『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

眠い時にこそ眠りたい

2012年04月07日 14時40分50秒 | かぁちゃんにまつわる話
朝からかなり駆けずり回って
今、かぁちゃんを歯医者さんに連れて来ております。

静かな待合室の椅子にやっと腰を下ろしたと同時に
襲い来る睡魔!
意識が遠退く…ね、眠い
眠い時に眠れたらどれだけ幸せだろう…

足のくるぶしをぐるぐる回したり
首や背筋を伸ばしたり縮めたり
時々カクンとなって慌てて目を明けたり

あぁ、今、横になって眠りたい…


横になっていたら、笑顔で起こしてくれそうな歯医者さんではあるけれど…

写真、見えるかな?
先月処置してくれた先生からのメッセージ。

かぁちゃん、美人さんになったようだよ♪
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ご機嫌を左右されるもの

2012年04月06日 05時08分07秒 | 日々の出来事
「なにぃ?何考えてんのぉ!!」と妻が叫ぶ。
「俺のせいと違うからなっ!!」と夫が吠える。
「いや・・・あんたのせいや・・・」
「私に恨みがあるに違いない・・・」
思いつくままねちねちねちねちと文句を言い続ける妻。

天気予報の雨マークを見た途端繰り広げられる我が家の日常である。
そう。私の機嫌の良し悪しは天気予報で決まるのだ。


先日の春の嵐、皆様の所は大事なかったでしょうか?
我が家の周辺は台風でもお目にかかった事のない現象が起きたりしましたが、
朝からぺこちゃんの、デイでの主治医の意見書をもらいに電車に乗って精神科を受診し
黒雲が立ち込め、不穏な風が吹き始めたのと同時に家に帰る事が出来てギリギリセーフ!!
な~んてスリル満点な時も過ごしておりました。
急いで帰りたいと思っていても、ぺこちゃん連れでは商店街を素通りは出来ないし・・・
多分途中から私の顔が怖くなって来たらしく「雨が降りそうやから早く帰るよ。」と言うと
彼女の精一杯のスピードで後ろを必死で歩いてくれたので助かったぁ。



で、「今日、雨降るん?」と夕方背の君に聞いたら「降らへんやろ。」って言うから・・・
ぽんの陸上の練習日でぴぃの帰りも遅くなるな・・・と
優しい姉ちゃんは隣の洗濯機と我が家の洗濯機を2回転ずつ、ぐるぐる回して
ベランダいっぱいにぜ~んぶ気持ちよく干したのに
(我が家では朝一回だけにしたいので夜に洗濯するのが常なのです)

「降らへん!」って言うたから干したのにぃ!!!

つい先ほどガラガラガラと大きな雷が鳴りましてね・・・
大急ぎで山ほどの洗濯物を取り込みましてね・・・

ベランダと家のあちこちをバタバタバタバタ
夜中なので音を極力立てずに、けれど猛スピードで何往復かしているとすっかり覚醒してしまい
ち~っとも眠くならない。しかも雨止んでるし
「降らへんって言うたやんっ!」と怒ろうにも、言った本人は夢の中。
ますます私のご機嫌は斜め斜めになって来たので眠くならない。




ま、雨を降らせるのは背の君ではないのは分かっているのだけれど
そのくらいは怒ってもいいんじゃないかと私は思うのだ。思っているのだっ




さて、繋がらなかったネットがようやく繋がったので、こないだの旅の話を・・・明日にでも。
さすがに少しは寝ておかないと、
中高年の睡眠不足は高血圧・糖尿病・肥満の原因だと昨日テレビで見たばかり。



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・・・と言うのはね・・・(続きです)

2012年04月01日 05時01分00秒 | かぁちゃんにまつわる話
かぁちゃんを抱っこでくるりっ♪は幸い力強く産んでもらったので殆ど堪えない。
けれどやっぱり計算外の事は起きるもので
特にトイレ空間では、かぁちゃんの体重を両肩と頭と三点で支えて立膝で歩く事が多く
しかもこの性格なので、がしっ!がしっ!と言わせながらやり続けていたら
モノの1週間せぬうちに私が“きゅるきゅる”言う羽目になっちゃった。

すねぼんさんやっちゃいました!
ね、ね、すねぼんさんって分かります?
故郷の言葉なのかなぁ?かぁちゃんは“膝っ小僧”の事を“すねぼんさん”と言っておりました。
小僧さんに、お盆さん。ちなみに私は膝と言えば“ちちちとまた呼ぶ”だったっけ?
あの人面痩の怪奇漫画を夜中に思い出して未だにぞっといたしますよ
小さい頃伯母ちゃんちで兄貴達の漫画で読んだっきりだけど、楳図さんじゃなくて古賀さんの作品だったのね。

ん?話が全然違う!!
いや、その、ガシガシこき使ってた膝がぁっ!いてぇいてぇとそれとなく感じてはいたけれど
夜中にお風呂に入るのに「やばいなぁ、まがんねぇなぁ・・・。」と思ってまじまじ見ると
なんと!・・・なんと、この私のかも・・・かも・・・かもし・・・か?・・・かも・・・のはし?
おう!なんでもええわい!!そのまるこい足のすねぼんさんが、ますますまるこくなちゃって

それからしばらくはおうじょうしました。
かぁちゃん支える度にぐあっ 一人で階段下りる時でさえぐえっ
いつもの「膝痛いわぁ♪」どころの騒ぎじゃない。
(今はツッパリは残っているものの、生活に支障はない程度に治っております。)

たった1週間でこれだもの。
体に麻痺のある親御さんを介護している方々の毎日はどれだけ大変なのだろう・・・
介護のお仲間のブロ友さん達の顔が浮かんで来る。

みなさ~んっ!お元気ですかぁぁっ?



例え一瞬でも、手を離せばそのまま転がってしまうとしても
かぁちゃんは手を引けば歩ける。
体を支えれば階段の上り下りが出来る。
食べさせれば、何とか咀嚼が出きて嚥下も問題ない。
これがここ数年の私の介護の形だった。
それに少しばかり力技を加えてスピードをぐっと抑えた新しい形が始まった。
今回のように、変化は突然やって来てその度に形は変わって行くのだろう。

・・・でもね・・・

ここ数年の穏やかな変化に慣れすぎて、つい忘れていたけれど
かぁちゃんが“座り方”を忘れてしまったごく最初の頃。
一度立ち上がると、足が疲れ切ってバタンと倒れ込むまで立ち尽くしていた頃。
私は今より15キロ以上重かったかぁちゃんを持ち上げて、床から椅子に座らせてたんだった。
介護ベッドを入れてもらう事でその時は何とか持ちこたえたけれど
ほんの数日で、腰と膝をやってしまったっけ。
その後、ついでに首と肘もいわしてしもてたなぁ・・・
そう言えばかぁちゃん、食べ物も水分も飲み込めなくなった夏だってあったっけなぁ・・・


・・・ほらね。ちゃ~んと色々経験して練習出来てた訳ですよ。
予行演習は十分済ませたので、後は実践を重ねて、新たに挑戦すればいい訳で・・・
ま、あんまり急いで新しい事に挑戦しなくて済むに越したことはないので

かぁちゃん、もすこし頑張れ!!




有難いことに、かぁちゃんは痛い顔もそぶりも全く見せなくなった。
ただ、足はちょっとした事で止まったり膝ががくんと折れたりするので要注意。
方向転換の抱っこはすっかりお気に入りで、当然してもらえると思っている節あり。
階段は手の移動の仕方を忘れたようで、その誘導をプラスすると力は前の倍よりもすこし必要。
私の二の腕は益々太く逞しくなるに違いない。

あんなに焦ったのに随分落ち着いて、それ程悪く変化していない事が・・・ありがたいなぁ







コメント (2)
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