマン風の男性は、ストロボ負けしないよう簡単なメイク?やらを施してもらっていた)

ただし撮影時の姿勢はモデルならぬ身には、まるで神業のようなことを要求され続けるのでめちゃくちゃくたびれた。
第一、何も面白いことがないのに、「もっとにっこり笑ってください」「まだ硬い。もっと思いっきり笑ってください!!」と言われても「はい、そうですか」と急にニッコリできるものではない。
目の前に鏡があればすぐに表情の作り方がわかるのに――。

しかし苦労した甲斐あって、遂には女社長よろしく美しく化けた己の姿に遭遇。
洋服が履歴書用で残念だが、自分のためにも(スタジオでは多少ファンデーションを濃く塗りすぎる傾向にあるようだが)、この際少し自惚れてみることにしよう。

たまにはご褒美!

2011-01-17 | 日記
帰宅したら、見たことのない団体から手紙が来ていた。
何だろうと開封したら500円のクオカードが出てきた。
随分前、ネットで派遣会社のアンケートに協力した覚えがあり、その謝礼として送られてきたらしい。

全員プレゼントではなく、抽選の結果だそうな。
500円など今どきは使いでがないが、それでも本を買ったり何かを買う時少しは助けになりそう。
最近心も外の環境も厳しい寒さが続いていたので、ご褒美かもしれないと思い、ちょっと嬉しかった。

もう一つ。
最近は香典返しにカタログをくれるスマートな家も多いが、先日母がもらった香典返しを譲り受けたので、さんざん迷ってデンマーク製コーヒーカップ2客を頼んだ。

物欲を刺激しては良くないし、第一コーヒーカップなどいくつも持っている。
この際、残らない美味お取寄せがいいかもと思っていたのに、結局物欲に負けた。
高くて自分では買いそうにない、異人さんを描いた古伊万里のコーヒーカップ(←昔から知っててちょっと憧れ)にも心が揺れたが、洗練度の高さでデンマーク製に軍配。

届くのはウンと先だろうが、それでもちょっとだけ楽しみ・・・。

やっと一件落着・・・

2011-01-09 | その他
先日、怪力を発揮してプリンターを持ち帰ったのに、実は機械設定の類は超苦手な私。
触るのが面倒で3日ほど放置していたが、さすがにそういうわけにもいかなくなり、しぶしぶトリセツとにらめっこして接続し始めたのが昨夜のこと。

イザ始めると意外と簡単、スイスイ進んで気をよくしたところで突如CD-ドライブにそむかれた。
エラー表示が出てCDを認識してくれないのだ。
他のCDも使って確認したが同じ表示が出る。

仕方ないので作業は一旦中断、祝日も開いてるサービス窓口に連絡するため本日は用事を切り上げては早めに帰宅。
プリンターメーカー+PCメーカー+プリンターメーカーへ電話した結果、やっと印刷できるようになった。
バンザイ!

普段何気なく使っているPCやプリンターだが、ひとたび故障すると有難さがよくわかる。
結果的にCDドライブは修理が必要なことがわかり、外付けドライブを買うのが一番安くて早い解決法なこともわかった。
何かと手間はかかるが、こういうことの積み重ねがトラブル対処力を鍛えるんだろうな。

怪力女とは私のこと!?

2011-01-05 | 日記
プリンターが壊れた。
年末からあまり使わず気づかなかったのだが、2,3日前に久しぶりに使うとインクを搭載した部品のあたりでガガッといやーな音がする。

で、今日またもやその音がするなと思ってプリンターを開けてみたら、赤のインクが切れていた。
もちろん、残量ナシとのお知らせもなし。
道理で人の顔を印刷してたら、(赤がなくて)黄色い黄色い顔になったわけだ。

そこでインク交換したら、プリンターが再びガガーッと嫌な音をさせてお亡くなりになった。
新しいのに交換したばかりなのにどうしてくれる?

修理センターに電話すると、このプリンターは2001年製で、2009年7月に修理期限が切れているため部品交換が必要な修理なら受けられないという。
つまり部品交換が必要なら古いのを捨てて買い換えろってこと。

できれば修理したいが、プリンターには来週からまたまたフル稼働してもらわねばならぬ。
先のことを考えて泣く泣く新機種購入を決め、梅田のヨドバシカメラに走ったのが18時半過ぎ。

梅田へ行くついでに、前から安売りしていて気になった靴屋にも立ち寄り、スニーカーを購入。
そうしてようやくヨドバシで買った新しいプリンターは、スキャンやらコピーやらが出来る機種らしく、やたらカサが高いのだった。
梱包した状態で7キロもあるそうだ。

店員さんに「お客様は他にもかさばる荷物をお持ちですから、本日のお持ち帰りはムリでは…」と言われたが、今日持ち帰らないと困る。
意地で「いえ、すぐに要るから今日持ち帰ります!」と持ち帰ったのはいいが、重いの何の。

スポーツクラブに行ってるどころじゃない、7キロの大きな箱を右手で持ち、左手で持ち、ちょっと歩いては休みとさんざん苦労して他の荷物ともども家へ帰ったところでグロッキー。
めちゃ疲れたのでスポーツクラブでの運動はいつもの半分程度にしたが、さて、これからこれを接続するのもひと仕事なのだ。

明日から本格的に仕事が始まるので、とりあえずこれは明日以降の課題とする。
来週に入ってから壊れなかったのが不幸中の幸いというべきか?

駅伝

2011-01-03 | キャリアの周辺
恒例のお正月行事、箱根駅伝を今年はしっかり観た。
正確に言うと往路は途中から、復路は最初から。

延々長時間、最初から最後までただ単に走ってるだけの単調と言えば単調な番組なのに、なぜかマラソンの実況中継だけは結構見てしまう。
真剣勝負でごまかしようのない実力の世界、そして人生レースに似てなくもない長時間レースには考えさせられることが多いからかもしれない。

本部アナウンサー及び実況中継のアナウンサーたちは体育会系が多いのか、いつも絶叫して選手を応援する。

よくもこれだけあの手この手で選手やその周辺を紹介するネタがあるなぁといつも感心するが、中には選手の個人情報に触れるものも結構あり、今年そんな意味で私の興味を引いたのは優勝したW大学で5区を走ったイノマタ選手だ。

アナウンスによると、(多くのスポーツ選手に見られる推薦入試ではなく)一般入試でW大に入学したのだそうな。
往路はカシワバラ選手に抜かれて2位だったが、ひた走る彼を見ながら私の職業病?も炸裂。

4年生の彼はM商事への就職が内定しているそうな。
大学生の就職率が悪化の一途を辿る中、決まる人はやっぱり決まるのだなと思う一方、私の興味は「彼は自己PRをどんな風に書いたのだろう?」という方向へ。

箱根駅伝シード校で実際に走る10人に選ばれ、体力や根性はもとより責任感もバッチリ。
仲間を大切にし、組織としての戦い方を知っている。
基礎学力ももちろんOK。
(余談だが顔だちも多くの人に好まれそうな爽やか系)

推測でも選手たちのウリや進路を(勝手にアレコレ)考えるのは結構楽しい。
箱根駅伝出場選手というだけでも社会人になってからの゛伸びしろ゛は十分と思えるのだが、これが人生いろいろあるから余計に興味深い。

し残しはいっぱいあるがとりあえず年末

2010-12-28 | 日記
今頃年賀状の宛名を書いている。
多分明日夜には投函できる予定で、これでも(元旦に書いてた)昨年よりは早いのだが、世間よりはだいぶ遅れてる感じ。
まあ、私の知合いの皆様には諦めてお付合いいただくのみ。

あと3日で新年とはどうも信じられない気分だ。
とりあえず年末の免許更新というややこしい仕事は無事事務手続き終了。
いつもの目薬は(新年休みに備えて)沢山貰ってきた。

正月気分にならない一番の理由は掃除が全くできていないこと、及び料理も全く正月らしいものを用意していないことに因るのかもしれぬ。
でも困ったことに到底そんな気分になれない。

とりあえず、今から考える来年への抱負は…。
①来年といわず今から1年以上使わなかったものはさっさとどっさり捨てて、もっと物を持たない生活を謳歌したい(これは本当)。

②2011年は運動習慣を身につけ、もっとスリムに、そして体力も手に入れる!
女っぷりに磨きがかかるかどうかは極めて怪しい。
(寝坊したら職場へスッピンで行く人間にはちょっとハードルが高い)

③もうちょっと真面目にテーマを決めて勉強(研究)に取り組みたい。
これは地位向上のため。
④そしてもっともっと仕事する(ワーカホリックになる心配は無用)。

しかし、それとは別に面白そうな企画ネタが2本。
何ぞ面白そうなことにクビを突っ込んでいないと面白くないと感じる我がサガゆえ、⑤来年は自分で何か仕掛けるのも良し。
1つは遊び、1つは仕事に関すること。

いずれもシニア活用がポイントだ。
この意義と面白さは、シニア研究を10年以上やった私だからできることかも?(というのは大抵の場合、大きな幻想だが)

こんなところで公言してると本気にならないとマズイので、それが狙い。

学生の力に屈す・・・

2010-12-22 | キャリアの周辺
ン十回めかのわが誕生日。
奇しくも今年最後の授業日だというのが何とも因縁。
ケーキを買うことも忘れ、いつも通りの日を送った。

ところで3限4限と無事すぎたあたりで、5限クラスの学生の「先生、今日は早く終わって!バイト入れてしまったんですぅ」「疲れたからはよ帰りたいんです」「しんどいから早く終わって!」と8人中3人から早く帰りたいリクエストが続々。

いつも屈していては教育上よくないと思うが、ほとんどいつも時間一杯までやっているので、今日は最後の日ということで超オマケしてやった。
ちょっと虚しいけど・・・。

あとで回収した振り返りシートを見たら、その学生のものには「先生、お誕生日おめでとうございます!」とショートケーキ1切れとメッセージが描かれていた。
ほろっとさせるやらちゃっかりしてるなと再度感心するやら。

そんなこんなでやっと今年1年分の授業が全部終わった。
ほとんど授業中は寝てただろうに、今日ちょっとマナーに触れたところだけ目覚めたらしく、「今日が一番タメになりました」と書いてきた学生も。
これも妙にしんみりさせる。

尊敬語やら謙譲語の区別も怪しい彼女らに、まだまだ伝えたいことは沢山あるのだった。

頑張りすぎてヨレヨレ

2010-12-18 | 日記
ちょっと駅まで走ると息切れする体力と、お腹周りにだぶついたお肉が気になり、一大決心をして近所のスポーツクラブに入会。

その昔、スイミングスクールへ週1ペースで通ったり、温水プールのウォーキング会員になったことはあるが、いずれも遠かったり、毎回利用料がかかったりして、本気になれないまま止めてしまった。

しかし今度ばかりは(体力に不安があるため)本気だ。
初回オリエンテーションとやらに参加、本来4人ぐらいを相手に行うはずが今日はインストラクターを完全独占状態。
やった!

初回計測を終え、いくつかのメニューをこなした後、ジョーバとウォーキングを追加して帰ってきた。
その結果、かなり疲れてヨレヨレに。
何と滞在時間は3時間半にも達していた。
初回から飛ばしすぎると後が続かない可能性がある。
気をつけよう。

今のところ週1回から2回行くのが目標だが、他会員の様子を見ていると時間のある限り通うというのが正しい利用法のような気がしてきた。

それにしても、都会に住み、エレベーターやエスカレーターを好み、できるだけ楽をして済む街を作る一方で、週末、スポーツクラブで黙々と一人トレーニングに打ち込む多くの人の姿は何か妙な感じがする。

さながら回し車を力一杯回す白ネズミと、動物園の檻の中を慌しく行ったり来たりする白クマと同じ気分といったらいいのか…。
スポーツクラブで運動するのは、白ネズミ+白クマになるに似たり?
この際、私も頑張って健康オタクを目指すことにする。

何をどう表現するか

2010-12-17 | キャリアの周辺
先日、ある大学で男子学生から、「僕は大学時代に打ち込んだことが何もないので、ESや面接で尋ねられても言うことが何もないんです。どうしたらいいでしょう?」と相談された。

こういう場合、私のすることはただ一つ。

ライターに戻ったつもりで、「ふ~ん、それは困るね~。大学時代に何もしなかったと思ってるんやねー。どうして?まあそれはちょっと脇へ置いといて、普段何をしているのか聞かせてよ?」てな具合に、本人に高校時代や、必要があれば中学・小学校時代のことなどさかのぼって色々尋ねていく。

聴いているうちに、何か「ン!」と思うコトが見つかったら、「どうしてそれをしようと思ったの?」「その時、どんな気持ちだった?」「他の人にそれについて何か言われた?」などと、事実の奥に畳まれた感情や経験、性格、考えたことなどに焦点を当てていく。

するとその辺りから大抵はユニークなコトがポロポロと出てくる。
この男子学生は大学生活に1本筋を通した考え方を持っていたので、それを中心に色々聴いていくと、かなりのボリュームのエピソードがどんどん見つかった。

「〇〇があなたの特徴じゃないの?△△をしたから××と考えたんでしょう?」と本人に確認すると、男子学生は「あ!」という顔をし、そして「すぐには上手く作文できないかもしれないけど、書くことが沢山見つかって嬉しいです。早速今夜から書いてみます」とちょっと明るい顔になって帰っていった。

表現すべきものが見つかったら、即うまく文章で効果的に表現できるかというと、実はそこにはまたまた深くて広い溝が横たわっているのだけれども、しかし「自分には何もない…」と思っているのと、「自分にはこんなに書くことがいっぱいあった!」と思うのとでは、本人のやる気が全く違ってくる(はず)。

社会人基礎力大流行り現象?を受けて、昨今の大学生の自己PRやら長所やらを書くシートには、これでもか!というほどの゛羊頭狗肉言語゛が並ぶ。

ほとんどがこじつけなので、大層に言う割に中身は単に学生の本分にあたることだったり、人として当たり前のことだったりするのだが、しかし、そうなっているのは書き方・見つけ方のちょっとしたコツがわからないからというのも大いに影響していると見た。

そして、今度は勤務校の女子学生から履歴書の添削を頼まれた。
彼女には気の毒だが、第三者の視点で読むと「あ~、もったいないなぁ~」と思うことしきり。
赤ペンで用紙を真っ赤にしてしまった。

尋ねている企業の狙いが明らかなのに、そこを全部スルーして、起こった事実だけをアッサリと書いて終わっている。
こんなESや履歴書を書いていては、永遠に企業に興味をもたれそうもない。

だが、自分の長所や頑張ったことは案外本人には見えていないことが多い。
これは何も大学生だけでなく、エエ年した大人も同じだ。
もちろん、偉そうにこんなことを書いている私も。

つまり、自己PRや頑張ったことというのは、゛自分では見えない自分の背中゛のようなものだからだと思う。
だから人と会話することで、他人の眼に映った自分(の背中)として、初めてしっかりと見えてくるというわけ。

自慢じゃないが、ライター歴20年の私にはこの種の仕事はかなり得意なことがごく最近わかってきた。
それは人援けする余裕があるということを意味する。

どこかで困ってる学生さんをもっと援けてあげたいなぁと本気で思う。
さしあたり、こういうのは『自己表現法』とでもいうのか。

今どきの学生は大変

2010-12-14 | キャリアの周辺
10月末現在の大学生の内定率57.6%(17万人)、高校生57.1%(8万人)だとか。
夕方のニュースでバスに乗って会社説明会に参加する未内定大学生が紹介されていた。
このご時勢、生まれた年度がちょっと違うと本人の将来設計に天と地ほどの差がでる。
不公平だ。

困ったことに、長年消費者サイドにいた彼らに働くことを想像させるのは容易ではない。
偉そうに言ってる私自身も、学生時代にそんな先のことまで考えていたかというと皆無。
その意味では今どきの学生は気の毒だし大変だ。

しかし昔の大学生に比べ、今の大学生の精神構造は相当幼稚になっている気がする。
自己PRの文章がかなり悲惨。
言うまでもなく、精神の発露とも言える文章全体もかなり幼稚だ。
最初の1行には大層な言葉が並ぶが、それを証明するエピソードは悲しいほど貧弱。
形容詞などの意味のとらえ方の問題もある。

そんな彼らも段々自分についての研究が進むにつれ、また企業研究が進むにつれ、等身大の自分を上手に描けるようになるというから、支援するしかない――。
責任重大な上、ハードな仕事だ。

目下、大学生相手の面接並びにグループディスカッション対策に奮闘中。