![DSCN0223.jpg](https://blog-imgs-122.fc2.com/h/i/s/hisuaki/DSCN0223.jpg)
先日義父の愛犬リリィをカートにのせて出て行ったのですが、
向かった先は獣医さん。
実は先週会ったときには目の調子がおかしく獣医さんへ通っているとは聞いていたのですが、
その後調子が悪くなり、嘔吐に下痢、
特にここ3日ほどは何も食べない状態が続いていたとか!
そこで慌てて獣医さんへ走ったというわけなののです。
診察の結果、熱があり(9度2分)脱水症状を起こしていたため、
まずは輸液をし、血液検査を行いました。
そしてその結果を見て、投薬などの方針を決めるということで、
まずはリリィは当分このまま我が家で過ごすことに。
この子は12年前に義父が京都の保健所まで引き取りに行った子なので、
今年でおそらく15歳前後。
それ以来、義父から離れて過ごしたことがないので、
我が家に到着すると、もう完全にビビりモード。
特に我が家は犬8頭の大所帯。
しかも小さいながらも威勢のいいのが吠えたててくるから、
リリィは大きな体を小さくたたんで
目立たないようにと思ったのか、部屋の隅へ。
ですが、次第にみな慣れてきた様子なので、
手元に連れてきて、まずは注射器を使って口のわきから液状の療養食を流し込みます。
すると、意外に抵抗せず飲んでくれたので一安心。
その後、軽く表に連れ出し、おトイレを兼ねてのお散歩。
(この子は家の中でおトイレをしない子なのです。)
とはいえ、本調子ではないので、少し歩かせすぐ帰宅。
こうして安静にさせていると、荒かった息も少し落ち着いてきたので一安心。
その後、娘がお粥状のフードを食べさせてくれたのでほっと一息。
翌朝、おトイレ散歩から戻ると、半固形状の療養食を少し食べ、
その後は以前のジョイの寝床で夕方まで寝て、再び病院へ。
![DSCN0216.jpg](https://blog-imgs-122.fc2.com/h/i/s/hisuaki/DSCN0216.jpg)
「おや!今日もこの乗り物ですか?」
![DSCN0217.jpg](https://blog-imgs-122.fc2.com/h/i/s/hisuaki/DSCN0217.jpg)
「はやいですね~!らくちんですね~♪」
とカートが気に入ったのか、ご機嫌な顔で、
すれ違う人や、過行く景色を眺めておりました。
病院に着き前日の血液検査の結果をお伺いすると、
どうも肝臓に問題があるようで、熱が引かないのも食欲がないのも、
そこから来ているのかもしれないとのこと。
だからまずは脱水状態にならぬよう、この日も液滴と抗生物質の注射。
太く大きくとても痛い針なのに、リリィはおとなしく耐えておりました。
帰宅後は、半固形状の療養食を食べ、水を大量に飲み、
そして大量のおしっこをし、おとなしく寝ておりました。
そして今朝も同じような感じで一応ご飯は食べてくれたのだけれども、
相変わらずしんどそうに肩で息をしております。
![IMG_2553.jpg](https://blog-imgs-122.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_2553.jpg)
そんなわけで、また夕方になったら病院へ連れて行こうと思っていますし、
これから数日は多分、このような感じ。
歳が歳だけに、急に元気になることはないだろうけれども、
少しずつ、少しずつでいいからよくなってほしいと、祈っております。
元気になれば、また大好きなおじいちゃんちに帰れるんだから。
なんせ、つい先ほども、おトイレと思い表に連れ出すと、
「おじいちゃんとこへ帰るねん~!」
と、予想外の力で義父の家の方へ行こうと引っ張るほど。
ほんまにこの子はじいちゃん子だ。
というか、義父もリリィがいないのが非常に寂しいようで、
昨日も何度か店にリリィを見に来ておりました。
だからほんと、少しずつでいいからよくなっておくれ。