悪質すぎる東電の嘘八百（3月期決算ヘン！）

個人の納税や政治家の嘘には情け容赦ないマスコミや日本社会だが。
ぼくなども、来月やっと借金返済が完了するまでは裁判等でエライ目にあったというのに・・
東電の決算のデタラメ振りと、「東電救済」と増税や電気料金値上げがまずありきと言う民主党政府や財界やマスコミは気が狂っているとしか思えない。
（税金からの負担と言われても、ぼくのようにずっと原発などに反対だった国民も多くいる。
なんでそのような国民が原発事故の尻拭いをさせられるのか？
石原都知事やこんな馬鹿を支持する都民のような原発賛成派からだけ高税を取るというならまだ理屈は通るが・・

◆『8兆円もある！東電が持つ「売れる資産」〝国民はビタ一文払う必要なし〟「日刊ゲンダイ」5/19』はー「ここ」
◆下記のブログ右側のtwitter欄と下のコメント必読！のブログ記事『平田オリザの騒動 - 米国による汚染水放出強要事件 』はー「ここ」
コメントの一つだけをアップすると。
《＞東電3月期決算の特別損失1兆200億円、純損失1兆2473億円。この数字、嵩上げしていませんか。
＞東電の思惑を見抜かなくてはいけない。11年3月期決算ですからね。12年3月期見通しではない。少なくとも収束費用4262億円・廃炉費用2070億円の中身を積み上げさせないと。

同感です。この会社は財務でも嘘をついたのでしょうか。まず、廃炉費用が計上されているのが、へん。
福島第一原発の現状は依然として事故の収束に専念している段階ですから、廃炉作業に着手しようがないでしょうが、まだ。
次に特別損失の額が高過ぎ。
特別損失ってのは「企業が通常の活動以外で、特別な要因で一時的に発生した損失」なわけで、「ああ、原発事故の処理にかかった費用なんだな」と思うじゃないですか、ふつう。
しかし1兆200億円とは。
3月期決算なら会計期間は３／３１まで。地震が起きたのは３／１１だから、２０日間で1兆200億円の費用が発生したことになります。一日あたりだと５００億円。何に使ったんだろ。
監査法人はこの決算を適正と認めるんですかね？
少なくともまだ感電していないことを祈ります。》

原発に巣食う鬼畜たちの陰謀ー

福島原発事故に関して、最も説得力ある仮説を提示してきたブログの最新記事『「フクシマを核処分場にする計画」を改めて検証してみるー福島第一原発から半径２０ｋｍは、実質的に国に召し上げられてしまった』はー「ここ」

菅官政府による最大不幸福社会はいつまで続くのやら・・
このままでは被災地支援の第二次補正予算（つい先日の補正予算は予算を組替えただけ）をやる気を全くがない。
今その予算を組むとすると復興・建設国債を発行せずには予算が組めず、それをなんとか増税でというのが菅官政権の目論みらしい。
西岡参院議長の言うように菅には何一つ期待できないし、怒りからという発言に同感だ。

日本の諸悪の根源が官僚支配政治（天下りによる企業官僚も）なのは明らかだ。
さらに悪いことには、戦後ずっとアメリカの属国なので日本・日本人の利益よりもアメリカの利益第一・・これが世界一の地震・津波大国に利益第一原発が乱立してすべての命を脅かす理由だ。

震災・原発事故での復興にはー
（１）菅官から被災地復興を考える政治家へのバトンタッチ　
（２）「復興・災害救助・原発管理省」を新設すべき・・
より具体的にはー①財務省等の官僚が復興国債に反対と言うなら、特別会計の一割約３０兆円を復興に振り向ける。
②約１００兆円の米国債の一割１０兆円で米国から石油・建設資材等を買って、被災地に無料配布したり、被災者雇用とデフレ不況脱出に必要な大公共事業「会津遷都」に使うべき。

更に米国には、復興国債を買った企業に会津遷都公共事業（郡山～新潟間の新幹線・高速道路）入札参加資格を与えるがと率直に相談すべき・・
「復興・災害救助・原発管理省」の災救船は、「病院船」等の実績ある米国に発注すべきだし・・
最近「関西への首都機能移転」論を唱え始めた関西圏には、日本の四分の一を占める東北復興こそが日本の未来のためであり、最高裁と災救船本部を置く事で納得させるべきだ。
日本海周りで新潟～会津・郡山間への首都機能移転は、東北復興のみならず、関西～山陰にかけての日本海側の再開発で膨大な公共事業が可能と思う。