Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

本日はご来場ありがとうございました(No.2023)

2012-03-29 23:54:46 | ピアニスト・佐伯周子
 本日ご来場頂きました皆様には、心より感謝申し上げます。演奏は楽しんで頂けましたでしょうか?


 3/16の「本番会場リハーサル」からは想像も付かないほど、本番は盛り上がった。猫頭=私高本 の想像力欠如が原因だろうか? その後の13日の「佐伯周子 + 草冬香 の精進」の成果だろうか? わからない。
 「事前リハーサルを聴かせてもらった身内」なので、『批評』は書けない。(あぁ、書いている「ゲンダイオンガクヒョーロンカ」はいっぱいいるじゃんw)
 特に印象に残った2曲についてだけ簡単に記す。

2つの性格的行進曲ハ長調D968B


 この曲集を「1つのまとまり」と感じての録音は過去皆無だと思う。実演はわからんよなあ。「草冬香(プリモ) + 佐伯周子(セコンド)」のペアは、第1番 → 第2番 を「アタッカ(休み無し)」で続け、第2番にのみ存在する「コーダ」の説得力を増した演奏。おそらく「世界中で録音皆無」の演奏だったと思われる。特にエンディングへの盛り上がりが素晴らしかった!

イタリア風序曲ニ長調D592


 この後「魔法の竪琴」序曲D644 → 何も手を入れずに転用「ロザムンデ」序曲 → 交響曲「グレート」へ転用 の道筋を辿った名曲(よいうよりも迷曲?)がこれ。これまで「一切ピアノ連弾版は録音無し」の曲(と私高本の調査では思っている)だが、「オーケストラ版に匹敵する、 または 超越した名演」だった。シューベルト自身が「手を入れた箇所」も確かに効果有ったし。


 ご来場の皆様、ありがとうございました!
コメント
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