詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

休みの日には

2008年04月30日 | 日記
春には物思うことばっかりだから
休みの日ぐらいは
せせらぎの音をききながら
頭の中を真っ白にしてゆく

ときどき
春の嵐に巻き上げられた堰の水しぶきが
サマーベッドの仰向けの顔に
降りかかる

吹きすさぶ音の向こうに
耳をすませば
芽吹きつつある
いのちのかすかな音が聞こえる

息を切らして堰まで登ると
今日も また
ポチャンと飛び跳ねて
ぼくを歓迎してくれる一匹の岩魚

そしてまた
帰ろうとして 覗き込むと
まるで疾走するイルカみたいに
堰と堰との間の水溜りをよ切って
寝床のせせらぎへと
還ってゆく岩魚

今年も元気に
顔を見せてくれた岩魚よ
ありがとう
ぼくもまた
限りある命を懸命に生きよう
微笑みを忘れることなく
感謝を忘れることなく

明日からガソリンが約30円値上がりとか

2008年04月30日 | 政治
悪政もここまでくるとあきれて物が言えない。政治の基本中の基本はー所得の再配分機能である。市場まかせでは、弱肉強食による経済格差・不平等が増大する一方だからだ。さらに日本は先進国の中で最も所得再配分機能が小さいという(「財政の仕組みがわかる本」神野直彦東大経済学部教授)。「格差は仕方ない」と恥知らずにも堂々と公言したり、所得再配分に逆行する税的負担増ばっかりの小泉以後のこの国の総理大臣は、仕事放棄し放題の税金泥棒と言うしかない。

婚姻で閨閥化し特権階級化した世襲政治家(自民党議員の約6割ー自民党議員の娘が結婚適齢期になると、彼女の文書が各官庁の大臣官房へと回されてきて、大臣官房がしかるべきキャリア官僚を推薦して、見合いさせるのだという。娘婿となった官僚から二世議員となる者が少なくない)・エリート官僚・大企業官僚・大マスコミ・御用学者以外のほとんどの国民の反乱が始まるのではと思う。

数日前の山口二区衆院補選で、自民・公明党の支持者の約四分の一が反旗を翻したように、この両党はもう歴史的役割を終えてしまったのだろう。はやくとっとと舞台から去って欲しいもんだ。

サッカーのオシム監督を好きになったのはー

2008年04月30日 | 政治
敗戦の後、「仕方ない」とか「気分を変えよう」という日本選手の言葉に、彼が激怒したと聞いてからだった。

日本人は伝統的に、誤魔化すのが上手い民族なのだと思う。

けれども、先日の参院選での地方・農民の反乱に続いて、年金や「後期高齢者医療制度」でとうとう、高齢者の反乱が始まってしまった。

ガソリン税暫定税率と史上最高値を更新し続ける原油高は近いうちに間違いなく、200円近くなってしまい・・「仕方がない」と他人事だった中年・若者たちの反乱をも引き起こすことだろうと思う。

アメリカでさえ、減税で景気回復にやっきだ。ましてや、小泉以後のデフレ政策と&アリカ化政策のために意図的に不況政策をやって来た(富裕層がデフレ政策で土地・株・物を二束三文で買い続けてこれた)この国の九割以上の人々の反乱が始まるだろうと思う。

ぼく等の税金で吸血鬼のように肥え太った官僚・公務員や世襲政治屋や、長年のデフレ政策や所得税・相続税減税や法人税減税で蛭のように肥え太ったわずか一割未満の富裕層以外には、減税や年金・保険等の負担減こそが必要だ!!!

それによって、物を買いたくても買うことのできない大多数の購買力を増すことがこの国の不況を解消し、地方や国を救う唯一の道だと思う。