薔薇色の人生、薔薇色の時代という。
幸せな人生、あやかりたいものだと調べてみたくなった。
一般的には、ローズ、ローズピンク、ローズレッドといわれる色が、薔薇色にあたる。
ヨーロッパの花、よもや、日本の伝統色ではないと思っていたが、ディックの「日本の伝統色」の第7版、#N-715「薔薇色(ばらいろ)で収まっていました。(お笑いなら、欧米か) というところ。
バラは、薔薇(そうび)として『源氏物語』にも、登場する花(読んでない、無責任)、そう言えば、近代の訳詩(上田敏の)にも、「花薔薇(はなそうび)」の言葉あった。しかし、色の名前としては、伝統色に入るほど古くはない。ヨーロッパ文化とともに流行ったからか。
明るい鮮やかな赤、「薔薇色の人生」象徴的でどんな人生なのか。
色名として、「ローズ・レッド」は、1300年代の文献にもみられるというから、花の色からよく知られ、親しまれていたのであろう。
一方、「オールド・ローズ」という色名は、オールド、古い、アンティック、として、くすんだ灰色がかったバラ色。
ヨーロッパの古きよき時代をしのばせる優雅な色合いが「オールド・ローズ」。
このほうが、「きもの」、色無地に染めてしっとりとした色で日本女性によく似合うと思う。何となれば、日本古来の「薄紅(うすべに)(うすくれない)」に近い色目だから。
「美しい国、日本」は、「薔薇色の日本」明るい幸福な国を目指していたが、このまま幻に終わるのか。とかく「バラ」の花は、虫がつきやすい。
伝統色の「薄紅(うすべに)(うすくれない)」ですか。このサイトで見る限り、かなりしっくりした色目ですね。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakamaki/dentouiro.html
サイトのURL教えていただいて、有難うございます。
早速開いて確認します。
今、来ているTシャツもくすんだピンク。
くすんでいるのを好むのは、日本女性の控えめなDNAからかしら・・(*^m^*) ウソ
いずれにせよ、「バラ」と言う言葉を聞くと、耳がジャンボになってしまうバラ好きですので
ばら色にも大いに興味があります。
いつも綺麗なバラの花の写真見せていただいていますので、やはりピンクが多いのでしょうか。加藤登紀子の「百万本のバラ」の歌も好きです。あれは何色のバラだったでしょう。衣服には、派手なピンクより、オールドピンクの方がゆかしいです。