夢はかなうモノだ!
夢のような2日を過ごすころが出来た。もちろん、
10月23日&24日 東京オペラプロデュース「シャブリエ : エトワール」の名演!
のことである。東京オペラプロデュースには、言葉を尽くしても足りないほどの感謝の気持ちだ! 出演者 & 裏方 全員の皆様、ありがとうございました。
シャブリエの3本のオペレッタ「エトワール」「間違った教育」「いやいやながらの王様」を、ナマで名演で聴きたい!
・・・と思ったのは、「ピアノミュージックジャパン」の前身の「デイリークラシカルミュージック」創設の1996年を遡ること数年前の1994年か1991年のことだったと思う。私高本の「オペラCD&LD」はこの2つの年に集中しているからだ。理由ははっきりしている。
1991.06.06 & 1991.06.09 ベルリンコーミッシェオーパー「オッフェンバック : 青ひげ」 ヴィラート指揮 フェルゼンシュタイン演出 東京文化会館
1994.10.27(?) ウィーン国立歌劇場「モーツァルト : フィガロの結婚」 アバド指揮 ミラー演出 東京文化会館
これに触れたからだ!
オペラとオペレッタは元々好きで、二期会や日本オペレッタ協会の公演にはそれまでも相当に触れていたし、ちょうど同じ時期の
1991.06 東京オペラプロデュース「モーツァルト : ドンジョバンニ」 レニッケ指揮 松尾洋演出
も聴いて、感心した記憶がある。会場は「命名変更したばかりの パナソニック・グローブ座」だった。『モーツァルト没後200年』だったので、信じられないほどモーツァルトオペラが聴けた1年だった。東京オペラプロデュース公演だけでなく、日生劇場で「モーツァルト7大オペラ一挙上演」の快挙があり、私高本もナマで聴かせて頂いた年であった。
・・・で、その『モーツァルト没後200年』に運命的な出会いのコンサートと衝撃的にも出遭ってしまう(爆
上記の通り、ベルリンコーミッシェオーパー「オッフェンバック : 青ひげ」である。当時31才(だったハズ)の私高本の感性に、
「一流のオペラ」を徹底的に掘り下げて上演すると、これほどまでに素晴らしい感動があるぞ!
を私高本に教えてくれた記念する公演である。初日の6月6日は木曜日の上に追加公演だったために、主催者(中部日本放送)が気の毒なほどガラガラで、そのおかげで(6月9日公演に比べて)響きが素晴らしかったことも思い出である。
2009.10.23 & 10.24 東京オペラプロデュース「シャブリエ : エトワール」飯坂純指揮 八木清市演出
は、上記2公演に次いで私高本の「音楽観」を形作ってくれた。15年ぶりか!
もちろん、この期間 = 15年間に「感動したオペラ」は数多くある。二期会「ワーグナー : ニュルンベルクのマイスタージンガー」とか、新国立劇場「J.シュトラウス2世 : こうもり」などいくつもすらすらと挙がる。有り難い限りだ。