詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

日本国家破綻の原因ー原発、官僚(国家・企業)支配、天皇制

2011年05月05日 | 政治
あらゆる面で日本の国家破綻の原因となるのは原発(環境破壊、安全、未熟な技術、膨大な廃炉費用等)だと感じた記事「小出裕章『隠される原子力』を読む(1) - 戦後日本の核開発 」はー「ここ」

ここで書かれているように、英語では同じ言葉を、「核」と「原子力」というように使い分けて、後者の「平和的活用」は素晴らしいという誤った幻想を政官財によって植え付けられてきた。その点では、原発もまた天皇制や官僚制支配と同様なあらゆる分野にまたがる国家的なタブーであった。

今回の原発事故は4重5重に人災なのではと痛感する。
◆図が多くてとても判りやすい記事『原発推進の正体は「日本列島を核の墓場にする計画」だったのではないか』参照をー「ここ」
◆とても充実したリンクのあるブログ記事『国立大学にも御用学者でない人もいる=小出さん&今中さん』はー「ここ」
◆6年以上も前の地震学者の予言『迫り来る大地震活動期は未曾有の国難であるー衆議院予算委員会公聴会で石橋教授が原発震災を強く警告』はー「ここ」

人災と考えられる諸点はー
①第3の原爆という意味(シュミレーション好きのアメリカはとっくにこの事故を見越して準備していたからの「トモダチ作戦」)。欧米での原発の耐用年数は二十数年間!
②核兵器廃棄から生まれるプルトニウム等の核廃棄物の墓場として日本・・という欧米からの位置付けに呼応したプルサーマル発電
③良心的な原発学者・地震学者等の反核・反原発の世論を圧殺する一方での、安全無視(耐用年数を延長しての40年目の福島原発等運転継続や津波時の電源系統の安全の無視)
④マスコミや御用学者「専門家」を総動員しての原発の「安全神話」の洗脳と「千年に一度」という嘘八百(同程度の地震・津波は百年前の三陸で)
⑤金儲け第一の原発を廃炉にしないための事故対策の後手後手と、国民・世界への情報隠蔽と説明もなしの汚染水等の海への放水
⑥できるだけ補償額を少なくしたい東電や菅政府の狡知によって、対応が後手後手になり被災者を見殺しにして被曝被害拡大。(最初は3キロ以内の避難勧告で、菅首相の能天気なヘリ視察の間に対応が遅れて、その直後大爆発を起こし、現在もまだ無責任極まりない原発から20~30キロ以内の自主避難から避難勧告)

「日本は上へ行けば行くほど馬鹿が出て来る」という日本人感は、日露戦争以来だろう。
日露戦争でも太平洋戦争でも・・ロシア・アメリカ将校は「○時だからまた日本軍が一斉攻撃してくるぞ」と待ちかまえていたとか。

この原因は、明治以降の長い間、長州閥以外はなかなか出世できなかった陸軍・官僚・政界の閨閥化であり、世襲による劣等化であり、戦後は企業官僚にもその害が及んできたものだろう。

彼らの錦の御旗は、戦前は世界一の大財閥で・・戦後も膨大な金塊や証券等をスイスの銀行やバチカンに持つという「天皇制」(戦前の管理者は情報公開なし、戦後は財界や日銀や宮内庁)にある。
天皇が大株主だった大銀行が戦後ほとんど無傷だったのに、それ以上に戦争責任を問われなかった膨大な天皇家の財産が霧散したとはとても信じられない。
それに備えてのスイスの銀行やバチカンへの金塊等の疎開だったのに・・

この大震災を機会に、天皇が千数年間そうだったような宗教的な権威として、元いた京都で、人権を持つ一般人として、その膨大な財産を宮内庁から取り戻し、震災復興予算にすべきだ。

数十年前でも、その利子でさえ約千億円というのだから、宮内庁等の財産管理者にツマミ食いされてなければ・・その数倍に増えていて、総額は最低でも数十兆円はくだらないはずである。


天皇の金塊、真の緑の党を!桜・藤・菫、ブレードランナー、血税が東京電力収入に?

2011年05月04日 | 政治

少し古いけれど、かなり正確な戦前戦後史についての記事「黄金の百合作戦(レッ・ボルテール:山下の黄金の「伝説」)バルセロナより愛を込めて」はー「ここ」
このブログ記事がコメントされていた記事『スイスに亡命預金した岸信介と同じ体質の菅直人「日刊ゲンダイ」(「日々担々」資料ブログ)』はー「ここ」・・ぼくのコメントは26番目のコメント。

日本では核と原子力とを使い分けているが英語では同じ言葉だ。日本にも反核・反原子力を標榜する『緑の党』が必要だー反増税・反TPP・反官僚支配(天下り・特別会計・冤罪製造機械検察支配反対)を掲げるならば、自民党・カルト宗教・菅政府~共産党までのこれまでの偽物どもに対峙する極となり得る。
日本人はこの列島の歴史を省みて発想を変えるべき時代だ。戦後米国に強制された原発や、環境・人間を犠牲にしての利益追求は、この日本列島という地震・津波多発、狭い国土(平地は三割以下)では到底不可能だからだ・・国土が広いアメリカや地震・津波など皆無のヨーロッパでは可能かもしれないけど・・

『東京電力の収入?』というブログ記事はー「ここ」
ほとんど何の罰則もないこのような案(管理職の年収半減でも約二千万円の収入他の社員も他の会社に比べると高給のまま)では・・そのような火事場泥棒的な責任逃れを狙って、耐用年数を過ぎた原発の廃炉費用数千億円をけちって、わざと原発事故を起こす電力会社が現れるかもしれない。

おかしいなまだ桜が咲いてる(結構種類が多いせいかな)。田植えの背景の藤棚が涼しそう。白い藤は生まれて初めて見たけど、とっても華やかな印象。公園は名も知らない小さな花でいっぱいだ・・「菫ほどの小さき花に生まれたし」(漱石)

三回目の「ブレードランナー」・・レプリカン(アンドロイド)たちは誰もが人間よりも個性的。原作者で最近一番人気のSF作家ディックは、人間とアンドロイドとの違いは「共生感覚」というけれど・・原作と違って映画では、その垣根が取り払われるエンディング。映画にはまた違う良さが・・

諸プレートの上の浜岡原発や活断層の上の敦賀原発、さらに危険な六ヶ所村の再処理工場

2011年05月03日 | その他
「原発は憲法の敵」という、ブログ記事『震災と生存権 - ダモクレスの剣の原発を論じぬマスコミ
』はー「ここ」

《全国から使用済み核燃料が集積保管されている六ヶ所村の再処理工場で事故が発生した場合、貯蔵する放射性物質の1%が放出されただけで、半径130キロ圏が被曝線量3シーベルトの地獄となり、青森県民と函館市民の半数が死亡する惨事となると予想されている。
1%でそうなるのだから、10%が放出されれば、半径1300キロ、つまり鹿児島までの住民の半数が死亡する可能性が生じる。
20%が放出されれば、3シーベルト圏が半径2600キロに広がり、朝鮮半島は無論、台湾から中国大陸の平野部が致死量の放射能で覆われ、何億人の人間が死ぬかわからない。中国も壊滅する。

青森の六ヶ所村は、そういうダモクレスの剣なのであり、われわれの生存のクリフハンガーなのだ。これこそ、まさしく生存権(25条)の問題ではないか。9条が戦争と軍隊を放棄し、世界にそれを敷衍させるべく要請しているように、われわれは安んじて生存するために原発を地上から廃絶しなくてはならない。原発は憲法の敵だ。》


このままでは10年以内に間違いなく亡国だろうー「トモダチ作戦」考察

2011年05月03日 | 政治
それらの要因として以下の四つの危険性を指摘可能だ。
(1)原発の廃棄が早急にできるかどうか
(2)デフレ不況の上に増税での経済破壊
(3)アメリカの真の狙いのTPPによる属国化を防げるかどうか
(4)米軍の「トモダチ作戦」の進展による米国の属領化や自衛隊の傭兵化を防げるかどうか

(1)(2)(3)についてはこれまで何度か取り上げたことがあるので、今回は(4)についてだけ触れることにしたい。
まず最初に、「トモダチ作戦」とはどのような内容なのだろうか?
それはー
①日本有事(戦争状態)や周辺有事(戦争状態)用の司令部等の災害時での転用と米軍と自衛隊の一体化。首相官邸内にも米国軍人が闊歩とか。
・横田基地の在日米軍基地に新設された「トモダチ作戦」司令部の「統合支援部隊」は、ハワイの太平洋軍司令部にある常設司令部「統合任務部隊519」を移して作られたもの。
・1997年の日米ガイドラインで合意した有事(戦争状態)の際の「日米共同調整所」を防衛省、横田基地、陸上自衛隊仙台駐屯所の三ヵ所に立ち上げ。
②「トモダチ作戦」が遂行されているのは、米政府が在日米軍家族七千五百人を帰還させ、避難地域に指定した福島原発の周囲80キロ圏外。

これらの理由として考えられるのはー
①自民党時代でさえ避けてきた「思いやり予算」の負担増ー2010年度の206億円だったのが、今年四月から一挙に毎年1881億円を五年間に渡って税金で負担という・・法律的にも安全保障上からも違法な日本政府や米軍への批判をそらす目論見が・・案の定、「トモダチ作戦」に感謝するというマスコミやお目出度い日本人の世論が作られつつある。
②より重要な動機としては、オバマ大統領が掲げた新規の原発建設を推進するクリーンエネルギー政策に、悪影響を与えないことが最優先されているのではと思う。
福島原発は米国GE社製だったということが、巧妙に米国内で隠されている。

これらの結果として、日本のますますの米国の属国化、自衛隊のますますの米軍の傭兵化が進んでゆくことだろう。
それらを防ぐ唯一の道は、そもそも五年先までの、従来の十倍にも増加された「思いやり予算」が、憲法・法律違反であるばかりではなく、日本の安全保障についても害あるものだという議論が国会でなされなければならない。
この予算のための特別協定をまるで大震災・原発事故を予見したかのように、米国と慌てふためいて取り決めた菅政府と当時の前原大臣の責任を追及しければならない。

それがなされないなら、10年以内に間違いなく・・米軍の完全な傭兵にされた自衛隊が、米国の軍産複合体やユダヤ国際金融資本の利益のために引き起こされる中国との戦争での先陣部隊とされることだろう。

最新の詩  雨が好き

2011年05月03日 | 
人生の半分以上が
放浪生活だったというのに
雨が好きなのだけは
生まれついてのまんま

濡れたまんまで雨音を聞く
雨の香りに濡れそぼって泣いている
野良犬も野良猫も木々も
心細さを共にする仲間たち

雨に打たれるどん底で生まれる歌よ
雨を振り仰いで飲む無頼よ
雨の中で握り締める殺意よ
お前たちがなによりも大好き

最近の呟き(なう)からーサの神さま、天皇制、トモダチ作戦等・・

2011年05月02日 | その他
連休の合間に病院のハシゴ。桜がまだあちこちにチラホラ。サクラ、皐月、早乙女、薩摩、土佐、讃岐、佐渡・・検索してもよくわからないのが「サの神さま」・・この国の始まりは弥生時代、秦の始皇帝から不老不死の薬を求めて蓬莱へと派遣された徐福がもたらした文明・文化だと考える魅惑がずっとある。

今回の地震・津波と同程度なのは百年ちょっと前にもあったようだが・・日本人の劣等化は明治以来ではと思う。その原因はずばり天皇制だと思う。天皇制というこの国最大のタブーの前にはほとんどの日本人が判断停止になってしまう。戦後の一時期ははたと目が覚めた日本人だったのに・・天皇制というブラックホールの桎梏のために幼児化しつつある日本人と思う。

『謀略の明治政府』http://amba.to/maO75V 組織の原理としてなるほどと思ったブログ記事でした。天皇家も戦前は長州閥に、戦後はアメリカに脅迫されているのかも・・組織が求める人材は、いつの時代も、閨閥の網に従うか、それとも殺し等の共犯者としての弱みを共有さ…

米軍の「トモダチ作戦」(1)ーこれに用意された予算は米政府によると約65億円とか。今後五年間に毎年1881億円づつ(総額約一兆円)の「思いやり予算」でまだまだお釣りが・・2010年には206億円だったこの予算を一挙に約十倍に増額した売国奴菅政府。独立国なら震災復興に使うべき!

伝統ある天皇家と天皇制は別物。後者は明治以降にヨーロッパの君主制を手本に官僚制の上にお飾りとしておかれたもの。実質的な支配層は通貨発行権・管理権を持つ日銀(諸銀行の上に君臨)大蔵官僚だった。後には内務官僚警察・検察や軍事官僚が暴走支配するが・・

北朝系統でありながら「南朝が正統」と言った明治天皇の自己否定が長い間疑問だった。歴代天皇が参拝しなかった伊勢神宮への参拝が明治以降始まったことも・・ぼくの推理では(そのような説も根強い)、明治天皇の父孝明天皇が毒殺された後に、明治天皇が長州閥のために長州内の南朝系に替えられたのではと思う。
天皇家は、戦前は長州閥に、戦後はアメリカに脅迫されているのではと推理する。

増税でこの国の破壊を目論んでるのが、財務省日銀言いなりの自民党や菅政府や財界。TPPでは、アメリカ言いなりの菅政府や財界や新自由主義のみんなの党やカルト宗教。彼らに共通の目的は、利権や税的優遇や税金強奪で溜め込んだ資産を子孫に残すこと。それへの対策は相続税を元の高税にするしかない

あまりにも危険すぎる浜岡原発は即時廃炉に!

2011年05月01日 | その他
《生方卓は、浜岡原発が立地している地層表面の砂岩の現物を持参して披露、手でポロポロと割れる脆さであることを実演した》という衝撃的なブログ記事『広瀬隆と小出裕章の4/29講演会 - 終焉に向かう原子力』はー「ここ」