【「祭り」とショートステイ】
「祭り」を計画するのは良いけれど、一番問題なのが、かぁちゃん・・・。
ぺこちゃんの短期入所は、おばちゃんの時に急遽利用する事になったのだけど
その時に、デイの責任者が(真意の程は定かではないのですが)
「実績を残しておかないと、このサービスは不要とされて打ち切られますから、
ショートステイは間を空けないで利用される事をお勧めします。」
と、助言してくれたので、迷う事無く利用し続けている。
(スムーズな訳はないのだけど、この事はまた後日)
最初の「祭り」の時までは、かぁちゃんはまだショートを利用してはいなかった。
2~3ヶ月に一度ほど、妹の家に泊まりに行っていたので、
時期を見て妹に頼み込んで出かけて行ったのだけれど、
妹も甥っ子の事や学校や地域の働きで徐々に忙しくなって来たので、そろそろ・・・と
ショートステイの利用に踏み切ったものの、最初の半年は一泊が限度。
元々口を開けば愚痴か泣き言の多いかぁちゃんの事。
「新しい事」に人一倍慣れない性格は益々意固地になって来ていたし
ショートの前後日の恨み言が耐えがたかった事もある。
けれど、デイサービスだって慣れるまでに1年かかったのだから・・・と
そこは忍耐、忍耐・・・
とは言え、感情の起伏が激しくなったり失禁が増えたり・・・でっかい方よん
ショートの利用は、精神的にはあまり良い影響を与えるとは思えなかったので、
3泊家を空けるとなると妹に頼らざるを得なかった。
当然、彼女にも予定があるので二ヶ月以上前から予約して、
何度も念押ししていたのだけど、2回目の「祭り」の前辺りから仕事を始めてしまった。
でもねぇ、姉ちゃんは安心していたのだよ。その日は空けてくれるって。
そしたら直前に「半日だけど仕事が入ったけどどうしよう?」と来た。
内心、烈火のごとく怒ってはいたものの、無理を頼み込んでいる者の弱さ・・・。
うん、解るんだ。私が「祭り」にかける切なる思いなど、理解されるもんじゃない。
それに、彼女は甥っ子が一番大変な時期には一度だってSOSを出さなかった。
彼女には「休み」は一日たりとも無かったのだから。
姉ちゃんの決意は単なる我儘で、軽いお遊びにしか映らなかったのかもしれない。
結局、一日早くかぁちゃんを連れ帰って、子供達と家に居させる事で何とかなったけど、
その時の思いときたら・・・なんだか、とても惨めになって・・・。
身内とは言え、頼っちゃいけないんだなぁ・・・と自分の甘さを痛感。
それに、そういう事を続けて、妹に対してどこか拘りが出来てしまうのも避けたかった。
なので、それから一年かけて、ショートを2泊。そして、3泊へ増やす計画を実行!!
3回目の祭りへは、ショートへ送り出してから新大阪へダッシュ!
帰りはお迎えに間に合うように新幹線の時間を決めていた。
そう、かぁちゃんのショート利用は、
まさに「祭り」の為に決行したと言っても過言ではないのだ~っ
でも、結果的に、それで良かったのだと思っている。
私自身がその頃から徐々に益々夜中に眠れなくなって来た事を考えると、
あの時に思い切って利用を決意していなかったら・・・ねぇ・・・
って事にしといてよ、かぁちゃん・・・。
かぁちゃんがショートに何の抵抗もなく行くようになり、私自身も穏やかに送り出して、
月に一度、4泊(年に2度ほどは5泊)のペースになったのは2年程前から。
かぁちゃんが、どんどん、いろんな事を忘れてしまって、
言葉も出なくなって、文句も言えなくなっちゃったから。
・・・ん~・・・ちょっと違う。
かぁちゃんがいつもお迎えに来てくれるショートステイのお兄ちゃんを見て、
嬉しそうに笑うようになったから。
かぁちゃんは言葉を失ってしまったけど、人の顔はよく覚えているのを知っている。
知っている人が目の前に来ると、かぁちゃんはしばらくじっと見つめた後で「うふふ~。」
飛び切りの笑顔を向ける事がかぁちゃんの唯一のコミュニケーション。
愚痴や泣き言は言わなくなったので、私の気持ちは随分楽になった。
特に笑顔でお迎えの車に乗り込んでくれると、やっぱり嬉しい。
でも、それが本当に良い事なのかどうか・・・時々どうしようもなく切なくなる。
かぁちゃんの「うふふ」は私に残してくれている、かぁちゃんの思いやりだと、
勝手に理解してるけど・・・
それで、いい事にしておいてよ、かぁちゃん・・・。
そして、貴女の娘は、未だに少々の罪悪感を感じながらも、
やっぱり「祭り」には行くのだよ~っ!!
かぁちゃんがうふふを忘れないように、
私のうふふを増やしに行くんだ!!・・・メロディ付きでねっ
・・・あぁ、何て最高の言い訳なんだろう・・・
「祭り」を計画するのは良いけれど、一番問題なのが、かぁちゃん・・・。
ぺこちゃんの短期入所は、おばちゃんの時に急遽利用する事になったのだけど
その時に、デイの責任者が(真意の程は定かではないのですが)
「実績を残しておかないと、このサービスは不要とされて打ち切られますから、
ショートステイは間を空けないで利用される事をお勧めします。」
と、助言してくれたので、迷う事無く利用し続けている。
(スムーズな訳はないのだけど、この事はまた後日)
最初の「祭り」の時までは、かぁちゃんはまだショートを利用してはいなかった。
2~3ヶ月に一度ほど、妹の家に泊まりに行っていたので、
時期を見て妹に頼み込んで出かけて行ったのだけれど、
妹も甥っ子の事や学校や地域の働きで徐々に忙しくなって来たので、そろそろ・・・と
ショートステイの利用に踏み切ったものの、最初の半年は一泊が限度。
元々口を開けば愚痴か泣き言の多いかぁちゃんの事。
「新しい事」に人一倍慣れない性格は益々意固地になって来ていたし
ショートの前後日の恨み言が耐えがたかった事もある。
けれど、デイサービスだって慣れるまでに1年かかったのだから・・・と
そこは忍耐、忍耐・・・
とは言え、感情の起伏が激しくなったり失禁が増えたり・・・でっかい方よん
ショートの利用は、精神的にはあまり良い影響を与えるとは思えなかったので、
3泊家を空けるとなると妹に頼らざるを得なかった。
当然、彼女にも予定があるので二ヶ月以上前から予約して、
何度も念押ししていたのだけど、2回目の「祭り」の前辺りから仕事を始めてしまった。
でもねぇ、姉ちゃんは安心していたのだよ。その日は空けてくれるって。
そしたら直前に「半日だけど仕事が入ったけどどうしよう?」と来た。
内心、烈火のごとく怒ってはいたものの、無理を頼み込んでいる者の弱さ・・・。
うん、解るんだ。私が「祭り」にかける切なる思いなど、理解されるもんじゃない。
それに、彼女は甥っ子が一番大変な時期には一度だってSOSを出さなかった。
彼女には「休み」は一日たりとも無かったのだから。
姉ちゃんの決意は単なる我儘で、軽いお遊びにしか映らなかったのかもしれない。
結局、一日早くかぁちゃんを連れ帰って、子供達と家に居させる事で何とかなったけど、
その時の思いときたら・・・なんだか、とても惨めになって・・・。
身内とは言え、頼っちゃいけないんだなぁ・・・と自分の甘さを痛感。
それに、そういう事を続けて、妹に対してどこか拘りが出来てしまうのも避けたかった。
なので、それから一年かけて、ショートを2泊。そして、3泊へ増やす計画を実行!!
3回目の祭りへは、ショートへ送り出してから新大阪へダッシュ!
帰りはお迎えに間に合うように新幹線の時間を決めていた。
そう、かぁちゃんのショート利用は、
まさに「祭り」の為に決行したと言っても過言ではないのだ~っ
でも、結果的に、それで良かったのだと思っている。
私自身がその頃から徐々に益々夜中に眠れなくなって来た事を考えると、
あの時に思い切って利用を決意していなかったら・・・ねぇ・・・
って事にしといてよ、かぁちゃん・・・。
かぁちゃんがショートに何の抵抗もなく行くようになり、私自身も穏やかに送り出して、
月に一度、4泊(年に2度ほどは5泊)のペースになったのは2年程前から。
かぁちゃんが、どんどん、いろんな事を忘れてしまって、
言葉も出なくなって、文句も言えなくなっちゃったから。
・・・ん~・・・ちょっと違う。
かぁちゃんがいつもお迎えに来てくれるショートステイのお兄ちゃんを見て、
嬉しそうに笑うようになったから。
かぁちゃんは言葉を失ってしまったけど、人の顔はよく覚えているのを知っている。
知っている人が目の前に来ると、かぁちゃんはしばらくじっと見つめた後で「うふふ~。」
飛び切りの笑顔を向ける事がかぁちゃんの唯一のコミュニケーション。
愚痴や泣き言は言わなくなったので、私の気持ちは随分楽になった。
特に笑顔でお迎えの車に乗り込んでくれると、やっぱり嬉しい。
でも、それが本当に良い事なのかどうか・・・時々どうしようもなく切なくなる。
かぁちゃんの「うふふ」は私に残してくれている、かぁちゃんの思いやりだと、
勝手に理解してるけど・・・
それで、いい事にしておいてよ、かぁちゃん・・・。
そして、貴女の娘は、未だに少々の罪悪感を感じながらも、
やっぱり「祭り」には行くのだよ~っ!!
かぁちゃんがうふふを忘れないように、
私のうふふを増やしに行くんだ!!・・・メロディ付きでねっ
・・・あぁ、何て最高の言い訳なんだろう・・・