ああ、またさぼり癖が付いて月刊pを通り越してしまいました。
11月は倉敷ジャズストリートに行ったり 天空の城を拝んできたり
お話したいことがたくさんあったのに、
撮り過ぎた写真の整理ができなくて 12月の声を聴いてしまいました。
ト ミグルシイ(キキグルシイ)イイワケハサテオイテ
師事しているパーカッションの師匠が、コテコテの大阪人で
周りに集まってくる人にもそちら系の方が多い。
レッスン中は 大阪言葉が標準語。
この年になって 大阪人の文化に触れ、驚くこともしばしば。
そんな中 先日
「お前 アホやな」というのは、落ち込まなくていいレベル。
「何言っとるんじゃ ボケ」と言われたら落ち込みなさいと教わった。
そして「カス!」と言われたら 死のレベルとのこと。
「アホ」も「ボケ」も「カス」も わたくしのボキャブラリーにはなかった言葉だ。
いや お高く留まっているんじゃなくて、ほんとになかったのよ。
まあこの大阪言葉については レッスンのたびにいろいろ勉強させられるのだが
それはまたの機会にして
わたくしのまわりでは類似のことばとして思いつくのは「バカ」
貧困なボキャブラリーで なんでもこれでくくることになる。
おバカさん ○○バカ バカ正直
名詞にも形容詞にも副詞にも使用可能。
「バカ」を連発するあのテレビ番組。
そう 「水曜どうでしょう」の藤村Dが
「おまえ バカだな」とよく発せられます。
その藤村Dがこれまたわたくしの愛してやまない「ディリーポータルZ」に説教するイベント開催!
と聞いたら これは行かないわけにはいかない。
わたくし 曜日で仕事する人なので
どんなに行きたいイベントがあっても 曜日の壁に阻まれて断念することが多い中
神様はこのイベントを水曜日にあててくださった(笑)
しかしながら このお化け番組と人気サイトのコラボゆえ
チケットは即完売が予想される…ということで
仲間の藩士と だぶついてもいいから同時に申し込んでみることにする。
最近スマホでことをすますわたくしですが
とっさの入力がスマホでは不安だったので
この日はPCの前でスタンバイするも瞬殺。
n女史も ご主人にゆだねたようだけれど たどり着けなかったらしい。
しばらくすると チケット取得師範のるい姐さんが みごとにゲットしたとの連絡が。
それも旅先からの…。
パチパチパチ
で、めでたく 渋谷カルチャーカルチャーのこけら落としライブでもある
「水曜どうでしょう藤村Dがデイリーポータルに説教する」に参加権を得たのでした。
普段トークショー的なイベントに参加することはほとんどなく
加瀬くんの舞台挨拶兼監督とのトークは何回か行ったことがあるものの
なにを説教するのか イベントとして面白いのか何も考えずにカルカルへ。
来場者も若者から 結構同年代も多い感じで フードもなかなかおいしい。
大好きなべつやくれいさんも登壇。
生べつやくさんだ!
この方たちが登壇するだけで十分なのですが
藤村Dがしゃべるだけで その場が「水どう」になっていくのがすごいと思う。
この人はタレントではなく 会社員なのに(笑)
容赦なく発せられる「お前らバカだよ」も登壇者だけでなく
観客にもむけられるのですが これがまた 藩士としてはM的にうれしい。
あの藤村Dから「バカよばわり」されるんですから。
会計の列に並びながら 場内アナウンスで
出演者と記念撮影なさりたい方は本人に頼んでください…的なことを言っているのを聞く。
ああ残念。さすがに戻ってお願いする根性はなく カルカルを後にする。
しかしながら 改めてあの「タレントではない」製作者の存在感を思い知る夜となりました。
るい姐さん、今回もありがとうございました。
そして カルカルでスタートを待つ間にも
恒例になったお土産交換に盛り上がる藩士たち。
るい姐さんの台湾&北海道のお土産や nさんセレクトの猫グッズ、
そして宿題としてよーじやの抹茶コンフィチュール。
いつもありがとうございます。
そしてバカだバカだと言われていたわたくしたち。
最後に究極のオチがある。
カルカルのフードメニューはなかなかバラエティに富んでいておいしかった。
営業初日ということもあって オーダーからずいぶん時間がかかっていたようだけれど
ほとんど気にならず。
食べたいものを食べて 呑みたいものを頼んで、
イザ カイケイ
レジに打ち出されたのは 「6090円」
それを見たとたん 「まぁ きれいに〈3〉で割り切れる数字だわ!」と
「ひとり3030円ね!」とnさんが声を上げ まとめて払ったわたくしにお金を渡す。
「ほんとに 計算しなくてもいいくらいきれいな数字ですね」とるい姐さん。
何も考えずに受け取り 確認もせず財布にしまうわたくし。
「いや~ 気持ちよかったわぁ」と別れた後しばらくして
ラインにメッセージ。
バカバカ言われ過ぎて 本当にバカになった夜。
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