ちょうどひと月前、猿島と江の島で海を堪能していた。
そして その翌日には なぜかp夫くんから
「今年の5月連休は温泉津温泉か?」という謎のメールが届いた。
ちなみに温泉津温泉というのは このあたりで訪れた山陰の温泉地。
おととしの夏 山陰を旅して大好きになった場所の一つ。
そして そのメールが 何度目か(もう何回かわからない)の転勤を意味することを知る。
今回の異動は 急を要するものらしく
すでに出張で現地へ赴き、早々に家を探さなければならないという。
我が家は別居生活が始まってかれこれ15年近くなるが
最初の一度以外は わたくしも現地の物件を見て決めてきた。
というか 検索好きなのでかなり調べ上げて行き
不動産屋さん巡りをしている中で 自分が住むわけではないのにかなり発言もする(笑)
ソレハサテオイテ
今回はたまたま休みが重なったので二泊三日で現地へ行くことにする。
初日は現地で仕事の終わったp夫くんと合流することにして
この時とばかり 前回の倉敷マダム時代に行きそびれていた
岡山の問屋街に寄っていくことを計画。
こちら 岡山の繊維関係の卸センターを中心に栄えた
その筋の倉庫や事務所が立ち並んでいた場所。
読み方はといやちょう 。
廃業したり移転した倉庫跡に 若いクリエイターやブランドがリノベーションして入り
ちょっとしたオサレスポットになっているとのこと。
p夫くんはこういうのにはあまり興味を示さないので
岡山を離れたときは もうここに行くことはないだろうと残念に思った。
おぅ 敗者復活 ということで
その日の目的地に向かう前に岡山で途中下車。
山陽本線 岡山から一つ目の北長瀬で降りる。
(岡山駅よりバスもあるようです)
駅からは徒歩10~15分ほどとあったけれども
なにもない幅広の道をもくもくと進むので
少々不安になりながら そして 目的地に着いたものの
これと言って目印になるような看板も建物もないのでさらに不安になる。
こういう看板建築的な建物が建ち並ぶ。
おそらく車が入りやすいように 道路は碁盤の目のように整備されている。
ところどころ アンティークショップや洋服を扱うショップ的なものが混在。
看板のロゴもすこしオサレな雰囲気が漂う。
基本的に どこもこのような町並みが続く。
こちらのお店はPLYWOOD suburbia(プライウッドサブリア)というアンティークや古着を扱うお店。
素敵な色合いのセーターやちょっとコスプレっぽいワンピースなどが楽しい。
二階はアーリーアメリカンな雑貨類があり ファイヤーキングはかなりの品揃え。
アンティークのスパイス瓶セットや食器は大変萌えポイントが高い。
カフェは何軒か調べてあったので
今回のひと旅ひとカフェは、cafe. the market mai mai (カフェ ザ マーケット マイマイ)さんへ。
マイマイという名前がかわいらしいので
乙女チックなお嬢さんがやっている 乙女なカフェかと思っていたが
意外に外観は攻めている。
そして 漏れ聞こえる音楽もジャズっぽい。
中に入ってみると 山小屋風の思っていたより広いスペースに
レトロなソファやテーブルが並び 乙女というよりもどちらかというと男前なインテリアにも見える。
あまりお腹すいていなかったので コーヒーだけのつもりが
結局最初で最後になるかもと スフレチーズケーキを。
問屋町自体は 古いパーツがいたるところに見られる建物が多く
窓とかドアとか 被写体には事欠かない場所。
個人的に買い物をするには ちょっとテイストが違う感じかな。
でも わざわざ来てみようと思わせるところは これからもっと楽しくなるのかもしれない。
こちらは「雨合羽」の看板が妙に気になって撮った一枚。
雨具とか傘とか作っている会社で、なんでもない看板ながらインパクト大。
この街の中心だった卸センターは 今解体中で、
地元企業も参入して「オレンジテラス」という商業施設に生まれ変わるとのこと。
この日わたくしの見た、ちょっと閑散とした町並みは
変わってくるのかもしれない。
サテ ソレデハ
本日の目的地に向かいたいと思います。
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