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散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



今年の年末は珍しくイベントごとがほとんどない。
たまには 掃除やら年賀状に精を出しなさいという神のお告げでしょうか?
そんな中 諸事情でのびのびになっていた友人宅での「ヤンソンさんの誘惑を食する会」へ。

夏には花火鑑賞会にお招きいただいて
その暮らしぶりに とても感動した記憶が新しいのですが
今回も そのホステスぶりには大拍手と大感謝を送りたいと思います。

ブログにのせるでしょうから…という配慮もしてくださり
ウエルカムドリンクに添えたカードは ハンドルネームで。



その裏には ちゃんとこの日の献立も。
わたくしには無理と思っていた グリューワインの美味しいこと。



スープはノルウェーサーモンのクリームスープ。
窓いっぱいに差し込む午後の陽ざしの中で 充実感が高まるぅ~。



ロゴスキーの黒パンとともにしずしずと。

サテ

「ヤンソンさんの誘惑」というお料理をご存知でしょうか?
スウェーデンの代表的なお料理で ジャガイモ アンチョビ 乳製品という
シンプルな素材にも関わらず なんとも妙なるお味で
平たく言ってしまうとポテトグラタン ですが
いやいや それはヤンソンさんに失礼というもの。



この料理に欠かせないのが 北欧直輸入のアンチョビ。
これに尽きるそうです。実際頂いて痛感しました。
これがないと このお料理は成立しないとまで言及されます。
そもそも この会のきっかけは おぼろげながらの記憶をたどると
るいシェフがFacebookで 北欧産のアンチョビについて書かれていたこと。
(シェフは北欧にも精通しておられる)
そこにわたくしも食いついて あつかましくもお邪魔することに。



味付けは まさにアンチョビオンリー。
そして 普段アンチョビに「生臭み」を感じるわたくしですが
企業秘密とかで明かされていないスパイスの香りと
きりっと締まった塩気にノックアウトです。

北欧系でまとめます と予告を頂いていたように
続いて スウェーデンミートボールの登場。



リンゴンベリーのジャムと頂くのが最高に旨い。



そして クリスマスも近いということで
マロンクリームのブッシュドノエルと 手作りシュト―レンまで頂いて
これでわたくしの今年のクリスマスは 十二分に満たされました。

わたくし 自分ではお料理好き と思っていますが
こういう風に きちんとお友達をおもてなしする能力とか
きちんとお料理するチカラに欠けているかもと思う今日この頃。
そして ついつい 家が古いだとか散らかっているだとか理由をつけて
自堕落な生活をよしとしているような気がする…。
ホームパーティとかおうちパーティという概念も ここ数年自分の中でテーマになっているにも関わらず
実は避けて通ってない?と反省。



ソシテ

もうひとつのお楽しみは 愛猫Uさんのつぶらな瞳に満たされること。
ただこの内弁慶なUさん、なかなかわたくしたちの前に登場してくれない。



来年はみなさまをご招待できるような暮らしをしたいと思う。
(少しは言葉にしておかないと 永遠にその日が来ないもんね
有言不実行常習犯のわたくしでした)

素敵なおもてなしをありがとう。ぜひまた お邪魔させてくださいね。


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先日帰ってきたおつうが
「今度職場の納会でプレゼント交換をするんだけど
1000円くらいで何がいいかな?」

普段ほとんどわたくしに意見を求めることもなくなり寂しく思うけれど
意外に こういう女子的なものはまだ頼ってくれるのが嬉しい(笑)
ただ 職場は老若男女 おつうのような下っ端から長たる方までを対象とするので
あまり母の趣味を押し付けても申し訳ない と思いつつ

「カレーのスパイスセットは?」

「一人暮らしで料理なんてしない人がひいちゃったらどうしようもないから」と却下。

「となると ロフトとかで面白グッズかなぁ…」

「考えると面倒になっちゃって」

とその日はそれで会話が終わる。

サテ

昨日所用で某デパートのグロッサリーへ。
ここは割と面白い品ぞろえがあり ピクルス用の酢とか漬物とかを仕入れる。

ふと 壁一面に並んだレトルトカレーコーナーが目に入った。

ピカーン

ご当地カレーのセットなんてどうだろう?
仕事中だとは思ったけれど 早速おつうに連絡してみる。
意外にも即座に返信が来る。

「駅前のハンプティダンプティ(最近できた)に
1000円くらいのシリアルがあったんだけど どっちがいいかな?」

(お なかなかいいセンスしているな。ただし輸入物のシリアルは
実のところ当たり外れがあるんだよねぇ)
「どちらでもいいと思うよ。とりあえず うちで食べてもいいから
レトルトカレーも買ってくね」
ちなみに先日開店したばかりのハンプティダンプティに連れて行ったのは わたくしです。

せっかくなので受けも狙って カレーを選び始める。
思っていたよりいいお値段。
自分でもおバカだなぁと思いつつ 30分以上かけて くまもんのカレーと宮崎地鶏のカレーに決定。

プレゼントとかお土産とか さっと決めればいいのに
ついつい時間をかけてこだわってしまうタイプ。
本末転倒 時間の無駄遣い と思いつつ旅先でも時間をかけてしまうし
ちょっとしたお持たせも ついつい懲りすぎて 逆に有難迷惑な結果に終わったりする(笑)
でも 自分では時間の無駄遣いというより すごく楽しい時間なので 悔いはないけど。


トイウコトデ 

気持ちいつもより遅めに おつうが 自慢げにハンプティダンプティの袋を持って帰ってくる。
ラッピングされた袋と むき出しの自宅用と見える チョコレートチャンクとストロベリーのシリアル。

「いろいろあって パイナップルのとかリンゴとか、悩んじゃったよ
でも 美味しくなかったら悪いから同じの試しに買ってきた」

お さすが我が息子(笑)
結局 1000円のお持たせに 2000円かけちゃうあたり
母によく似てきたと 苦笑い。
でも そういうことにちまちま悩むの わかるんです。
それも 普段 チョコレート味のものは選ばないのに
一般受けするかな?子供がいたらいいんじゃないかな?なんて考えて
いちごチョコ味を選んだ模様。

うっかり今朝はパンを焼いちゃったので食べそびれたけど
実は本人もわたくしも 早く試食してみたいと思ってる。


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寒い。

今年はなぜか特に寒さが応えるのはなぜでしょう?

ここ数年は ○ニクロのレギンスだのスパッツだのが手放せない。
パンツの下に何か履くのはいや と言っていた友達がいたけれど
わたくしはもう何年もお世話になっています。
冷えは女の大敵ですから。

サテ

子供のころはどうだったかと思いをはせると
実は 冬場「タイツ」を履かされるのがとても嫌だった。
昔のタイツはなんだか タイツタイツしていて(笑)
軟弱な子供の象徴みたいだった。

わたくしが子供のころは 薄着推奨で
一冬半袖一枚で過ごした子供が 朝礼で褒められちゃうような時代。
もちろん男子は短パンだし 女子もスカートの下はせいぜいハイソックスだった。
たまに 風邪をひいて病み上がりだったりすると 「ズボン」を履いたりすることはあっても
それは風邪をひいているからという理由があってのことだった。

夫もおそらくそういう時代を過ごし
社会人になっても 「ズボン下」「ももひき」の類は決して履かなかったようだ。
もちろん 結婚してからも買ったことがない。

俳優のえなりくんが ズボン下の効用について語っていたこともあったようだけれど
いまだに 寒冷蕁麻疹を起こしながらも 頑張っている模様(詳細はわからない)

ただ ゴルフの時はさすがにスパッツを履くようになったようだ。

シカシ

最近の若いもんは(笑)○ニクロの商法にのっとってか
それとも軟弱なのか 合理的なのか
スーツの下にスパッツ というのをあっさり取り入れている。

数年前 成人式の日におつうの友人母から電話があり
式の後の同窓会は夜になるので コートを着せたいが着て行かなかった。
持っていこうと思うけれど おつうのも持っていこうか?と気遣ってくれた。
(ちなみに防寒対策にはマメだったおつうは 途中で家に舞い戻り
ジャケットを着て行った)

「寒いから スパッツは履かせていったんだけど」と聞いて
昨今はスーツの下にスパッツなんだ と認識したけれど
実はかなり寒がりのおつう、冬場の仕事はやはり辛いらしく 
ジャージの下にヒートテックのスパッツが定番になっている。

最近はさらに冷えがきついらしく 夫用に買っておいた発汗発熱ビジネスソックスにも
足を出すことになる。
(これが意外にあったかかったらしい)
そして お腹にはホッカイロを貼っていく。

ま、伊達の薄着をして風邪ひくより あったかいほうがいいもんね。

わたくしの職場も極寒の季節を迎える。
フリース オン ヒートテック ウィズ ダウンベスト の季節到来。
もちろんホッカイロは箱買いして 使い放題状態に。

写真は 本文と全く関係なく 先日受講した天然酵母パンのレッスンで撮ったベーグル。
こう寒いと 酵母もなかなか発酵せず、プロのアドバイスを求めてみた次第です。



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先日参加した自由大学のイベント後の打ち上げ。
「打ち上げ」という言葉も最近使わなくなった(わたくしの中で)

トイウノモ

「打ち上げるもの」がないのではないか。
今回のイベントも 若い方たちが中心となり 
わたくしはリハビリで参加させてもらったつもりなので
本当は打ち上げちゃいけないんだろうけど よしとしよう。


外苑前のEDIBLE GARDENにて。食べ放題の新鮮野菜でスタート。
このグループは青山のマーケットの関係者が多いので こちらが選ばれた模様。


おすすめのゴルゴンゾーラムースと蜂蜜。
ゴルゴンゾーラはなんとなく敬遠しているのだけれど 
これは口にした人たちが次々と無口になるうまさ。もちろんわたくしも。

イベントではチャイだのスパイスフードを売ったりしたのだけど
皆さん チャイのように濃厚な方たちばかり。



箸が転んでもおかしいお嬢さんたちとの会話は楽しい。
ある意味 我が家の「嫁候補」ともいえるお嬢さんたちも
ばりばり仕事もし 余暇もフルに使うという若さ全開。

話題も食に関するもの中心で 鴨のロースト葱添えをいただきつつ
確か食品の輸出入のお仕事をしているという彼女が突然、



「この時期 台湾から全世界に向けてトリがはばたいているんですよ!」

一同 ぽかーん。そして爆笑。
(ただし わたくしなんとなくそれが「流通」を示すことを感じた)

「渡り鳥?台湾から越冬?」
「ちがうの。これからクリスマスに向けて トリが売れるので
世界のあちこちから トリを育てている台湾へ コンテナが集められて
そこからトリが世界中にはばたくの」

この時期トリ輸送用のコンテナが移動するから
アジア方面への空っぽのコンテナについでの荷物が載せられて 安く流通もするらしい。

「そうかー羽ばたいちゃうんだ(笑)」
「トリはチキンのことね」
「でもこれは鴨だよ」
「ま、鴨が葱背負ってやってくるってことですよ。
渡りに船ってことで」

ちなみに次に出てきたのはチキンとポテトのソテー。
インカの目覚めがとても旨い。



「ちょっと違う?」
「えっ?鴨葱って渡りに船と同じような意味でしょ?
旨い具合に欲しいものがやってきて やったー!みたいな」

一同 考える。
鴨葱と渡りに船の違い。

確かに彼女の言うように ラッキー!頂き!なんだけど
なんか違う気がする。



デザートの ショコラのテリーヌは 岩塩が振られていて
チョコの甘さと塩辛さが絶妙の味だった。
マンゴーと柿の甘さがなんだかほっとする。

鴨葱は 鴨を食べたい(食べよう)と思っていたらその鴨に葱もついてきた。ダブルラッキー。

とすると

渡りに船は 困ったなぁ…向こう岸に行きたいけど…と思ったら船が来た。助かった~

どちらも思いがけず欲しいものをゲットするわけだけど
鴨葱は 鴨を食べようとしていたのか それとも別に食べようとしていたわけじゃないけど
鴨と葱が来るのかで意味合いが変わってくるかも。
「棚から牡丹餅」の類義語と考えると 期待していない状態で得る幸運ということに。

渡りに船は 困った状態で助けを求めているところに 訪れる幸運。
これは「地獄に仏」かな?

…と 帰りの電車の中で居眠りしながら ふつふつと考えていた。

最近のわたくしは 何が食べたいわけではないけれど 
あれこれつまんでは体重増加に悩むわけで
いつまでもあると思うな 鴨と葱(笑)

そして

この窪んだ状態をなんとか脱せねば!と外へ赴くものの アップアップ状態なところへ
はたして船は来てくれるのだろうか?



特に意味はなく 今回のイベント用に試作した クミンのぷちぷちクラッカーと



チャイを使って作るこくまろシフォンケーキなり。

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