タバコの匂いは嫌いです。
もちろん自分でも吸わないですが
夫がヘビースモーカーです。
友人、親戚を見回しても かつてかなりのスモーカーだった輩も
禁煙に成功している方たちが多い。
夫の母もわたくしの母にも「早いとこやめさせなさい」と言われ続けているのですが
気弱いわたくしには それができずにいます。

夫が帰ってくると 狭い我が家でわたくしが咳き込んでも
風下にいるわたくしに煙が漂っても 見て見ぬふりです。
本人曰く タバコをやめたらそのストレスで早死にする。
(多くの禁煙できない男たちはそう言います)
友達のけいちゃんは 大のたばこ嫌い。
ご主人とも「タバコを吸わないことが結婚の大前提」のもと結婚したそうです。
もっとも わたくしの場合 結婚しようと思った時には吸ってたから
それはまさにケーズバイケースです。
タバコを吸ってるから 結婚の対象にならないというのは 結果論かもしれません。

父が亡くなった時、自宅で倒れたので
最終的に検死のお世話になりました。
まああれも悲しいお仕事で 悲しみに暮れる遺族に
容赦なく質問をしてきます。
その中で 父の喫煙歴を聞かれました。
わたくしは父が喫煙しているのを見たことがなかったので「吸ってない」と思っていましたが
母が「昔ちょっとふかしていたことはある」と。
警察の方いわく 「一度でも吸ったことがあれば 喫煙したことになる」とのこと。
それを聞いていた夫がのちに
「今更やめてももう遅い」的に 勝手に正当化してしまいました。

ソレハサテオイテ
タバコは大嫌いですが ここ十年あまりは
夫の帰宅時とわたくしの赴任先滞在時だけのことになり
いっときの我慢になっています。
(夫の健康云々をあきらめたわたくしは ある意味鬼嫁なのかもしれません)
よく笑われるのが 二人でお出かけした時に
コーヒーをよく飲みます。
その際 頻度としては○トールコーヒーに入ることが多い。
ス○ーバックスは 完全禁煙なので入りたがりません。
そしてその○トールでも 夫は喫煙ルーム わたくしは禁煙エリアでコーヒーを飲み
また何事もなかったように 一緒に店から出ていきます。
それぞれの席がうんと離れていたりすると わざわざ電話で「そろそろ出る」とか
連絡とって席を立ったりします。
分煙が厳しくなりつつある昨今
「喫煙OK」の場所というのは「吸う人しか来ない」場所になってしまったので
分煙以前より 煙濃度が高い。
それを実感したのが 連休中に新幹線に乗ろうとしたとき どれも満席で
それでも帰らなくちゃならないときに 「喫煙車」さらに「グリーン車」なら
空席があるということがありました。
背に腹は代えられず 高いグリーン料金を払い
基本的にタバコを吸う人間しかいない空間に乗るという悲劇。
この時は タバコがやめられない奴は死刑!くらいに思いましたが…。

ソンナワタクシデスガ
まあ 仕方がないという思いはあるので
一緒に行動する人の喫煙にも寛大だと思います。
休日に友人とお出かけしたりすると
食後のお茶の場所がなかなか見つからないことがあります。
あっちのカフェ こっちのコーヒーショップと 人数と空席の折り合いがなかなかつかなかったり。
そんな時 「喫煙席」ならOKということも 多々あります。
早いとこ座ってお茶しようよ ちょっとくらいいいじゃん?と思うのですが
かなりの割合で(少々ヒステリックに)「ならいいです!」となる。
喫煙ルームがあっても そういうお店は なんとなくタバコのにおいがするしね。
それはわたくしも同じ。
たしかに新幹線での悲劇を思うと それはありなのですが
三軒くらい廻って カフェ難民していると どこかで妥協しようよぅ と思うのは
あの煙に 耐性があるからだな と思う今日この頃です。
あ、でもスモーカーのお友達!
わたくしと一緒の時にタバコ吸っても全然かまわないからね。
タバコは百害あって一利なしと思ってはいるけれど。

もし夫がタバコが原因で健康を害することがあったら
自己責任といいつつも
健康を考える40代後半から あまりに自由に過ごすことになってしまったのを悔やむような気はするけれど。
◆本日のBGP(Back ground Photo)◆
後楽園(東京の)Tokyo Dome Hotel にある Artist Cafe(全席禁煙)と
後楽園(岡山の)と駅を挟んで反対側にある Onsaya Coffee(こちらは2階席は喫煙可)
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