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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

カウンセリング技術特訓中、だが・・・

2010-07-02 | キャリアの周辺
最近、あちこちで面接学習をすることが多い。
ていうか勉強会の方向性は座学である程度ケース検討会をしたら、あとはやはり実践の場で周りの仲間からいろんな見方のあることを学ぶのが一番勉強になるからだ。

キャリコンの勉強を始めたのが2006年だから、現4年目。
わずかとみるか、そろそろ中堅と見るか…。
肝心の私の面接技術はというと、たまに褒められることはあるが、大抵は勇み足系。

オッサン科の精神構造の持ち主なので、いろんな情報を集めて客観的に判断するのが大好き(とはいえ純粋なオッサンほど上から目線ではないし、指導的でもない…つもり)。
しかしカウンセリングにおいては、その前にやるべきもっと重要項目があるんだな。

相手の悩みを受け入れ、共感すること。
しかし(メンタル面の問題解消が目的ではないので)キャリコンはそればかりではいけない。
この辺の加減が難しいのだ。

というわけで日々精進あるのみ。

時間捻出策が不可欠

2010-06-12 | キャリアの周辺
時間だけタップリあってもいいわけじゃない。
頭がクリアで、物事をじっくり考えるのに相応しい時間が必要ということ。

しなければならないことが一杯で、とても時間が足りない。
後で出来ることは後でがモットーな私だが、とにかくやりたいことが多過ぎるように思う。

その結果は睡眠時間削減へとつがなり…。
しかしお陰でうつ病的な症状にはなってないのが救い。

今日も本来の仕事をサボって、プライベートにおける勉強会に参加。
午後の4時間を充て、この辺は適度に良かった。
が、いきかえりに結構時間を取られる。

今後時間の上手な使い方が必須。

今年の夏はツイテル!

2010-06-10 | キャリアの周辺
まだ水面下での動きなのではっきり書くわけにはいかないが、近々かなり変化がある予定。
私の暮らしが、だ。

昨年と比べると今年は飛躍的に増えた仕事をこなしているのだが、そうなると余計に自分の休息時間も、将来に備えた勉強時間も大事になる。
どうしても目先の仕事に追われがちだが、そればかりだと将来像が心もとない。

4月以降かなり余裕のない生活を送っていて、お陰で睡眠時間を削ることもしばしば。
゛完徹゛も一度や二度ではない。
(美貌にかなり響いているハズ…)

秋以降はそんな生活に別れを告げ、もう少し短中長期計画で自分の仕事もプライベートも充実させたい。
幸い、思ったことを引き寄せる力が今夏はかなり強いらしく、一気に変化を起こす予定。

なるほどなァ

2010-06-09 | キャリアの周辺
現在担当している、ほとんど1年生から成る1・2年合同のクラスは4つ。
一応同じ内容を教えているが、クラスによって雰囲気はかなり違う。

下から上がって来た生徒が多いのか、初回から(学生同士が慣れて)結構ざわついていたクラスは、今最も私語の激しいクラスになっている。
あの手この手で防止を図っているが、こちらが話すのを止めると静かになり、(やっと静かになったと思って)話し始めると途端に歩調を合わせてしゃべり始めるといった具合で、かなりタチが悪い。

逆に、こちらが思わず引き込まれて熱のこもった話をしたくなる熱心なクラスもある。
クラス人数の多寡だけではないが、一般に人数が少なくなるほど私語が減り、真面目になる傾向がある。

そんな4クラスに、曜日は違うが同じテーマの宿題を与えて発表してもらった。
一番熱心と思えるクラスで宿題をちゃんとやってきて発表した学生は85.4%、次いで人数が少なくほとんど私語のないクラスは77.3%、普通に授業がしやすいと思えるクラスは73.7%という結果に。

タチの悪い私語をする学生のいるクラスは、「宿題を忘れました」「先週休んでいたので課題をもらっていません」「宿題はしたけど持ってくるのを忘れました」といった具合で、70.6%の達成率だった。

まさかこれほど数字の高さと教えやすさがピッタリ比例しているとは思わず、ちょっとビックリ。
数字の低いクラスの、真面目な学生に不利のないように心掛けたいとは思うものの、講師も人の子、態度の悪い学生が4,5人いるとそれだけでかなり鬱陶しくなってしまう。

今回は、<教える側のやる気を引き出すも殺すも生徒次第>が結論だ。

気分転換を上手に

2010-06-08 | キャリアの周辺
5月半ばに手の甲に突如できた発疹は医者の薬を飲んで塗ってするとあっという間に治り、油断したこの頃、ときどき腕とか腰とか違うところへ急に現れてやっぱり焦る。
だがそう大したことはないと思うので、だましだまし付き合っていくしかない。

ストレスをためないための、私なりの工夫。
①やりたいことは適当にやる。
日給月給で暮らしているので、休むとその分モロに手取りが少なくなるのは辛いが、こんな時だからこそ興味ある勉強会やら遊びやらのメニューに積極的に参加して良い(楽しい)刺激を受けたい。

②今の自分にかかるストレスがどの程度のものか知るための方策の一つ。
仕事でちょっと違う視点のことを考えてみるのがいい。
自分の拠り所が他にもできると、心に余裕をもって眼前のストレスに向き合えるというのは、仕事のみならず日常生活でも私たちがよく経験するところである。

③やりたいこと、興味深いことには積極的にクビを突っ込むことの延長に、他人さまのお役に立つ、というのがある。
といってもボランティア的な貢献ではない。
独自アイデアをあたためている人を、そのアイデアがあると喜びそうな会社に紹介するというもの。
対価が支払われるわけではないが、こういう゛お節介゛は昔から色々焼いてきたし、自分でも好きだと思う。
うまくいけば私の仕事の範囲も広がる(はず)。

あとは果報は寝て待て。
いろんなチャンスが訪れるのを(自分でも呼び込むよう努力しながら)待つべし!

何ごとも自分で経験する

2010-05-13 | キャリアの周辺
先日ネットでR-CAPなる検査を受けてみた。
CC実務者へのアンケートで、今後使いたいアセスメントツールの一つとして挙がっていたので、私も試したくなったのだ。

1週間ほどで結果が宅配便で届き、それが昨日。
本来これは自分の適職・適職場がよくわからない若年層を対象としているので、自分の向き・不向きがほぼ理解できている人間が受ける必要はない。

①自分が周囲の環境とどんな関係でありたいかを示す指標、②自分がどんな職場環境を好むかを示す指標、③自分がどんな種類のキャリアを志向しているかを示す指標、④自分と似た価値観や志向を持つ人がどんな職種に多いのかを示す指標、の4つが示される。

私の結果は、①において全く納得いかず、「これは本来の私の姿ではないな」とはっきり認識させるものだった。
それにもかかわらず、今の私はこの傾向になっているらしい。

フリーランサーと組織に適合できる人とは、はっきりタイプが違う。
昔に比べて組織の中にいること・他の人と協力して仕事をすることが多少上手くなったとはいえ、ネがフリーランサー気質の私には今かなりのムリが生じているのかなぁと思ったり。

若年とは違い、結果を鵜呑みにすることはしないが、検査結果をどう位置づけるかが一番難しい。

自分の強みをどう社会(職業)に生かすかというアドバイス冊子は、私じゃなくて若年向きなのがアリアリ。
「(日本の)職業・職場はこんなに単純にきれいに分かれてないぞ」と思わせる。
どう使うかは今後の課題だ。

興味方向を絞る難しさ、だがやり甲斐もある

2010-04-16 | キャリアの周辺
休みを利用し、とあるイベントでキャリアカウンセラーとして就職先未内定の元大学生の支援に入った。

どこの大学でも最近は就職部(課)を拡大したキャリア教育を実施、さらに大学キャリアセンターで手厚くフォローしているものとばかり思っていたが、実態はそうでもないようだ。

連日私が対応した元学生さんは男女とも学校ではほとんど相談にのってもらったことがなく、学年全体でひと通りガイダンスを受けたあとはほとんど孤立状態だったようだ。
むろん大学が放り出していたわけではなかろう、相談に来るようにとか、その他いろいろなアナウンスをしていたに違いないのだが、肝心のそれが必要な学生に届いてなかったということか。

共通しているのは就活に一番本腰を入れねばならない時期に前線離脱していること。
原因は自信のなさからくる。
自信がないのは、自分が本当にその業界、その企業に入社したいと思っているのかどうかよくわからないから。

つまり、志望動機がうまく語れずエントリーシートではねられるか、あるいは面接ではねられてさらに自信喪失になり、就活そのものに熱意をなくしてしまったというわけ。
とはいえ、就職しなくてもいいと思っているわけではもちろんない。
だからこそ本人も悩みの只中にある。

そういう学生さんは大抵つかみどころのない表情でやってくるので、こちらもどう話を切り出そうかとちょっと悩む。
しんどい思いをしたのをねぎらってやりたい反面、ヘタな甘やかしやおもねった物言いは禁物だからだ。

だが時間をかけていろいろ話をした結果、元学生さんはいずれも随分表情が明るくなり、自分が受けてみたい業界や企業をある程度絞ることができた。
表面的につくろっているわけではないことは、目の輝き、表情を見ればわかる。

無償でというのはきついが、今後こういう個人対応の大学生向けのキャリアカウンセリングは本当にいろんな場面で必要だと思う。

期待に応えねば

2010-04-09 | キャリアの周辺
ようやく初日が無事に終わったが大学の授業はこれからが本番、結構長丁場だ。
彼女らがどんなことを考え、期待しているかを知るべく書いてもらった振り返りシート。

文章や字の巧拙はさまざまだが、どの文面からも不安と期待がひしひしと伝わってくる。
責任重大。
昨年の反省を踏まえ、今年は難しいことを平易な言葉で伝えることを徹底したい。
決心や良し、あとは実行あるのみ!だ。

と、ある文面に目が釘付けに。
「自分のことをちゃんと追突して、何が必要かとか将来に役立つように取り組みたい」って…。
アンタ、゛追突゛したらアカンぜよ、追究しなきゃ(^^;)。
「苦手な自己アピールを告服したい」というのもあり、ちょっと心配になってきた。

漢検を受けるのもいいが、それよりもこんなちょっとした日常の言葉でわかりにくいものがあれば辞書をこまめに引く方がよほどためになるのになぁと思ったり。

いろいろ伝えたいことが多過ぎて、厳選しないとこちらも大変なことになりそうだ。

慌しい新年になりそう…

2010-04-02 | キャリアの周辺
来週から大学の授業が始まる。
一旦走り出したらとにかくゴールデンウイークまではノンストップで走らねばならない。
初日は仮登録の学生さん対象なので軽くガイダンスと自己紹介で済ませようと思い、登録者数を確認したところビックリ仰天。

定員45名のはずのクラスに95名もの登録者が!(←最終的に116名に膨れ上がってた)
しかも2年生対象のクラスなのに3年生が半数以上いて、クラスによっては4年生もチラホラ。
3・4年生対象になると就活に即効くぐっと実践的な内容が求められるので、2年生と一緒の授業は出来ない。

想定していたのは2年生だったので、ここで最初の大慌て。
次に人数の多さに慌てる。
こんな数ではワークなどとても一人で面倒を見きれないが、その前に教室に入れない。
結局、初日に抽選で正式登録者を決めることになったが、どうなることやら。

一方、1年生対象クラスは登録がこれからなので動きがにぶい。
ホントはどの学年対象でも、またどんな内容のクラスを仰せつかっても「ハイ、わかりました」と言えるのが理想だが、まだ2年目の私にそんな余裕のあるはずもなく…。

しかし去年まずかったところは反省し、今年は同じ轍は踏まない(つもり)。
だが、それだけで簡単に良い授業ができるわけではない。
来年度から全国の大学・短大でキャリア教育が義務化されることになり、CCにとっては強い追い風だが、応えるのもなかなか大変なのだ(実感)。