Hei!(「ヘイ」って読んで「やあ」って意味)~義務教育世界一の秘密

義務教育世界一の国の教師養成の実態を探る旅。フィンランドの魅力もリポート!その他,教育のこと気にとめた風景など徒然に。

[丸子 颯さんが5週間の教育実習で学んだこと2つ目]感謝をもって,人と人が関わり合って生きていること

2024年10月20日 | ゼミリポート
児童は,学校生活の中で勉強をするだけではなく,友達との関わりや給食などの生活場面から,「人に感謝して,支え合う大切さ」を学んでいる,と実習を通して感じました。

消費中心社会になり,対価,つまりお金を払えばサービスを受けることが当たり前という世の中になっています。そのため,筆記用具を使って文字を書くことができることや電気が使えることなど,日常の身のまわりの様々な些細なことが,整えられていて当たり前と思ってしまいがちです。

しかしながら,それらの当たり前を支える人々が実は沢山いらっしゃって,互いに関わり合い,みんなが支え合って生活しているというのも事実です。そこにきちんと目を向け,感謝の気持ちを持って謙虚な姿勢で生きることがとても大切なことなのだと思います。

小学校では先生方が児童に「友達と支え合い認め合うこと」や「身の回りの物事に感謝して生活すること」を大切にするよう細やかに指導されていました。そして,自主的かつ主体的に判断し行動するように育つために,「○○しましょう。」だけでなく,「□□だから,○○しましょう。」と理由を添えた声がけをしておられました。それが常に自分の行動の意味や人との関係を考えさせることになると気づき,とても大きな学びになりました。

実習期間を通して,教師に必要な力をたくさん教えていただきました。しかしそれだけでなく,人が支え合いながら学び,生きていくことの大切さを再確認できたことがまた,大きな収獲でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5週間という長い期間から学んだこと

2024年10月18日 | ゼミリポート
小学校の教育実習から帰ってきたゼミ生の丸子 颯さんと話をしました(氏名掲載は本人の諒承済みです,っていうか,本人のご希望!)。

彼は初等教育教員養成コースの学生ですが,このゼミで学びたい!といってこのミネゼミに来てくれています。

頭が切れるので,ものごとの本質を見抜けるだけでなく,非常に熱心。むしろ私の方が彼から学んでいるくらいです💦。

(ミネ)どうだった?実習,よかったでしょう。

(丸子 颯さん)いやあ~,楽しかったです。でも,子どもたちから自分のいろいろな面を気づかされて,「あぁ,自分ってこんな人間やったんや。」って,いっぱいわかりました。

(丸子 颯さん)模擬授業の時にはできていたと思っていたことが,全然できていなかったことに気づけたのもよかったです。

(ミネ)できていないって気づけるのは,それだけ力がついた証拠だねぇ。スゴい!得てして実習生は「結構できた!」って思いがちなんだけど,「できてないっ!」て思えるのは,実は実態を正しく見る眼が育っていたり,自分や教育活動自体に対する要求水準が高まっているからだね。

(丸子 颯さん)そうでかすねぇ。力がついてきたかどうかはわかりませんが,できていないことに気付けたら,自分のなかの改善する課題が見えてきます。

(ミネ)じゃ,教育実習で学んだことを,簡単でいいから整理して文章にしてくれるかな。blogに載せるので。何回かの連載でいこうかな。

ということで,書いてくれました。

▶ここから引用>>>>>------------

5週間の間,児童とともに生活させていただいたことで,「児童は,生活するすべての時間で学んでいる」ということを学びました。

児童は,学習面での課題だけでなく,友達との意見の相違など,様々な課題に直面していました。

これらの課題を解決するために,思考錯誤し成長している児童の姿を何度も見ることができました。

大学では学生として,授業づくりなどを学んできました。でも,学校生活と授業を別々に捉えてしまっていました。

教育実習生として,学校教育に関わらせていただくなかで,生活から授業までが児童の生活に根付いて関わり合っているということを学び直すことができました。

これらから,教師が児童に学びを提供するのではなく,生活面から常に学んでいる児童を教師が評価し,価値付けしていくことの大切さを学ぶことができました。

------------<<<<<ここまで引用◀

いや~,スゴイ!教師としての学びにとても謙虚ですばらしい!こんな先生が我が国の教育を牽引していってくれるんだね。楽しみ。楽しみ。

ということで,これからたぶん5回くらいの連載になります。お楽しみに!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

席を譲る片足の男性

2024年10月14日 | 人生
確かに親切は難しいな。

ただ,最初に声をかけたおじさんも,言葉によって席を立った片足の男性も,その前に立っていた妊婦も,誰も悪くない。と言うよりむしろ,おじさんも若者も妊婦も,全員善意の人であるのは間違いない。

おじさんも若者も,行動したことが何より尊い。私たちはもちろん神ではないので,あらゆることがわかっているわけではない。もし勘違いがあればそれを正せばよいだけだ。

むしろ間違いを起こすことを懸念して行動しないことの方が罪深い。残念なことだと思う。

だからこの動画のあと,若者の様子を知って言葉が見つからず表情を変えることになってしまった若者以外の人たちがどう行動するのかが問われているよね。

きっと若者に席を譲ろうと席を立つ人が複数人,現れたんじゃないかな。そんな光景が見えてくるような気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晴天☀️

2024年10月13日 | 天気・天候・自然・動植物




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野朗展2

2024年10月11日 | アート・動画


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残心

2024年10月10日 | 戒めの言葉
折りえても 心ゆるすな 山桜 さそう嵐の 吹きもこそすれ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする