少し前のことになりますが
以前から一度は見ておきたかった秩父の三十槌(みそつち)の氷柱を見てきました。
荒川河川敷の岩清水が凍って 自然のアートになります。
夜はライトアップされて 月並みな表現ですが幻想的な空間となります。
滝も凍るという場所ですので ノーマルタイヤで大丈夫かしら?
もし危なかったら 三峰口からバスもあるようですが
かなり本数も限られていて厳しいなぁと思いつつ(夫が運転しますが)
三峰口で聞いてみると 問題ない様子。
何もない山道をうねうねと20分ほど。
曇り空、時間的には3時過ぎていたでしょうか?
この日は ちょうど家にいたおつうも半分拉致状態で同行(笑)
万が一 外したらこれはうるさいだろうなぁと思いつつ…。
キャンプ場の駐車場に車を停めて 河川敷へ降りて行くと

おつうもおおぅと声を出す、初めて観る光景。

この日はお天気が今一つでしたので ちょっと曇ったような氷柱で残念。


河川敷を川に沿って歩いて行くと ミストを飛ばして造られた氷壁も見られます。
こちらは 暗くなってもライトアップされないので
明るいうちに見ておいた方がよろしいかと。


こちらは至近距離で氷柱が見られます。
と言っても足場は悪いですが。


おつうもわたくしのお下がりカメラで ばちばちと…。


空はあっという間に暮れて行きます。
もちろん 体の芯から冷えもやってきます。
暖を取りに行ったおつう撮影。

ライトアップは5時から。
うっすらとしたピンクは 夜桜を見ているよう。

濃いブルーや赤は なんだか風情がなくて
おつう曰く サーモカメラで撮ってるみたいだ。

薄いブルーは肉眼で見ると寒々しい。
レンズを通すと ちょっとオカルトっぽい。

おつうも夫も「同じ埼玉とは思えない」と(笑)
やはり色の付いていない画のほうが好きだな。
これは おつう撮影。

冷たい空気は滝をも凍てつかせる、という自然の働きを
なんだか現実として知ることが出来たような気がします。
かれこれ3時間近くもいると さすがに冷え冷え。
現地のキャンプ場でも軽食がとれますが、とにかく熱いものが食べたい。
帰り道、いくつか通り過ぎる蕎麦屋さんの看板に反応しつつ
わたくしのこころは鍋焼きうどん。


せっかくなので 岩魚の天ぷらと野菜天をシェア。
しみじみと胃の腑から温まって 散歩気分の氷柱見物の夕暮れは終わります。
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