「もちもち」という食感にどのような印象をお持ちでしょうか?
「もちもち」が「美味しい」の一表現として市民権を得て
まだ歴史的には浅い気がするのはわたくしだけ?
もちろん「もちもち」というオノマトペは 昔からあったけれど
「もちもちしてて美味し~い」と グルメ番組などで若いお嬢さんが言うのは
なんとなく時代を感じるわたくしは もうすぐ嬉しくない誕生日(関係ないけど)
と言いますか、「もちもち」という言葉で画一的にしかコメントできないっつうのが云々……
あっ 言葉尻を云々するのが今日の話題ではなく、
今日は ポン・デ・リングもどきを作ったお話。
先日 ブログ仲間のn女史が鹿児島に帰省して
鹿児島バスケットをお土産に送ってくださった。
限定もの、企画ものが大好きなわたくしにこれほど楽しいお土産はない。
限定もののお菓子やラーメン(ラーメンは おつうがみつけて
わたくしの留守に食べてしまっていたし お芋のタルトは夫の手にかかってしまったけれど)
その中に 不思議な粉。
封を切る前に きれいなうちに撮っておけばよかった。
もちもちドーナツの素。
これ、みたことないぞ?鹿児島限定?…というわけではなく
全国展開しているようです。
結婚した頃は ホットケーキミックスを使ったお菓子を作ったこともあったけれど
基本的に ホットケーキはホットケーキにして食べるのが一番美味しいというのが
我が家の共通した意見。
ホットケーキ自体が 割と日常的な食べ物なので アレンジしたものは違和感があるのは確か。
でも このアレンジミックス粉(ラスクの素というのもありました)真っ先に食指が動いて
ちょっと時間は置いてしまったけれど挑戦。
少量のホットケーキ粉とこの素を混ぜて熱湯と共にレンジ加熱。
150g程度のホットーケーキ粉をさらに混ぜてタネを作り 揚げる…だけ(のはず)
この素は流行りの米粉らしく 少量のお湯ではなかなか滑らかにまとまらない。
思っていたよりも固いこの生地に相当苦戦。
こんなふうに絞りだせば ポン・デ・リングになるだろうと試みるが
絞り出そうにも、これが固いのなんのって……途中 (nさん こういう迷惑な贈り物はしないで頂戴!)と
いやーなわたくしの心の声。
とうとう途中で その硬さで絞り出しの袋が途中で破けて 修復不可能になる。
わたくしのいい加減な性格よろしく 最後はこんな感じで適当に。
と言いつつ 一応証拠写真は撮っておく。
あとは シートごと油に投入して きつね色になるまで揚げて、ポン・デ・きな粉にしてみる。
こんなんできました。
そのほか 見るに堪えない仕上がりのものは撮影前に その場でpの胃袋に処理してしまう。
あら~ん♪ かなり美味しいでないの。
「もちもち」だと どうも「中が生っぽい」感じがするので ちょっと揚げすぎの感もありますが
さくさくっとしたビスケット状のクラストと たしかに「もちもち」とした本体が
後を引く美味しさでしたよ!
これは もう少し滑らかに生地を作って 絞り出しのストレスさえなくなればお手軽で美味しいです。
成分表を分析して オリジナルポン・デを作ってみよう…かな?
かなかな?で終わる 豆腐のような根性ですが。
*nさん 「こんな迷惑な贈り物」なんて言ってごめんなさい。前言撤回します。
また わたくしの変な創作意欲に火を点けてくださってありがとうございました。
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