今日満員電車の中でのこと。
かなり混んでいた。乗り込むのもやっと状態。
乗り込んだところで目に付いたのが、たて25cmくらい横20cmくらいの
四角い鏡。
ほ?と見ると案の定化粧中らしいお嬢さん。
でも 入り口近くで相当苦戦を強いられそうなポジション。
突然彼女しゃがみこんだ。
(混んでるから鏡をしまうんだな)と常識人の私。
すぐ横にいた男の子もちょっとスペースを空けて協力的。
とんでもはっぷん あるいてじっぷん。
彼女皆が相当無理な体勢で乗っている中
マスカラへ突入。
ゆれたら困るだろうなぁ・・・
(ゆれた振りして ぶつかってやろうかなぁ)いぢわるな私。
そんな思惑をよそに電車が揺れる。
わたしより数十センチ彼女に近い位置にいた女の子が
彼女の腕に触れる。
とたんに彼女 その女の子を睨みつける。
睨まれた女の子 ちょっと地味系な子。
私も睨まれるかな?と思っていたけれど、あきらかに彼女に触れていない位置にいたものだから視線は地味系の子へ。
(というより 私を睨むのは怖かったかな?)
それは気のせいかも?と思って彼女の行動を観察していたら、
2回目の揺れのあとも相変わらず地味系の子を睨んでいる。
そのうち 大きな揺れが来て、皆がいっせいに揺れる。
彼女も両手がふさがっているから当然よろける。
マスカラのブラシを持った手が宙を舞い、手すりにつかまる私の袖に
今にもマスカラがくっつきそう。
(くっついたら 絶対注意しよう)
そのまま彼女はマスカラと鏡を持ったまま、
座席に座っている人のおひざの上へ着地。
あららー。
でも だれも助けないぞ。
すいませんも言わず電車はターミナル駅に到着。
一言いってやりたかったんだけど、押し出されて再度乗り込んだときは
彼女とは反対の方向へ乗り込んでしまった。
注意していたらどんな反応されただろう。
でも その場で言わなくちゃ意味ないな。
あの 電車の中でのメイク、どうしてもその神経がわからない。
| Trackback ( 0 )
|