先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

年間約5200トンの地球外物質が地球に、降り注いでいる!

2021年04月13日 19時49分56秒 | 日記

ニューズウィークが、『地球には年間約5200トンの地球外物質が降り注いでいる』なる記事を載せているが、大気圏に突入する際、高熱になっても燃えつきず、地上にに降ってくる凌駕毎年5200トンというから凄い。

南極で採取された地球外物質 photo: Cécile Engrand/Jean Duprat

<フランス国立科学研究センターなどの研究チームが、南極で地球外物質を採取し、これを分析したところ、年間5200トンの地球外の塵が地表に到達していることがわかった...... >

地球は毎年、彗星や小惑星からの塵と遭遇している。これら惑星間塵の粒子は、地球の大気を通過して流星になったり、微小隕石として地表に到達することもある。

それでは、地球には宇宙の塵がどれくらい降り注いでいるのだろうか。フランス国立科学研究センター(CNRS)、パリ=サクレ大学、米国の国立自然史博物館(NMNH)らの国際研究チームは、約20年の研究活動を経て、「年間5200トンの地球外の塵が地表に到達している」との研究論文を2021年4月15日発行の学術雑誌「アース&プラネタリー・サイエンス・レターズ」で発表した。

南極で30〜200ミクロンの地球外物質を採取し分析

研究チームは、南極大陸東部アデリー海岸から1100キロ内陸の氷床「ドームC」にあるフランスとイタリアの共同観測基地「コンコルディア基地」で6回にわたって調査を実施。30〜200ミクロンの地球外物質を採取し、これを分析した。「ドームC」は、積雪が少なく、大気中の塵がほとんどないため、地表に到達した地球外物質の採取場所に適している。

一連の調査で、未融解微小隕石(uMM)1280個と宇宙球粒(大気圏に突入した際に完全に融解した物質:CS)808個が特定された。研究チームは、これらをもとに年間の流入量を予測し、約1600トンの未融解微小隕石と3600トンの宇宙球粒とを合わせて約5200トンが地表に到達していることを示した。これらのうち約80%は彗星から到来したもので、その多くが木星族彗星からのものとみられる。残り20%は小惑星からのものだ。

Cécile Engrand/Jean Duprat

 

大気圏突入前の宇宙塵の質量は1万5000トン

研究チームの予測によると、大気圏突入前の宇宙塵の質量は1万5000トンで、地表に到達する質量よりも大きい。このように質量の差が生じる原因については明らかになっていないが、研究チームは、「地表に到達した未融解微小隕石が小さくて脆く、十分に採取されなかった」、「大気圏突入前に宇宙塵の一部が取り除かれた」、「惑星間塵の粒子の数が想定よりも少ない」という3つの仮説を示している。


佐川急便が中国製EV、7200台採用

2021年04月13日 19時37分14秒 | 日記

日経によると、『中国の広西汽車集団製EV、佐川急便が7200台採用』とのこと。佐川もすごいが中国もすごい。小型EV商用車は、日本メーカーがあまり手を付けていないという。

佐川急便が公開した商用電気自動車のプロトタイプ車両(13日、神奈川県綾瀬市)

中国の自動車・部品メーカー、広西汽車集団が小型商用の電気自動車(EV)を日本企業に供給する。SGホールディングス傘下の佐川急便が国内での配送用トラックとして7200台採用することを決めた。EVの普及で先行する中国製のEVが日本に本格上陸する事例となる。

広西は中国南部の広西チワン族自治区柳州市に本拠を構える。供給するEVは軽自動車サイズの商用バンで航続距離は200キロメートル以上。配送拠点から配達先までの短距離を走り、配送拠点で夜間などに充電する。8月に仕様を固めて、広西が9月にも量産を始める。実際の納入は2022年9月になる見通し。

車両の企画開発や製品保証は日本のEV関連スタートアップのASF(東京・港)が担当する。広西はASFからOEM(相手先ブランドによる生産)を受託する形となる。佐川は今回採用するEVのコストを明らかにしていないが、現状のガソリン車の軽ミニバンの130万~150万円を下回る水準とみられる。

小型EV商用車は、採算性や安全性の確保、ブランド維持の観点から日本メーカーがあまり手を付けていない領域だ。三菱自動車が世界初の軽商用EV「ミニキャブ・ミーブ」を11年に発売したが、累計で9100台の販売にとどまる。

中国製EVは商用車ではそろりと浸透し始めた。中国大手の比亜迪(BYD)が日本での納入例を増やしており、上野動物園(東京・台東)やハウステンボス(長崎県佐世保市)などが園内バスとして採用しており、のべ53台を納入済みだ。BYDは22年6月までに100台まで増やすことをめざしている。


超音速エアフォースワン

2021年04月13日 01時58分29秒 | 日記
CNNが伝えていることによると、アメリカのベンチャー企業、エキソソニックが、超音速マッハ1.8、ジェットエンジンが2機の次期エアフォースワンの開発をしているという。
ベースは、Exosonicの70人乗りの民間旅客機を31人乗りの大統領専用機としたもの。