Hei!(「ヘイ」って読んで「やあ」って意味)~義務教育世界一の秘密

義務教育世界一の国の教師養成の実態を探る旅。フィンランドの魅力もリポート!その他,教育のこと気にとめた風景など徒然に。

刺股さすまた

2023年11月29日 | Weblog
数日前,御徒町の貴金属店で強盗が入り,刺股で撃退されたとのこと。ただ気をつけなければならないのは,ここで刺股はまっすぐに押し抑えつけて使われたのはなく,犯人やバイクを叩きつけたり振り回したりして使われたということ。


前に刺股は悪意に対して威力を持たないことを紹介したが,配備されている刺股を学校ほか社会施設などで使うのならば,その使い方を間違わないようにしたいもの。制圧しようとして,逆に大きな被害を受けることになりかねない。「振り回したり叩いたりすることは推奨しない」とのコメントを寄せている専門家なる人物がいるようだが,最も大切なのは,犯罪によって被害者を出さないこと。生命を奪われないこと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

授業の真髄

2023年11月27日 | 教育・研究・ひとの育ち
教育法の授業で常々話しているのは,「教育実習生は教えたがる。熟達した先生は授業であまり目立たない。子どもが主体的に活発な学習を進めていたらそうなる。」ということ。

X(旧Twitter)でステキなポストを見つけた。恐らく同じことじゃないだろうか。

教えた実感が欲しい先生と,子どもが主体的に学習に取り組む様子が見たい先生。

教科や発達段階,そして学習材の内容によってももちろん違いはあるが,やはり後者に授業の真髄がある。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もっちーからの電子メール(久々のフィンランドネタ)

2023年11月20日 | 教育・研究・ひとの育ち
はい。久々のフィンランドネタです。

ミネゼミ出身のもっちーは小学校教員をしていましたが,実はなんと今,フィンランド・オウル大学の大学院に留学中の大学院生なんです。

[Link(Wikipedia):オウル大学

いい先生だったので教職を退くことにはびっくり仰天で正直残念と思う面もあったのですが,キャリアアップの前向きな転向なので心から応援しています。

そのもっちーから電子メールが届きました。転載の許可を得ましたので,フィンランド便りを。彼の地の様子もよくわかると思います。それでは存分にお楽しみください。

-----------------------------------

フィンランドからこんにちは。美研17持山です。

小学校教員を退職し、こちらに来てから早3か月が過ぎました。大学院生という肩書も板についてきたような。

北欧の風景は、8月の緑いっぱい、花もいっぱい、遅くまで明るい楽園でした。





それが今、一転、草木も凍る雪国の様相です





バタバタと渡航して、教職ロス、アイデンティティの揺らぎ、将来の不安などなどを経験し、やっと気持ちが落ち着いてきました。

わたしがいるのは、university of Ouluのmaster course of Learning, Education and Technology programmeというとこなんですが、まーーーー自学が多いこと!やってもやっても終わらない課題、自学…想像してた以上に課題が多くて日々ヒーコラ言っています。

Self-regulated learning(自己調整学習), collaborative leaning(協働学習), technology enhanced learning(テクノロジーを使った学習), それからAIを使った学習などの理論を個別に学びつつ(Teams経由の宿題)、演習したり、理解を文章で書き示したり、要約したり、マインドマップにまとめたり、はたまたアニメーションを作ってみたり、コースメイトたちとグループワークしたりと奮闘する日々です。

「ブログ立ち上げて、そこになんでもかんでも放り投げておきなさい!これも宿題にするから!」と、先生から指令を受け、これまでやってきた課題はとりあえずこちらに置いてあります。(1月からのインターンシップ就活のために、そのうちまとめてポートフォリオをつくる予定)

https://fumika5.wordpress.com/

コースメイトたちは皆外国からやってきた人たちで、スリランカ、インド、イラン、ベトナム、中国、パキスタン、バングラデシュ、ロシア、ガーナ、日本と南の国の人が多くて、物静かなフィンランドのキャンパスでわいわいと騒がしく楽しく過ごしています。

みんな自国で教員経験+大学院修了してたり、バイリンガルだったり、教育系ベンチャーでバリバリ働いてたりで、これまた焦りもしましたが、なんだかんだ3か月ここまでやってこれたことと、10年の教員経験が私なりの自信になりつつあります。変に物怖じしないで済むというか。ちゃんと意見が持てたり、言えたりしてます。(まわりの人たちが優しいのもある)

ただこちらの学校に行く機会がないのが残念。

先月1週間休みがあって、ヘルシンキにも行ってきました。のんびり美術館めぐりしましたよ。







北欧絵画はなじみがなかったけど、なんとも独特ですてきな色使いと、無口ながら思慮深いフィンランド人を表すような写実的でカロリー高めな絵画たちがすてきでした。

現代美術館では初めてTom of Finlandに会いました。美術館で展示して、老若男女のお客さんもたくさん見に来ているのにびっくり。

それから当時ユヴァスキュラ大学から広大に来てた交換留学生と15年ぶりに再会も果たしました。

まだまだ書き連ねたいところですが、今回はここまでにしておきます。

また報告します。

-----------------------------------

もっちー,ありがとう。またお知らせくださいね-。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月12日の空

2023年11月12日 | 天気・天候・自然・動植物




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サルバドール・ダリ「画家を志す者のための十の掟」

2023年11月03日 | アート・動画

ダリ(1965年)ペットのオセロットと
サルバドール・ダリ - Wikipedia

(1) 画家は貧乏であるよりは裕福であるほうがいい。したがって、君の筆からいかに黄金と宝石を生み出すかを学びたまえ。
(2) 完璧を恐れるな。君は絶対到達できはしないのだから!
(3) 昔の巨匠のように素描と彩色を学ぶことから始めたまえ。そのあとでなら好きなように描くがいい。誰もが君を尊敬するだろう。
(4) 眼、手も、脳も粗末に扱うな。画家になったとき、必要になるからだ。
(5) 君が、現代アートはフェルメールやラファエロを超えたと考える輩なら、 本書を読むことはない。そのおめでたい愚かさに安住し続けるがいい。
(6) 自分の絵に罵詈雑言を吐くようなまねをしてはいけない。でないと君が死んだとき、絵のほうが君を罵倒するだろうから。
(7) 怠惰のなかに傑作は生まれない!
(8) 画家よ、ただ絵を描きたまえ!
(9) 画家よ、アルコールは慎みたまえ。
(10)君の絵が君を愛さなければ、君の絵に対する愛は何の効果ももたらさない。

以前話題になったものだが,今でも傾聴に値する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[youtube]【英語スピーチ】元アメリカ海軍大将ウィリアム・マクレイヴンの感動的な卒業式スピーチ|世界をより良くするには?

2023年11月01日 | 戒めの言葉
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする