Peace!!のブログ

岐阜県富加町の古い家で、小さな店をしていました。暮らしや、ご飯について、政治について思うことなど。

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2008-04-15 23:40:19 | インポート
私は富加町の「たかはた」という地区に住んでいるのですが、ここでは今騒然となっている問題があるのです。
数社の新聞には取り上げられましたし、ニュースにもなったので岐阜の方はご存知かもしれません。

問題というのは、私たちが暮らしている高畑地区の国道沿いにペット斎場の建設が進んでいる事です。この場所は、2007年不動産会社が買い取り、「資材置き場」にするとして農地転用されて7月、この業者に転売されました。
暮れに地元への相談があった際には、「資材置き場の倉庫事務所にする」からと、道路と排水路を利用する旨が伝えられていました。

ところが、どうも資材置き場とは到底思えない建物が建ち始めているので、ようやく3月になって「どうやらペット斎場だ」という事実が明らかになったのです。   
    (文章が解りにくいかもしれませんが、説明下手ゆえすみません。)

高畑の反対運動をしている住民(ほぼ全員)は、近くに住宅が多くあること、煙や匂いが心配な事、利用者が沢山いる国道に面していること、を訴えていますが、業者は全く聞く耳持たず、な状態です。
のどか、を絵に描いたような土地でしたが、今は「反対!」の看板が沢山建ったり、幼馴染のお母さんが鉢巻を作ったり、おばあちゃん達までもが座り込みをしたり、ぴりぴりしています。



これはあくまで私の意見ですが、「ペット斎場」じたいがもの凄く悪いのではないのです。
いけないのは、この高畑という土地を甘く見て、我々をだまそうとした事。これははじめに「農地転用」をする際に資材置き場だと言ったのだから間違いない。
どうも役所と業者は「合法」だと言っているらしいし、私は法律の事は知らないけれど、事務所倉庫の排水とペット斎場の排水は全く違うだろう。だいたい、役所もおかしい。資材置き場になるはずだった土地が、いつの間にかペット斎場として使われると解った時点で、「近隣の住民に説明をしろ」と促すだけで何故もっと掘り下げて追求しなかったのか?

Peace!!の開店準備には、下水工事やら地域の環境やらにえらく突っ込んできたくせに!

そういう態度だと、役所に何か手落ちがあったから「中立」を固持してるんじゃないか、と言いたくなる。

悪いけど、いろんな人を騙したり、嫌な思いをさせるような業者にはペット斎場なんて作って欲しくない。絶対いいお葬式なんて出来ない!そんな業者が、煙があんまりでないような火葬の仕方をしてくれるとは思えないし、汚い水を流さないとも思えない。
そんなんじゃ、まあ私はどうでもいいけど、私の甥っ子や私の幼馴染の子供達が高畑を継ぐ時に、環境も地価も全く変わってしまうだろう。きっと人が住まなくなるから。
繰り返しますが、これは私の意見です。(言葉が汚かったですが、ごめんあそばせ。)


もし、このペット斎場建設の反対運動に賛同してくださる方がいらっしゃいましたら、Peace!!にて署名していただけませんか?
今私たちに出来るのは、より多くの署名を集める事だけみたいなのです。



文章とは繋がりがないですが、著莪(しゃが)の花。
不思議できれいです。


















おいしいしるし。

2008-04-15 22:16:23 | インポート
私にはちょっと変な癖があって、もらい物をすると「もったいない」といって、いつまでも使えないでいる事があります。
例えば可愛い刺繍のついたハンカチとか、凝った編み目のセーターやマフラー、
(このセーターは高校生の頃にいただいて、白くて可愛いあまり未着用でしまってあり、さらに編んでくださったおばあちゃんが亡くなったので、ますます身に付けられないで保管してあります。)
小さくて無くしてしまいそうなお古のアクセサリー。
また、可愛い小瓶に入った香水や、キャンドルなんかも使えないで部屋に飾っておいたりします。

以前、お客様にいただいた「千鳥酢」もそうで、いぜんから知りあいに「美味しいよ」と聞いていたものだから余計「もったいない!」と思ってしまって、Peace!!のキッチンに並べてありました。

本当は、使ってあげないともったいないよ。と、おのれを奮い立たせて開けてみると、やっぱり変なとげとげしさがないお酢で、香りもよく美味しかったです。






今日のスコーン。



ちょっと不恰好だと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、日々食べているとこうゆう「ぐわぁっ」と割れて焼きあがった時の方が断然美味しい
こうなるためには、生地をまとめる時の水分量やかけた時間、あと、まとまった後の寝かす時間も関係してきます。
レシピによっては全く寝かさないで、そのまま型で抜いたり包丁でカットしたりして焼くように書いてありますが、私はできるだけ1時間休ませてから焼いています。うっかりバタバタしてて忘れてしまったりすると、非常にしょんぼりしてしまう。私もスコーンも。

こうしてかなりの熱を入れて焼いているスコーンですが、ごく最近まで売れ残り率90%とまで言われた商品でした。あんまり売れ残るので、母に「どうせ売れないんだし」とつぶやかれキレかけた事もあります。
そんな時期を経て、この頃はたまーに売り切れる日もあるおやつに昇格しました。これが売れてくれるのはとても嬉しいです。全く華はないし、ごく素朴なものですが。

しかし、このスコーンはどうも殿方にはイマイチなのかも。
これを食べた知り合いの男性は「小麦の味がする」という、よく解らないコメントを残しましたし、
うちの常連さん(甘い物好きの男性)も、「ねえ、かおりちゃん、これを食べたらやっぱイギリス時代を思い出すなあとかって言うべき?」と食べ物自体の感想は避けたそうだったし。

美味しいと思うんですけどねえ。