Hei!(「ヘイ」って読んで「やあ」って意味)~義務教育世界一の秘密

義務教育世界一の国の教師養成の実態を探る旅。フィンランドの魅力もリポート!その他,教育のこと気にとめた風景など徒然に。

セカチュー

2021年11月28日 | 人生
「人が死ぬってのは,えらいこった。想い出,面影,楽しかった時間は,しみのように残る・・・天国ってのは,生き残った人間が発明したもんだ。そこにあの人がいる。いつかまたきっと会える。そう思いてぇんだ。」
  
「世界の中心で愛を叫ぶ」山崎努さんの台詞で。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『君と会えたから……』(喜多川泰 著)➁

2021年11月17日 | ゼミリポート
「で、その失敗を目立たなくする方法を見つけた?」

「ううん、違うの。残念ながら、失敗した隙間や汚れは、隠そうとしても隠しきることはできないの。それどころか、下手に小細工しようとすると、かえって余計にあらが目立っちゃう」

「確かに、言われてみればそのとおりだ」

「でね、隠そうとするんじゃなくて、活かそうとするって決めたんだって。それがその作品にとってなくてはならないものにしちゃうってわけ」

いったい、どうやって? と、僕は視線で尋ねた。

ハルカは一瞬微笑み、そしてゆっくり言った。

「中に明かりを入れるの」

「中に明かりを?」

「そうよ。そうすると、その隙間は作品の欠点ではなく個性になるの。どんなにたくさん失敗によってできた隙間や傷があっても、そこから漏れる明かりのすべてが、その作品を美しく引き立たせる個性になる。内側に明かりを灯すことによってね」

         『君と会えたから……』(喜多川泰 著)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『君と会えたから……』(喜多川泰 著)➀

2021年11月16日 | 戒めの言葉
「これから成功を収めようと思って頑張ろうとする人は『努力に勝る天才はなし』といって自分を勇気づけようとするみたいだけど、実際に成功を手に入れた人とか、人を指導する立場にある人は『努力』じゃなくて『素直に勝る天才はなし』というほうがしっくりくるみたいよ」

「多くの成功を手に入れるには、多くの人の助けが必要よ。で、素直な人にはその人を助けてあげたいと思う応援団がたくさんつくものなの」

「助言を素直に聞いてくれる人には、なんとか成功させてあげたいと思って、もっと多くの手助けをしたくなるからね」

「そう。反対に、努力で成功を手に入れようと意気込む人の中には、成功は自分一人の力で成し遂げるものだという感覚の人が多いと思うの。 で、努力はしているんだけど、つまり本人は自分の夢に向かって頑張っているつもりなんだけど、他人の意見を聞き入れないとか、独りよがりになることが多くて、周囲の人が手助けをしたくなくなるのよ」

「成功した人は、その成功を手にするために多くの人の助けがあったことを知っているんだね」 「そうよ。だから、成功者はみな素直になることの大切さを知っているってわけ」

          『君と会えたから……』(喜多川泰 著)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湯﨑英彦知事4選

2021年11月14日 | Weblog
令和3年11月14日(日)に投開票が行われた広島県知事選挙で,湯﨑英彦知事が4選された。広島大学附属高等学校卒業(→東京大学法学部→スタンフォード大学経営学大学院修士課程)の56才。おめでとうございます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一年前に書いた最後の多事争論のこと

2021年11月07日 | 人生
一年前にこんなことを書いていた。筑紫さんが逝かれてもう13年か。昨日のことのように思われる。最後の多事争論を改めて視聴し,筑紫哲也さんという人物の語る話の強さに感じ入る。振り返って,あちこちに巣喰っていた癌は今どうなったか。治癒に向かっているのか。。。残念ながら更に進行しステージ4真っ只中だとしか思えない。ここは土俵際。だから踏ん張りどころ。
-----------------------------------
最後の多事争論
最後の多事争論筑紫哲也さんが亡くなってちょうど12年,一回り。この国の癌は進行したのか,治癒に向かっているのか。この大学はどうだろう。私自身はどうだろう。...
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする