「水色」
子供のころから、クレヨンや色鉛筆に必ずあったこの色は、透明な水も ためらいなく水色で描いた。空色もあったと思うが、水も空も区別なく、水色のクレヨンで描いたように記憶している。
万葉集では、水縹(みずはなだ)と呼んでいますが、後に水色となり平安時代には、すでに水色と言う色名が用いられていました。
透明な澄んだ水は、雪解けの春の水の色であり、ときに空や雲を映し出し「行雲流水」の言葉さながらで、身も心も洗われる思いです。
そして、奈良東大寺のお水取りの儀式、このあと春がおとずれると申しますが、記録的な暖冬で今年は冬と春の線引きが明確に参りそうも有りません。
いずれにしましても、水色は春の色でありたいと思います。夏は濃いブルーの青が控えて居ります。
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