さて、前回最後に追記で少し書き足しましたように、今回はこの様な感じ。

前回流用したエンダース9061のヘッドのサイレントドームを取り外し、
代わりにプリムス96のファイヤスプレッダを装着。
一見熱効率の悪そうなこの組み合わせですが、
実は以前ネットでこういう情報を見ていたのを思い出したのです。
「9061に96のスプレッダを装着すれば、そのまま灯油が使える。」
なるほど、たしかに96のスプレッダはぶ厚い鉄製なので蓄熱性は非常に高い。
そういうわけで、多Mしてみたわけなのです。
そしてその結果はというと…

大成功!
まあ、取りあえず燃焼すればOKというならば、前回もそうだったわけなのですが、
何より前回と違うのは…

時間がたつほど炎に勢いが増す!
前回は時間とともに炎の勢いが尻すぼみだったのに対して、
今回は、時間がたてばたつほど勢いが増している。
前回は「熱の戻りが少ないから炎がじり貧になる。」と判断しましたが、
今回はどうかと思いこの状態でタンクにを触るとかなり熱くなっており、
もし燃料がガソリンなら少し不安になってくるレベル。
つまり、熱の戻りは申し分ないということか。
でも、前回から特にそういう工夫はしていないので、
これはひとえにぶ厚いスプレッダのおかげ?
つまり、多少気化不足の燃料でも、
たっぷり熱を蓄えるスプレッダにぶち当たることで十分気化し、
結果良い燃焼を起こすから、その熱がまたスプレッダにたまるとともに、
ストーブ全体を加熱させ、結果、燃料の気化をどんどん促進させている。
こういうことかな?
この辺の勢いはこちらの動画でご覧ください。
さて、こう書くとよいことづくめの大成功であると思われますでしょうが、
実はそうでもないのです。
というのも、今回の燃焼から消火までの流れは以下のような感じ。
→ポンピング20回、プレヒートはアルコールで4回
→点火直後は赤い火柱、数十秒ほどで収まりきれいな燃焼
→そのまま10分程度綺麗に燃焼(バルブ開閉による火力調整OK)
→やがて火力が落ち始め、そのまま(原因はどうもガス欠)
ですので、十分なプレヒートとポンピングさえすれば実用可能な気もしますが、
123Rの特性から考えると、ガソリン使用時なら1度のプレヒートで即使用なので、
ケロシン仕様の炎が落ち着くまでの間にすでにお湯が沸くかもしれない。
(今回の場合だと最初のプレヒートの炎とだけでもある程度お湯をなら沸いてしまいそうでした。)
また、風防を装着すると追加ポンピングできないうえに、
より一層のタンクへの過熱が予想され、ちょっと危険な気がする。
ちなみに火力調整は一応バルブの開閉に応じ変化はあるものの、
弱火は難しく、常に強火と考えた方がよさそうな勢い。
というわけで…
結論!
面白いおもちゃだけど、実用機としては問題あり!
そんなわけで、長きにわたりチャレンジし、なんとか結果を出せましたがこんな感じ。
とはいえ、いろいろ気付くことがあったので面白い実験でした。
そうそう、8Rな過剰な加熱や追加ポンピングの問題がなさそうなので、
いつか機会があれば8Rでも試してみようと思います。
(*^人^*)

前回流用したエンダース9061のヘッドのサイレントドームを取り外し、
代わりにプリムス96のファイヤスプレッダを装着。
一見熱効率の悪そうなこの組み合わせですが、
実は以前ネットでこういう情報を見ていたのを思い出したのです。
「9061に96のスプレッダを装着すれば、そのまま灯油が使える。」
なるほど、たしかに96のスプレッダはぶ厚い鉄製なので蓄熱性は非常に高い。
そういうわけで、多Mしてみたわけなのです。
そしてその結果はというと…

大成功!
まあ、取りあえず燃焼すればOKというならば、前回もそうだったわけなのですが、
何より前回と違うのは…

時間がたつほど炎に勢いが増す!
前回は時間とともに炎の勢いが尻すぼみだったのに対して、
今回は、時間がたてばたつほど勢いが増している。
前回は「熱の戻りが少ないから炎がじり貧になる。」と判断しましたが、
今回はどうかと思いこの状態でタンクにを触るとかなり熱くなっており、
もし燃料がガソリンなら少し不安になってくるレベル。
つまり、熱の戻りは申し分ないということか。
でも、前回から特にそういう工夫はしていないので、
これはひとえにぶ厚いスプレッダのおかげ?
つまり、多少気化不足の燃料でも、
たっぷり熱を蓄えるスプレッダにぶち当たることで十分気化し、
結果良い燃焼を起こすから、その熱がまたスプレッダにたまるとともに、
ストーブ全体を加熱させ、結果、燃料の気化をどんどん促進させている。
こういうことかな?
この辺の勢いはこちらの動画でご覧ください。
さて、こう書くとよいことづくめの大成功であると思われますでしょうが、
実はそうでもないのです。
というのも、今回の燃焼から消火までの流れは以下のような感じ。
→ポンピング20回、プレヒートはアルコールで4回
→点火直後は赤い火柱、数十秒ほどで収まりきれいな燃焼
→そのまま10分程度綺麗に燃焼(バルブ開閉による火力調整OK)
→やがて火力が落ち始め、そのまま(原因はどうもガス欠)
ですので、十分なプレヒートとポンピングさえすれば実用可能な気もしますが、
123Rの特性から考えると、ガソリン使用時なら1度のプレヒートで即使用なので、
ケロシン仕様の炎が落ち着くまでの間にすでにお湯が沸くかもしれない。
(今回の場合だと最初のプレヒートの炎とだけでもある程度お湯をなら沸いてしまいそうでした。)
また、風防を装着すると追加ポンピングできないうえに、
より一層のタンクへの過熱が予想され、ちょっと危険な気がする。
ちなみに火力調整は一応バルブの開閉に応じ変化はあるものの、
弱火は難しく、常に強火と考えた方がよさそうな勢い。
というわけで…
結論!
面白いおもちゃだけど、実用機としては問題あり!
そんなわけで、長きにわたりチャレンジし、なんとか結果を出せましたがこんな感じ。
とはいえ、いろいろ気付くことがあったので面白い実験でした。
そうそう、8Rな過剰な加熱や追加ポンピングの問題がなさそうなので、
いつか機会があれば8Rでも試してみようと思います。
(*^人^*)