散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



ずいぶん前になりますが 大泉くん主演の 探偵はBARにいる は公開されてすぐ観ました。
感想を書くのを忘れていたのですが 忘れてしまうような感想だったわけです。
おもしろくなかったわけでは決してありません。
我が家は 大泉くんを家族で好きだし、夫ともわくわくしながら観に行ったのです。

ま ストレートな次に起こりうることも大体想像できる ベタな展開の
ほろり人情ドラマ。
映画でなくても 連ドラで楽しんだほうが 長く楽しめるかもと思いました。

で 待ちに待って先週末公開になった 東京オアシス

もともと小林聡美さんの空気感が好きで観始めたのですが
思いがけず 2作目から加瀬くんが参加して ますます心待ちになったというこのシリーズ、
まさに 海鮮丼好き、そこに牡蠣フライがセットでついてくる と言う感じ。

実は、3作目のプールあたりから わたくしの中では少々失速しているものの
こうなったら最後まで見届けなくてはと使命感さえ感じている。

実は実は… 今回の作品
上映中少しうとうとしてしまいました。眠い午後の回ではあったことはあったのですけれど。
(以前 「めがね」を2回劇場で観た時、二度目はちょっと寝ちゃいましたが それとは別)

加瀬くん出演のファーストエピソードでは
最初からしばらくは 首都高速を走る車からの夜景。
これって いつも車の中で
助手席にて眠気を押さえながら眺めている風景そのもの。
この時点で ちょっと眠たくなってしまう。
それでも ある時点から車の中の空気ががらりと変わったのが
スクリーンを通して すぐにわかるのがすごいや。

この作品は 監督が二人 脚本が三人という作り手からなっています。
シーン(エピソード)ごとに脚本と監督が変わってくるわけです。
しかしながら さすがにこれまでの連作に関わっている方たちなので
違和感はまったくなく パンフレットにて担当箇所を確認しなければ
わたくしごときには解らない。

撮影ももちろんシーンごとなので 小林さんともうひとりの登場人物の
会話だけで進行していくお話なのです。

映画のキャッチフレーズが

「見つめてみよう きっと誰かが見えてくる」

個性的にありたいと思えば思うほど 他人と一線おきたくなる。
でも 仕事も生きることもひとりでは出来ないわけです。
そして 逆に どんなに親しい人間関係にも 孤独感はある。
それをただ 哀しいことだと思わないで 誰もが持っている感情なのだと思えば
ひとのことを考えたり 関わっていくことが出来る…のではないかと。
(すいません パンフレットの内容を自分なりに解釈してみました)

そう思っても 小林さんは孤高の女優さんのイメージがありますね。
というか 小林さんの演じる役が と言う意味ですけど。

それにしても 加瀬くんは なぜにあんなにミニバン(車)が似あうのだろう(笑)
アウトレイジでは高級外車に乗っていたと思うけど
そのほかの映画では たいていミニバン。そして作業服。

この作品で一番好きだったシーンは 小林さん演ずるトウコと加瀬くんのナガノの車が
交差して、それぞれがフレームアウトするまで 定点カメラで撮影されていたところ。
トウコが すたすたすたと 背筋を伸ばして歩いて行く姿がとても好きでした。

そして パンフレットの中で加瀬くんが 脚本について沢山語っておられましたが
これはぜひ脚本を読みたい。
加瀬くんの脚本の読み込みへのこだわりは 半端でないと何かに書いてあったけど。

集中して台詞を聴いていると 
頭の中で ぱちゃぱちゃ…とキーボードを打つ音がして 
シナリオが頭の中にできあがってくるような映画でした。

そうそう 映画と言うより
3部構成くらいのオムニバスドラマとして テレビでやってもいいんじゃない?

ごちゃごちゃといろいろ書きましたが 
一体何が言いたいの?と言わないでね(笑)
支離滅裂なpふう感想文の真意がしりたい方は映画館へ。
とても難解なゆるゆる感に きっと居眠りをしてしまう方もいるかも。

例によって個人的な感想にて お許し召され。




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自分の性格とか好みとか
ジブンヲコウセイシテイルモノをたどるとき
原点に近い部分にいるのが懲りない女たち。

ここ一年は 4回の熱海旅行や初の香港旅行などイベントが続いたものの
音信が途絶えると本当に不通になったままでも平気。

でも そろそろしびれを切らして 久々に銀座に集合。

「前日夕方から 高輪プリンスホテルに現実逃避 家事放棄 充電休息すべく
ひとりだけの週末過ごしのお泊り」をしている けいちゃん(息子が高三、受験生)
前日は 娘の幼稚園最後の運動会で子ども係、PTA競技の綱引きで 
久々の筋肉痛という エヌ子さん
仕事で目を酷使、朝から目がちかちかしているにもかかわらず 何も言わず参加のわいちゃん
そして ようやく咳が終息を迎えそうなpの四人が向かったのは
過去2回ほど行って なかなかのお気に入りになった韓国料理・けなりぃ

毎回旬の野菜を使った韓国料理のビュッフェが楽しめるこのお店、
今回もたっぷり楽しませていただきました。


日々のおかずのヒントもいっぱい。

ほくほくメイクイーンともちもちトッポギのカリータットリタン
ひすい茄子のピリ辛ガーリックヤンニョンナムル
牡蠣と牛蒡のチヂミ
天日干し 国産柚子大根ナムル
完熟トマトと杏、ブロッコリとパプリカのクスクスナムル
もぎたてきゅうりとセロリ、パイン、レーズンのサワーオニオンナムル

どれも美味しい~。
ここで食べたもの 結構似たようなものがこの後の食卓に上ったりします。



イカ団子と鶏と大根の辛くないあっさり塩クッパ

このほか汁ものは ズンドゥブと柚子となつめのサムゲタンも。

デザートは 蕪と富士りんごとプルーンのコンポート
他に メイクイーンと牛蒡のお汁粉。

そして「日本一のオレンジ卵の玉子プリン」という限定30個のスイーツは 
配布時間の12時30分になると お恥ずかしいほど壮絶な争奪戦が繰り広げられる。
でも 滑らかでとっても美味しいのだ。



このプリンを食べるのに ぴゃーっと並ぶのだが
今回は わたくしが厨房の方を向いていたので
「プリンきたっ!」とつぶやくと同時に
わいちゃん けいちゃんがすっくと立ち上がり 配布場所へ突進。
一緒に行動しているはずなのにわたくし 5歩くらい遅れをとる。
さらに 5歩くらい遅れてエヌ子さん。「なんで並んでるのぅ?」

このあたりの動きは 物は違えど高校時代と同じ…。

そして今回笑えたのがこれ。



ビュッフェメニューに 生春巻きを自分でアレンジして作るコーナーがあるのですが
左がpの 右はわいちゃんの作った春巻き。
席にもどって わたくしの春巻きをみたわいちゃん、

「あたしのこれ……」
「どうやって食べるねん…」

9 10 11月と次々に誕生日を迎える懲りない女たち。
月日を経ても 行動パターンは変わらない。




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通っている工房は基本月4回。時間は無制限。
完全フリーで使えるシステムもあり こちらはお月謝にプラスが必要。
4回の中なら 師匠のいないときでも自主練が出来るので
今日は初めて1人で練習。

先日のロールケーキ、
そろそろ乾いているかなとのぞいてみたら

…… 



案の定 土をつなぎ合わせた部分からしっかりひびが…。
これはもう焼くことができず 乾燥させ粉々にしてから再生します。
作業の詰めが 何事にも甘いわたくし、こういうことはよくあるのですが
これはとても楽しみにしていたので とってもがっくり……。
5枚中4枚はダメになっておりました。

気を取り直して 湯呑を挽く挽く挽く。



やたらめったら挽いてもダメで やはり集中力が必要。
相変わらず まっすぐ、が出来ない。
ちなみに 一番奥にあるのが ダメダメ作品の中でも理想の形に一番近いかな?
例によって3つだけ削り練習用に残して 後はべちょっと潰してしまう。


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咳が止まらなくてお出かけをキャンセルしたものの
家でゴロゴロするほどではないので 先週の作業の続きをすべく工房へ。

先週は 10個くらい挽いた湯呑茶碗のうち、まあよかろうというものを数点乾燥させ
高台(底の部分ね)を削る作業もさせてもらうことに。

午前中は まず今まで同様 ひたすら湯呑を挽く。
一個目 自分でもうまく行ったかな?と思っていたら
通りすがりの師匠が「おっ?」と一言だけ発して通り過ぎて行ったので
(今日はいけるかも!)と邪念がよぎり そのあとが続かず。

上位3点だけ残して また残りは潰して再生。

午後は削り作業。
参考までにこんな作業です…
実は 手ひねり(机の上でケーキのデコ回転台みたいなので作業する)の頃から
この削りが大の苦手。
湯呑の底の立ち上がった部分を作るために 削っていく作業なのだけれども
同心円が書けないのだ!わたくし。

(ついでに白状すると 真っすぐな線とか直角とか
要するにきちんとした作業が苦手)

そして ぐるぐるぐるぐる回る轆轤の上の湯呑を観ているうちに
自分が何をやっているんだかわからなくなってくる。
カンナの刃の向きとか角度とか なにもかも自信が持てなくて
「せんせー せんせー」と叫んでいる。

さてさて こんな修業の日々ですが
お昼休みには 差し入れの手作りおかずを頂いたり
師匠がコーヒー入れてくださったり おばちゃんおぢちゃんトークも楽しいです。

師匠は猫好きで 当然作品も猫モチーフが秀逸。
吉祥寺の猫祭りの話なんかすると ものすごい食いついてくる。
友達が 猫グッズをみると財布のひもが緩む と言う話も
「俺だって買っちゃうもん」と。ちなみに師匠は40代後半・男性・既婚(娘二人)

最近 猫を飼いたいとおもっているわたくしが ぽろっと
「猫飼いたいんですよね」 とつぶやくと 間髪いれず

「それは飼いなさい」

「猫はいいよぉ」

このセリフ 余所でだれかさんにも言われたような気がする。

そして 具体的な猫の飼い方まで指南してもらう。
旅行に行く時の ベターな方法まで話は及んだ。

ちなみに もうひとりの師匠にも 旅行に行く時のアドバイスを頂いた。
実に心強い師匠が ふたりも出来た。
あとは おつうとわたくしの決断を待つということだろうか。




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これは何でしょう?(絵的に以前同じようなものが……)

春に花山椒の佃煮を作りましたが
夏の間爽やかに食卓に上っていた紫蘇がそろそろ花盛り。
昨年のシーズンの終わりに 乾燥した種のついた枝を振り回して種をばらまいておいたものが
今年はばっちり根付いてくれました。
真夏は虫がずいぶん付いたけれど 9月の声を聴く頃からめっきり減りました。

風邪でふせっていた間に 花が咲いておりましたので
来年用に少しそのまま残して 残りをちまちまと収穫。



お刺身なんかに付いてくるアレね。

ずりずりっと花の部分だけ落としていきます。
ずいぶん沢山採れた気がしましたが 
花山椒と同じく グラム数にすると100gもなかった。

沸騰したお湯でさっと湯通ししたら 
お醤油大さじ2 砂糖・みりん・酒 をそれぞれ大さじ1くらいずつ入れた煮汁で
汁けがなくなるまで煮るのは 花山椒と同じ。
今回も 焦げ付くと困るので 保温性のいいお鍋で沸騰させては火を止め
沸騰させては止めを数回繰り返してできあがり。

できあがりはさらにちょっとの量になってしまうけど
長期保存しないつもりなので 食べきりサイズでOK。
ちょっと 紫蘇の風味が薄かったような気がしますが
プチプチ感と季節感でカバー。



白いご飯で召し上がれ~。

山椒も紫蘇も 植えっぱなしで放置していたのに
こんなに頑張ってくれて申し訳ない。

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ひっさびさに ちょっとした試験なんかを受けてきました。
(除・パートや派遣の採用試験)

制限時間内 机について静かにしていることができるのか(笑)心配だった。
それほど緊張することもなく とりあえず筆記を受けてきました。
さすがに最後は集中力切れてしまい、あーもういいや となりましたが。

何が新鮮だったかって 「試験開けのヨロコビ」
実は大して準備勉強もしてなくて 過去問を2、3回やっただけだったんだけど
それでも 気持ちはばっちり受験生。
晴れて解答用紙が回収され、会場から出て強い日差しを浴びた時、
気分は充分高校生。

こういう on と off の切り替えって アンチエイジングに効果あると思う!

解答用紙の年齢欄を書くのがちょっと辛かったけど(爆)

そんな解放感から 乗り換え駅のecute赤羽
名古屋コーチンの「三和」を見つけて 予定変更して親子丼を食べてしまったりして。

親子丼大好きクラブ会員番号1番のわたくし(なんじゃそれ)としては外せない。
とろとろでおいしーい。
親子丼はお外で食べる方が美味しいお料理のひとつだわ。
こちらの 手羽先も大ファンで 一時お取り寄せもしていたくらい。
(ここでお食事すると 手羽先や唐揚げが割引で購入できるそうな)

これは乗り換えと称して しばしば行ってしまうかも…。

ちなみにpさんオススメの親子丼はこのあたりにも…
神楽坂 別亭鳥茶屋
千石 喜三郎農場

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ずいぶん前にご紹介した我が家のアボカド。
この苗は結構長く頑張って 鉢植えにまで成長したのですが
冬場にうっかり乾燥させてしまい昇天。

その後も アボカドを食べるたびに発芽を試みるも
長いこと失敗に終わっていました。

アボカド好きなので 生協で毎週注文。
格安スーパーのものより 実も種もしっかりしているような気がしています。

以前の記事も秋口から書いているので この時期が発芽に適しているのかも。

食べた後のアボカドの種は中性洗剤でよく洗い
(表面の油分が発芽に影響するらしい)四方からつまようじを指して
瓶やコップに渡し、お尻のあたりがちょっとだけ水に触れるようにしておきます。
水は毎日取り換え その度にお尻の部分をよく洗ってあげます(笑)
発芽できないものは数日で干からびてしまうようですが
発芽の可能性のあるものは 色あせずぽちっと根っこが出てきます。

我が家では食べるときに縦割りに包丁を入れるので
種にもうっすらと包丁目が入ってしまうのですが
それが逆に発芽の助けになるようで
根が出てきた後 その部分から割れてきて芽が出てきます。



2008年バージョンでは かなり大きくなるまでこのまま育てましたが
今回は少し早目に鉢植えにしようと思っています。
このまま発芽が続いたら アボカド畑も夢じゃない(笑)
(注 日本では 結実まではなかなか難しいそうです)

食べ方の方はワンパターンで、わさび醤油でお刺身が定番。

あといくつ芽が出るか 毎日種を沐浴しながら楽しみにしています。



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先日、吉祥寺の カーニバルという雑貨店(?)にて購入。
変に甘くて 人工的なもんだろうと期待もせず
恐る恐る試してみたらこれがなかなかいける。

太めのストローの中に レモン色のビーズがいっぱい詰まっています。
このビーズがビタミンC入りの香料なんだけど
ストローの上下が細く潰してあって
コーラを入れたグラスに入れて吸い込むと
中のビーズがじゅわじゅわじゅわっと溶けて レモンフレーバーのコーラに。

酸が炭酸と触れるので ビーズを直に入れたら
ぶわーっと泡立ってしまうけれど
これはストローの中で少しずつブレンドされていい感じ。



こういうもの(初めてのもの 得体のしれないもの)を好まないおつうにも
一本試してもらったら
最初は ふーんとバカにしたような顔をしていたのに 残りは自ら使っていた。

わたくしはもともと コーラにレモンスライス入れるのが好きなので
これは 糖分のことさえ気にしなければ楽しい食材です。
あっ でもこういうのはお好みがあるかもね。

ちょっと割高だけど amazonでも扱っているのを発見。
フェルフォルディ ユニークストロー・コーラレモンフレーバー(6本入)
フェルフォルディ

その名も unique cola flavouring straw たしかにユニーク(笑)


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ずーっと欲しいなぁ と思いつつ手が出なかった LE CREUSETのお鍋。
重いからきついわよ という言葉に負け惜しみのように納得して
諦めておりました。

ずーっと前に まだブログを始める前に作っていたホームページのBBSで
「pは白のル・クルーゼのイメージ」なんて言ってくださった方があり
現物は全く違うんだけど嬉しかったのを覚えています。

そうしたら 覚えていたのはわたくしだけでなくて
メル友もずっと覚えていてくれたとのこと。
そして そんなメッセージと共に 先日の誕生に届いた彼女からのプレゼントが
なんと白のLE CREUSET!

ずっしり重い包みにびっくりでしたが
彼女のプレゼントはいつもセンス抜群で 我が家の定番になっているものばかり。

早速我が家の人気メニュー、野菜たっぷりのロールキャベツを。



この日は ピコロス(小玉ねぎ)がお買い得だったのでごろんごろんと。
以前にも書いたような気がしますが
うちのロールキャベツは 煮込む前に一度焼きます。
(なので焦げてます)

スープ系は活力鍋で一気に作ることが多いのですが
ロールキャベツは煮崩れが心配なので いつもは平たい鍋でゆっくりと
今日は ルーキーのルクで。


(ナンダカイツモオナジヨウナアングルニナッテシマウ)

ところで 「ルクのどこがいいの?」とよく聞きます。
わたくしもよく聞いてました(笑)
早速図書館で 関係の本を探して読んでみると

・厚底で熱のまわりが均等だから ふんわりした熱が全体に行きわたり美味しく仕上がる
・保温性に優れているので冷めにくい
・焦げ付きにくく 仕上がりがきれい
・ホウロウなのでジャムや酢を使った料理にもOK
・匂いが残らず 白いご飯もスパイシーな料理もお菓子もOK

などなど。

実際に作ってみると なんだか不思議。
重い蓋で密封性もあるのか 調理時間も普通のお鍋ほどかからないし
(活力鍋などとは比較になりませんが)
じっくりこっくり素材の旨味を味わえるのは
均等な火の回り方のおかげかも。

皆が薦めるのがこのあたりにあるのかも。

これから お得意のおでんもこれでやってみよう。

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本日のロールケーキの作り方。

♪ちゃんちゃかちゃらららちゃんちゃんちゃん

白い土・白い土+ピンクの顔料・赤い土を用意しまして
棒状に伸ばした後、巻き寿司もしくはロールケーキ状に
くるくる巻いていきます。
ただこれ、口で言うほど 楽な作業ではないのだ。

1週間ほど お休みさせて3種類の土が馴染んだ所で いざカット。

どの作業も 師匠の手を煩わせないと出来ないのが辛いところですが
無事、7ミリの厚さにカット終了。
少し外周を持ち上げるべく 枕をしてただいま乾燥中。



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以前にも書いたけれど 我が家は今年銀婚式らしい。
人生の半分を夫と過ごしたことになる。

息子たちのスポーツ少年団に関わっていると「夫婦で」での参加が求められた。
(もちろん 各家庭の事情によって出来ない方がいるのは許容範囲の上で)
でもその時はあくまでも「子どもたちのための」ペアであり
自分たちがどういう夫婦であるかなんて考えたことがなかったように思う。
他のご夫婦に対しても「あの夫婦はどうだ」なんてこと 
少なくともわたくしは考えもしなかった。

いよいよ子どもがらみのお付き合いがなくなった時
それぞれが全く違う方向を向いてバランスを取っていくか
それとも同じ方向を向いて歩いて行くのか 
この辺り 我がことながらちょっと興味しんしん。

結婚当初から言われていたのだけれど 夫とわたくしはビジュアル的にも似ているらしい。
「兄妹です」と言っても違和感なかろう。
それが証拠に 息子たちがどちらもどっちつかずによく似ている(笑)
それ以外にも 価値観とか生活能力(片付けができないとか…)も似ているんだと思う。
ゆえに カチンと来ることがあっても まあ仕方ないかと25年過ぎてきたのかと。

ソレハオイトイテ

夫婦なんてもともと違う育ちをしたものが あるときから一緒になるわけで
10代の頃はシェル・シルヴァスタィンの「ぼくを探しに」を読んで
自分にないかけらの部分が 伴侶になるんだろうなんて思っていた。

でも 今は 自分にないものを他人に補ってもらおうと思うのはいやだ。

そんなたいそうなもんじゃない。
最近は まあ 一緒にいて100%リラックス(だらしない格好も許される)出来れば
それ以上は望まなくなった。
(だから 「おひさま」の陽子さんとカズさんを観ていると
一体いつリラックスするんだろう と要らぬ心配をしたわけだ)

ナガクナリマシタ

本題に入ります(エッ?ココカラ?)

ブログ仲間のn女史。
かねてから ご夫婦ネタを披露されていて これがまた面白い。
そして 光栄なことに 女史曰くご主人はpに似ているところがある、と。

博学なn氏のこと、わたくしなんぞ足元にも及ばないとは思いつつ、
この度めでたく n氏とお会いできる機会が。
(今までも何度かチャンスがあったのですが 「人見知り」を理由に実現しなかった)

この日は吉祥寺にて「猫祭り」見学。
ほんっとにわたくしたち地図が読めないのね ということを嫌と言うほど実感しながら
雑貨屋さんや生地屋さんを巡り 遅いお昼ご飯にありついた後
空が黄昏るころ ハーモニカ横丁にn氏登場。

かなりの人見知りを自認するわたくし。
内心どきどき。

そんなわたくしを気遣ってか「いせや」のテーブルについたお二人は
なんだか超自然体(後から聞くと n氏も緊張していたとおっしゃるが)

それよりなによりわたくし、 普段人物写真をあまり撮りたがらない(というか苦手な)のですが
席に付いて飲み物が来て その日n氏が撮ってきたというお嬢さんの学校のビデオなどを観ているうち
このお二人を写真に収めたい衝動に駆られる。

言葉よりなにより その場の空気が感じさせる「番い」の妙とでも言うのでしょうか?



「番い」(つがい)というと「十姉妹のつがい」みたいなイメージありますが
「蝶番」(ちょうつがい)もこれから来ているし まさに夫婦を表す言葉。
これは単に見た目じゃなくて 信頼関係のなせる空気感。

いいなぁ こういう空気感の持てる夫婦になりたいや。
この日は 初対面であまりお話しできなかったけど わたくしはとっても楽しかった。

そして もうひとつ、お二人を見ていて
素敵な夫婦の写真も撮っていきたいという 新たな野望がむくむくと。

そして 自分たちも素敵な被写体になれるように 日々を刻んで行きたいと思うように。

ついでにもうひとつ、
豪快にワインをジョッキで飲めるように お酒も強くなりたいと。



ご馳走様でした。

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ネットをぐるぐる回っているおかげで
作りたいもの 好きなもののイメージは固まり易く
技術は伴わないまま 気持ちだけはやれる気になる。

これもそんなイメージだけで 師匠にお願いして
作り方を試行錯誤していただいたもの。
皆さんが 山盛りの作品をお持ち帰りの中
大事に大事に2点だけ(正確には 失敗しちゃった鉢もひとつ)
エプロンに包んで持って帰ってきました。



茶色い土でフーセンのような球体を作り
穴ぼこを開けて 白泥をかけて乾いたら
針で掻き落としながら模様を描きます。
素焼きの後 透明な釉薬をかけたものができあがってきました。

回りのみなさんに あみだくじ模様と名付けていただいた球形花器。

花を生ける口は 実に気ままに開けてしまい、
ななめのも面白いじゃんと ビジュアル的には気に入りましたが、
実際に活けてみると 全体バランスまで計算しなくてはいけないのだと痛感。
うまく草木が活けられません。



庭にあるヤブカラシを活けてみましたが
花器の高さと 口の大きさのバランスが悪く でろんと開いてしまう。



ヤブカラシ、パイナップルセージ、雪柳などを寄り添うように活けてみましたが
もう少し口を小さくすればよかったとか もう少し高さのあるものにすれば草木が活きたかなとか
見てくれだけを追った自分を少し恥じたりしました。

昨日は午後から 轆轤を離れてたたらの作業も少し。
ちょっと手のかかるトライアルをしてみました。 結果はまた後日。


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ゴーヤの季節も終わりに近づいて
家庭菜園家たちも もう成りっぱなしにしている模様。
そんな中 名残りのゴーヤで またヒット作。
最近おかず指南も受けている陶芸工房の皆さんから
最終回二死満塁的なゴーヤのおかずを。

ゴーヤは縦半分に切ったら 綿を取り出し、
1cm位の厚さに切っていきます。
この後の処理の仕方はいろいろあるようですが
わたくしは 粗塩を振ってしばし放置。
お湯を沸かし、ちょっとしんなりしたゴーヤをさっと茹で ザルにあけます。

別鍋に ゴーヤ一本につき 砂糖大さじ3 醤油大さじ3 酢大さじ3を入れ
軽く煮立てます。(ゴーヤを茹でるのと同時進行だとなおよろし)

茹でたゴーヤと煮たてた調味料を合わせ 3時間~1日くらい漬けこみます。
8時間くらい経ったものの方が美味しいです。

なんだか後を引く美味しさで ぼりぼり食べてしまいます。
もうゴーヤのシーズンは終わりですが もう一度作りたいや。


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勢いの衰えない朝顔、切り花にしてみたけれど
家の中では陽の光が足りないせいか 半開きのまま色あせて終わっていくみたい。
つぼみもなかなか大きくならないし。
やはり おひさまの光というのは偉大な力があるらしい。

元始、女性は太陽であった という平塚らいてう史のような女性かと思ったが
放送前の評では あくまでも「普通」の人が主人公という「おひさま」
「太陽の陽子さん」というからには 平凡ながらも回りの人たちを明るく照らすんだろうと。

実はあまりに優等生的な女性は 個人的には好きじゃなく
どこかでそれを破って欲しいと思いながらも 半年間見続けてしまいました。
でも そのまま終わっちゃった朝のドラマ(笑)

放送開始当初 とくに女学校時代のあたりは
自分たちの中学・高校時代とかさねあわせて 毎日のように涙したりしたけれど
戦中戦後と話が進むにつれて なんか変?と思うように。
岡田氏も 戦争中の悲惨な場面を書きたいわけではないからと
何かで言っておられたけれど たまたま一緒に戦後のシーンを観ていた母が
「これいつ?どこの話?」と言ったくらいだ。

第1話から最終話まで観ていて 時代の匂いはほとんど感じなかった。
もちろん冒頭から 貧富の差を描き、戦争を描き
さらには復興の様子を描いても、
途中から これがいつの話なのか見失っていたくらい。

登場人物のせりふや持っているであろう価値観は ひと時代昔(ふう)というのはわかるけど
セットは妙にオシャレで 全編を通して生活感がない。
ある意味 時代を書こうとしたのではなく
あくまでも「ひと」にこだわったのだろうと解釈しながら観てきました。

時代が解らないだけでなく 季節感や一日の時間帯も。
というのが おひさまを意識しすぎたためなのだろうか
いつもさんさんと陽が降り注ぐ照明効果。
「窓」好きのわたくしは 最初なんて素敵な撮り方なんだろうと思ったけれど
朝なのか昼なのか夕方なのかよくわからない明るさにちょっとがっかりしたことも。

でね、さらにがっかりしたのが最後の二日間。
日向子さんが火傷をするシーンがあったでしょう?
(ご覧にならなかった方ごめんなさいね)

あれ、遅すぎたような気がしてならない。
歩きはじめて お店で「おいでなさんし」と愛嬌をふりまきだしたころから
わたくし はらはらしていたんです。
絶対お蕎麦を茹でるお湯は危険だ!(絶対なにか起きるに違いない)と。

そういう商売をしている以上 あれだけ沢山の大人が見守っているのだから
調理場の危険管理は 必要以上になされていなければならないはず。
まして カズさんのセリフで 自分もそういうことがあったとわかるのも遅すぎ。
過去にそういうことがあったら お姑さんは口を酸っぱくして注意するはず。
もっと前に カズさんの傷を陽子がたまたま見つけて 
気を付けようね位の会話がなされていてもおかしくなかったと思うのですが。
(おーpさん 岡田氏にモノ申しているよ…)

その上(すいません しつこくて)手にやけどを負うだけで済んで
(あと 二回で展開させるので仕方なかったんだろうけど)
誰も陽子を責めない。
普通だったら泣きながら怒りそうなお姑さんも
実は心に思い当たる節があるから そこで葛藤しているはず。
次のシーンでは 包帯をしながらも にこにこした日向子ちゃん。

(ここで思い出したのが 「寺内貫太郎一家」
 石屋の貫太郎が 娘に仕事場怪我をさせたことが 全編通じて葛藤になっていました)

…と言いつつも 最後まで観ていたのは井上真央ちゃんの魅力かもしれないなぁ。
高良健吾さんは 「南極料理人」のころから実は目を付けていたのだけれど
このカズさんは あまり好きじゃありませんでした。
カズさんが夫だったら わたくし、きっと肩が凝って疲れ果ててしまいそう。

個人的にはマチコさんが割と好きでした。
苦労知らずで浮世離れしているくせに 妙に独立心が強い性格が楽しいかと。

でも 今回初めて朝ドラを通しで観て
それにプラス ドラマの成り立ちを少しばかり勉強していたこともあり
ドラマを楽しむと言うより 突っ込みを楽しんでいた感もありましたが
とても勉強になった気がしています。

次の朝ドラ主人公は 尾野真千子さん。
「名前をなくした女神」のくらーい役どころのイメージがまた払拭できないでいますが
また勝手に分析しつつ観てみたいと思います。

なお、今日のpさん言いたい放題は あくまでも個人の感想ですので
その辺お含みおきくださいませ。

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吉祥寺に行ったとき 売り切れで食べられなかった momen のカップケーキ。
エキュートの期間限定で はらドーナツが出店していてゲット。
ふわふわでおいしーい。

今日はなんだか近所が妙に静か。
もしかしたら みんな家の中で片付けものをしているのか?(笑)

昨日テレビで 芸能人の散らかった部屋を片付ける番組をやっていた。
ポイントは「ときめかない」ものは「捨てる」というもの。

静ちゃんは 自分となんとなく似ている(と思う)ので 他人と思えない。
お部屋の散らかり方も他人事に思えず 思わず見入ってしまった
先週の書棚の整理に続けて 片付けスイッチを入れるには十分な刺激(笑)
いや 昨日の番組は それ以上に説得力があったような気がしなくもない。
それが証拠に 昼ごろ訪ねてきたボードさんに
「今 物を捨ててる最中」と言ったら
「昨日観た?」
「観た」
「ダイスケも昨夜夜中に片付けていたよ」
と言っていたくらいだから 今度のごみ収集日には
おびただしいごみ袋があちこちの収集所に出されるに違いない。

今日は、明け方ちょっと眼が覚めて 朝になったら「物を捨てよう」と
わくわくしながら夜明けを待った。
朝食が終わるなり おつうの部屋へゴミ袋を持って行き
「これから 片付けをする」と宣言したものの
「今からかよ」と却下。

仕方なく 自分の部屋の衣替え 兼 断捨離 開始。
出るわ出るわ 「ときめかない」服の嵐。
普段使いの洋服ダンスだけで 二袋以上出た。
それにしても 黒のTシャツやカットソーの多いこと多いこと。

そして ほとんど開けることのないタンスを開けて
結婚当時(いやそれ以前)から運んできたスーツだのワンピース。
25年間眠っていたものや この10年間全く袖を通していない服がずらりと並ぶ。

肩パッドががっつり入ったジャケット 
どうダイエットしたところで ウエストが絶対入らないスカート
ほとんど右から左にゴミ袋へ直行。

そして これから着る冬ものも ずっと着ていないセーターや
毛玉のついているフリースなどを
思い切りよく 感謝しつつ ゴミ袋へ。

ちなみに 部屋はゴミ袋だらけなので(かえって部屋はせまい感じ) 
あまり片付いた感はないけれど これだけのものが放出できたのは
毎年洋服の整理をしてはいるものの 初めてかもしれない。

やれやれと思う頃には 空は黄昏れてきた。
いい土曜日だったよ。

まだ散らかったままの部屋で 捨てようと思っていた漫画の本を読んでいると
呼び鈴がぴんぽーん。
「○○急便です」

生協のアウトレットでブーツが安かったので注文していたのと
自転車に乗るときのレインスーツが届く。

続けて 昨夜ネット注文してた洗顔料も届く。
あらら また箱が増えてしまったりして。


……物は捨ててもまた届く…ような気がする。



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