過去に何度かご紹介しているフランスのストーブVESTAですが、
実はそれらは軍用で、今回は一般向けに市販された民生版です。
とはいえ、その差はほとんどなく…
唯一の違いはこのカラーリングのみ。
軍用は少しメタリックがかったグレーでしたから、
そちらに比べるとかなりポップでかわいい感じですね。
でも違いは本当にそれだけで、バーナートップや、
タンクまわりを見ても、
材質も含め違いは全くないように見えます。
これはやはり、同じ品物を塗り替えただけのようですね。
実は軍用と民生版のあるストーブというのは結構多いのですが、
やはり同様にカラーリングを変えているだけどか、
またはケースを変えているだけというのが多いようです。
確かにコスト面などから考えれば、それが一番合理的ですもんね。
でも思えば、そういうものは、最初に民生版があり、
のちにそれを軍用に転用したものが多いような気がします。
(ホエーブス625、オプティマス00、など)
さて、このVESTAの場合はどちらが先なんだろう?
しかしそういう中、ドイツのエンダース9060Dと9061とといったモデルでは、
民生版(9061)の本体やケースの構造などを変更し、
より扱いやすい軍用モデル(9061)を開発しておりますが、
それを民生版に反映することはなかったので、
コストよりも性能を優先し、軍用は特別扱いしてたのかなとか思わせます。
技術屋というか、職人というか、モノづくりへのこだわりとプライドを感じますね。
エンダース9060D
エンダース9061
またアメリカでは反対に、最初に軍用モデルがあり、それが好評で民生版が出るケースが多く、
その場合は、民生版はワンランク上の材質を使用し、デザインや構造も変更させた、
「ゴージャスな改良版」というべきものになっております。
(M-1941と コールマン520やM-1950とSMP製GS-18など)
これはおそらく、軍の装備は基本使い捨てなので生産性重視。
一方民生版は国民にもともとアウトドアの趣味が広く認知されており、
かつまた購買力も強かったため、
「魅力ある商品」としての差別化が必要であったからでしょうし、
一般の市場がそれだけ魅力あるものであった証拠なのだろうなと感じます。
この辺、さすが大衆が主役の国アメリカですね。
M-1941
コールマン520
M-1950
GS-18
一方イギリスでは№2に対しては、そのままそっくりのストーブがありますが、
その他のモデルについてはあまり民生版を見たことがないので、
軍用の民生版、もしくは民生版の軍用転用もあまり考えられなかったのかなと思います。
実際民間のレジャー用ストーブは、昔ながらのUFOタイプがほとんどでしたから、
やはり「伝統を重んじる」お国柄なんでしょうかね?
そうそう、イギリスといえば軍用モデルの多くが灯油燃料なので、
これは車両との燃料共用を頭に入れた、こだわりなのかなという気がします。
こんなところにも、それぞれお国柄が出ているようで面白いなと思います。
そういうことを頭において今回のVESTAを見ると、
多少変態的(ニードルの構造など)ではあるものの独創的な軍用モデルを作り上げ、
よく見れば、それはほかの(より変態的な)フランス製ストーブ(一例)よりもコンパクトでよくできた、
いわゆる一般的なモデルだったため民生版も売り出すこになったのかなとか思っております。
だからそうなると、変にいじらずそのままだしてくれる方がいいですよね。
変に凝った装置を漬けられCDFのように変態度を増してしまってはたまらない!
な~んてね。
案外、単純にこのケース表面に誇らしげに刻印されたパテント(特許)の関係で、
余計なことができなかっただけかも?
実はそれらは軍用で、今回は一般向けに市販された民生版です。
とはいえ、その差はほとんどなく…
唯一の違いはこのカラーリングのみ。
軍用は少しメタリックがかったグレーでしたから、
そちらに比べるとかなりポップでかわいい感じですね。
でも違いは本当にそれだけで、バーナートップや、
タンクまわりを見ても、
材質も含め違いは全くないように見えます。
これはやはり、同じ品物を塗り替えただけのようですね。
実は軍用と民生版のあるストーブというのは結構多いのですが、
やはり同様にカラーリングを変えているだけどか、
またはケースを変えているだけというのが多いようです。
確かにコスト面などから考えれば、それが一番合理的ですもんね。
でも思えば、そういうものは、最初に民生版があり、
のちにそれを軍用に転用したものが多いような気がします。
(ホエーブス625、オプティマス00、など)
さて、このVESTAの場合はどちらが先なんだろう?
しかしそういう中、ドイツのエンダース9060Dと9061とといったモデルでは、
民生版(9061)の本体やケースの構造などを変更し、
より扱いやすい軍用モデル(9061)を開発しておりますが、
それを民生版に反映することはなかったので、
コストよりも性能を優先し、軍用は特別扱いしてたのかなとか思わせます。
技術屋というか、職人というか、モノづくりへのこだわりとプライドを感じますね。
エンダース9060D
エンダース9061
またアメリカでは反対に、最初に軍用モデルがあり、それが好評で民生版が出るケースが多く、
その場合は、民生版はワンランク上の材質を使用し、デザインや構造も変更させた、
「ゴージャスな改良版」というべきものになっております。
(M-1941と コールマン520やM-1950とSMP製GS-18など)
これはおそらく、軍の装備は基本使い捨てなので生産性重視。
一方民生版は国民にもともとアウトドアの趣味が広く認知されており、
かつまた購買力も強かったため、
「魅力ある商品」としての差別化が必要であったからでしょうし、
一般の市場がそれだけ魅力あるものであった証拠なのだろうなと感じます。
この辺、さすが大衆が主役の国アメリカですね。
M-1941
コールマン520
M-1950
GS-18
一方イギリスでは№2に対しては、そのままそっくりのストーブがありますが、
その他のモデルについてはあまり民生版を見たことがないので、
軍用の民生版、もしくは民生版の軍用転用もあまり考えられなかったのかなと思います。
実際民間のレジャー用ストーブは、昔ながらのUFOタイプがほとんどでしたから、
やはり「伝統を重んじる」お国柄なんでしょうかね?
そうそう、イギリスといえば軍用モデルの多くが灯油燃料なので、
これは車両との燃料共用を頭に入れた、こだわりなのかなという気がします。
こんなところにも、それぞれお国柄が出ているようで面白いなと思います。
そういうことを頭において今回のVESTAを見ると、
多少変態的(ニードルの構造など)ではあるものの独創的な軍用モデルを作り上げ、
よく見れば、それはほかの(より変態的な)フランス製ストーブ(一例)よりもコンパクトでよくできた、
いわゆる一般的なモデルだったため民生版も売り出すこになったのかなとか思っております。
だからそうなると、変にいじらずそのままだしてくれる方がいいですよね。
変に凝った装置を漬けられCDFのように変態度を増してしまってはたまらない!
な~んてね。
案外、単純にこのケース表面に誇らしげに刻印されたパテント(特許)の関係で、
余計なことができなかっただけかも?