『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

もうひとつの空

2007年09月04日 12時13分10秒 | 歌と私と私の祭り
ただいま~っ

今年の夏休み(夏祭り)も終わりました。
さてと、そろそろ現実へ戻ります。

その前に・・・大阪は暑い!!
上京したのが31日。歩いていても汗をかかない事にびっくり!
けど、丁度急に涼しくなった時期と重なっただけのようでした。

私がお江戸まで行って何をしているかって?
ぐふふふ~っ、それは、ひ
・・・・・・・・・・・・・。
に、するような事はしておりません。

二日目はネットでお近づきになった方々と、ひたすら特別な歌を歌い♪
(一日目はそれの練習をする為に、ひとカラに走り)
三日目は大切な方々と会い。
その夜は、大切な大切な友と語り
それ以外はひたすら寝ているだけで、
観光、お遊びとは全く無縁な過ごし方・・・ではありますね

けれど、家族以外の人達と長時間接する機会は、
この時だけと言っても過言ではなく、
私が私だけの私になれる場所として必要不可欠な【時】となっております。

ん・・・そうね。
無理矢理、その【時】を作ってリセットしようと躍起になっている・・・
いた、「いた。」のですが、
今回、ようやく自然にリセット出来たような気がいたします。
これからは、純粋に「楽しむぜ!!」という目的で行けるかもしれない。

【変わろう】とか【変わらなければ】あるいは【切り替えなければ】
という思いをあまりに強く持ちすぎると、逆にそれに縛られてしまうようですよ。
「わ~い!嬉しいな 楽しいな」と感じる前に
「今の時を忘れちゃいけない!」な~んて重くなっちゃったりする悪い癖が
ようやく、無くなってきつつあるような、そんな充実した夏休みでありました。


さて、現実です

こちらまで、長々とお休みしてしまったのは
毎日がめいっぱい!!な日々に、続々と「いつもと違う事」がやって来て
心身共に、余裕が全く無くなってしまったって事が大きな理由ではありますが
「時間がない」と言うのはこういう事を言うのだと気付かされた日々でもありました。
でも、それも、春からの生活のある意味予行演習でもあり、
その中でいかに「自分だけの時間」を確保するのか?
そしてその時に寝る事以外に何をするのか?なんて事を考えるのが
ちょっぴり楽しみにもなって来ましたので、今度こそ

♪かえぇ~ってきたぞ!かえぇ~ってきたぞ!!」と声高らかに歌えそう


夏休みからの帰り道。新幹線に乗ってすぐに眠りこけたので
またしても富士山を見逃してしまったのですが、
京都駅を過ぎ、大阪が間近になった頃、
それまで晴れていた空が急に真っ暗になり、
雨が車窓を叩き付けました。

・・・現実を暗示するような、何ともドラマティックな演出・・・

おのずと、気分も低迷気味。
しかしですよ!!その雨は数分でおさまり
虹でも出てやしないかしらと、空を見上げて息を呑んだのでございますよ。

重苦しい灰色の雲の一箇所にぽっかりと大きな穴が・・・
そしてそこには、もう一つの空があったのですよ
青空に真っ白い雲
グレーのキャンバスをくりぬいて、
まったく別の絵をはめ込んだような、不思議な世界。
空の上のもう一つの空。

うん・・・私の思っている、いや、思い込んでいる「現実」は
ちょいとつつけば、まったく別の「現実」と成り得るのかもしれないのでありますよ。


はい、文字通り「覚醒」いたしました。
家に着いて着替えもせずにスーパーへ買出し。
山のような洗濯物に「ただいま~っ!!」と声をかけ、洗濯機をスイッチオン!!

我が家よ、ただいま!
我が家の男共よ、今帰ったぞ!!
そして、いつもの私に、そっとやさしく「おかえりなさい。」

     


       =====================


さぁ、かぁちゃん、ぺこちゃん、早く帰っておいで





コメント (11)
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