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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

メガネは落ち着いた店内で見たい…

2009-05-23 | メガネ
新型モデルの受注会も兼ねたパーティに参加した。
メガネ道楽にはまって5年近く。

私がかつて大好きだったメガネの、滅多に会えないデザイナー御大がはるばる仏からお越しになるというので好奇心も手伝って心斎橋まで出かけたが、多くの人、それもマスクをかけた人が沢山集まっているところにいると、それだけでインフルエンザをうつされるような気になって全然落ちつかない。

大好きなメガネブランドの展示会だというのに、この気分の弾まなさは何ゆえ?
最大の理由は、どちらかというと男性向きのデザインがはるかに多いこのブランドに、最近あまり魅力を感じなくなっていることが大きいようだと気がついた。

オシャレメガネが珍しかった頃はユニセックス商品として扱われていたメガネも、最近は男性向け・女性向けの分化が著しい。
もちろん、男女どちらが掛けても違和感のないデザインもあるが、それでもメガネ界も主流は男女ではっきりデザインを変えて打ち出してきているようだ。

その場に長くいたら、メガネラバー(偏愛家?)たちの、掛けこなしが難しいメガネのさまざまな応用編が見られたのだろうけど、残念ながら「おおッ!!」と目を見張るような人を見つけられなかったので早々に退散。
(通訳を介して御大に告げたいほどのメッセージもなく…)

人いきれを逃れ、隣にあるメタルフレームが多い店で斬新なデザインを眺めて、やっとちょっと落ち着いた。
元々はプラスチックフレームが大好物だが、夏には細いラインで繊細な色や模様が出せるメタルも捨てがたい。

インパクトの少ない顔を個性的なメガネで補い、お陰さまで人に「今日はどんなの掛けてるかと思って楽しみにしてた」と言われるようになった。
メガネ万歳!!
(まだまだメガネ講師への道は遠いが――)

゛セミナーオタク゛

2009-05-23 | キャリアの周辺
標題は私の造語だ。
正しく言うと、セミナー受講大好き人間というほどの意味。

もちろん、自分の関心あるテーマであることが前提で、内容が期待はずれだと始まったばかりでもさっさと退室して帰ることもある。
自分のことは棚に上げ、目は肥えているのだ。

昨日は友人に教えてもらった女性のためのキャリアを考えるセミナーへ。
特に目新しい発見はなかったが、さすが多くの企業で研修を長年続けている講師なだけに話し方によどみも飛躍もなく、スラスラと流れて気持ち良い。

僭越ながら、話全体は私が日頃考えていたことを後押ししてもらった感が強い。
だがテーマとテーマのつなげ方など学ぶところは多かった。

講師の結論を一言で言うと、2:6:2の法則をあてはめるなら、女性の大半はいわゆるキャリア志向ではなく、ライフ(生活)の部分を大切にしながら働くことを望んでいる。
だから「6」の彼女たちには、女性特有の事情を踏まえた上でキャリア形成支援をしていく必要があるということ。

良くも悪くも一生働くことを想定されている男性と違い、子どもを産み、育む性である女性の人生の選択肢(キャリア選択)は多様で、その分悩みも多い。
結婚、非婚、出産、離婚、再就職、非婚職業人など、転機(トランジション)の度に心理面が(男性以上に)揺らぐ。

その理由は「成人期」の男性と女性の発達課題の違いによる。

男性が、小さなことでも自分で決断し、信念に基づいて行動するのに対し(幼い頃からそのように行動するよう育てられる)、女性は他者との関係性を重んじ、他者との調和共存や社会への適応に重きを置く(幼い頃から周りに気を遣い、周りと仲良くするよう、自己主張しないよう育てられるのは男性と対照的)。

その結果、アイデンティティが確立しにくかったり、メンタルヘルス不全になったり。
実際、女性は男性の3倍、ウツになりやすいという。

(男女共に有効な)ストレス対処法は4つ。
①ストレッサー(刺激)自体への対処。
②認知アプローチ評価(思考を変える)。
③感情・気分を鎮める。
④身体の興奮を鎮める、気分転換する。

②は、起こった事柄や相手に対し、自分の価値観等に照らして考えるからストレスが発生するので、考え方(視点)を変えてみようとする方法。

レポートが目的ではないので詳細は省くが、下記に教えてもらったコミュニケーションパターンチェック法を紹介。
「はい」は〇、「いいえ」は×、「どちらともいえない」は△。
×が多いと人間関係がスムーズにいかず、ストレスをためやすくなる。

①相手の良いところに気がついた時、積極的に褒めるほうですか?
②愛情や好意、感謝の気持ちをオープンに相手に表しますか?
③人の話に積極的に耳を傾けるほうですか?
④相手が自分と違う意見であっても、話し合い、できるだけ分かり合おうとしますか?
⑤自分の知らないことやわからないことを、人に教えて欲しいと頼むことができますか?
⑥自分のミスを指摘されたとき、それを認めて素直に謝ることができますか?
⑦自分が心細く、不安や弱気になっている時、それを口にできますか?
⑧人の言葉や態度で傷ついた時、怒りや失望の感情を(ただ感情に流されるのではなく)言葉で相手に伝えることができますか?
⑨長電話になりそうで都合の悪い時、相手にそのことを伝えて、電話を切ることができますか?
⑩意義のある援助や奉仕を頼まれた場合でも、自分に無理な時は断れますか?
⑪尊敬している(恩のある)人であっても、大事なことで意見が違っている場合、自分の意見を言えますか?
⑫公の場(会議等)であっても、必要であればきっぱり異議を唱えることができますか?
⑬受診を受けた際、医師に自分がほしい具体的情報をきちんと求めることができますか?
⑭貸したもの(お金など)を返して欲しいといえますか?
⑮不当な要求や押し付けを拒むことができますか?
⑯侮辱や中傷、いわれのない非難を受けた時、きちんと対応して反論できますか?

かなりオッサン度?の高い私は多くの女性が躓きそうな箇所も楽々クリアしたのだが、「そんなだから<勤め人>になれないのね」と気づいた次第…。