とうとうRECENT ENTRYが全部金沢編で埋まってしまいました。
ここらでそろそろ打ち止めにしたい。
ということで 今日のはかなり長めです。
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金沢21世紀美術館の中でもこれはかなり知名度のある、レアンドロのプール。
単にプールを模したアートというのではなく、
水面下と水面での人と人の「出会い」がテーマだそう。
残念ながら二日間ともお天気が悪く、透き通ったような水面は拝めませんでしたが
水面に落ちる雨粒を水中から見るという目的のひとつは達成。
では飛び込んでみましょう。

もうあちこちのブログなどでこの構図の写真ばっかり…。
でも 中庭に配されたこのプール、どう撮ってもこのような感じになってしまうの。
(こちらは初日に外から撮影したもの)

位置について…よーい…

どん…


プールサイドに人がいると面白いんだけど
この日は雨のため中庭は封鎖…残念。

スタイルの悪いモデルだわ…すみません。
そのほかコレクション展でも衝撃的な作品に出会ったり
資料室ではアートや映画などの雑誌、バックナンバーがおしゃれな椅子とともに
用意されていたりして
読みそこなっていた映画雑誌の、あの人のインタビュー記事なんぞも読んできて
満足満足。
ロケーションもよいので、金沢へ行かれたらぜひお勧めの場所です。
さて…この美術館でかなりハイテンションになった私に対して
お疲れがピークに達したらしい夫。
長町武家屋敷見学はパスしたいと言い出したので
とりあえず、近江町市場へ行く前にお昼ごはん。
「もうなんでもいい」とかなり消極的になっているので(笑)
チェックしていた金沢名物「ハントン風ライス」を食べることに。
ハントンライス…
ハンガリーのハンにフランス語のマグロを意味するトンをくっつけたものらしい。
なので本来はマグロのフライなどが乗っかっているのが正式なのかと思う。
洋食屋さんの賄いとして、ケチャップライスの上にオムレツをのっけ
その上に魚のフライ、ケチャップ、タルタルソースがかかったものが
一般的のようです。
お店の雰囲気も洋食屋っぽい「グリルオーツカ」をチェックしていたので
雨の中お店を探して…細い路地に。

お店の中も、なんとなく懐かしい雰囲気の洋食屋さん。
私は魚のフライではなく 海老ハントンというのを頼んでみました。

かなり元気のなかった夫も、和食系が続いたあとだったので
しっかり食しておりました。
どうしてもオムライス系は、食べている間に飽きてしまうことが多いのですが、
これはケチャップ、タルタルソースと、味を替えながら食べられるからでしょうか、
はらはらとしたケチャップご飯とよく合ってとっても美味しかったです。
(かなりボリュームありです、完食できませんでした、ごめんなさい)
最後はやはり近江町市場へ行きたい と、しばしの休憩をとってから
いざ。
目につくのはやはり蟹。

でも一見さんなのでどこがいいのか全く分からず。
お店のおじさんの押しの一手で、こちら全部で1万円。
高いのか安いのか、二人とも半信半疑。
だって鴨がネギしょってオーラ満載で歩いているんだものね。
 
毛ガニ1杯とズワイが4杯
それにホタルイカ、蛤、甘エビ、そして夫がどうしても食べたかったけれど
食べる機会のなかったノドグロ。
翌日の朝には自宅に届いていました。恐るべし○ネコヤマト。

翌日到着とともに茹でたもの。
美味しかったですよー。
一杯はそのままお鍋に。
ノドグロは塩焼きに…。

金沢最後の画像は、あっちゃんお勧めの潮屋のアワビ飯。
車中でと思ったのですが結局ハントンライスがかなり頑張っていたので
おうちに帰ってから。
炊き込みはお味が濃いことが多いのですがこれはとっても上品なやさしい味でした。
かなり食べることに執着した3日間でしたけど…
まったく予備知識も関心もなかった金沢。
思いがけずツボポイント満載で、やっぱり食わず嫌いはもったいないと思った私です。
しばらくたってこうして思いだすと、なんだか楽しかったー(笑)
こんな自分勝手な旅行…初めてだったかも…です。
長きにわたりお付き合いくださった皆様へ、感謝です。
*****************おしまい
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