…というわけで、
①にて仕上がったバーナー部と、②にて仕上がったタンクとを合体!
無論NRVや各種パッキン類は新品と交換しました。
その後、加圧してみて圧漏れがないことを確認してから、
燃料を入れテスト燃焼。
すると…
なんだ?炎が一部欠けてるぞ?
試しにニードルを上げ下げしてもおさまらない。
ニップルはかなり程度が良かったのでこれは圧抜け?
どこかで圧漏れ起こると、ガスの吹き出しが不安定でこのようになることがあります。
そこでチェックしてみようとタンクを手にしたら、そこに流れ出てきた燃料が!
ということはタンクとバーナーの接合部?
だからすぐに火を消し確認しました。
実は、こいつは当初線都合部に自作ゴムガスケットをかまして固定してあったのですが、
分解してみてそれらがへたっていたので、同じものを製作しはめてみたのです。
で、組付け後は前述のようにチェックしてみて漏れはないことを確認したのですが、
実際使用すると、熱の影響でゴムが弛むのか、じわじわと漏れ出してきておりました。
そこで今度がノンアスベスト素材でガスケットを製作し試してみましたが、
結果は同様。(むしろゴムの時の方が漏れは少なかった。)
そういうわけで再度分解し接合面をしげしげと観察。
すると、やはり元が他タンクを流用し製作したためか、
接合部のネジ切りが接合部の少し下側からしか始まっておらず、
その上のスペースにはネジが切られていない。
(というか、穴がネジ部よりも大きい)
だから、本来よりも挿入部分が浅くなり、
ネジ部をトルクで締め上げ密閉するという方法が難しくなる。
そこであれこれ考えた。
ゴムガスケットに金属ワッシャを併用
一見密閉できた感じでしたが、ワッシャの厚み分だけ挿入が浅くなったのか、
繰り返しテストすると次第に漏れてきました。
そこで次は、圧漏れ対策といえばやはり鉛!
鉛ワシャを自作し挿入
少し厚め(2ミリ)の鉛板を打ち抜き、ネジ部に合わせてねじ切りし、
かつ、シールテープを厚めに巻いてみました。
そして鉛がつぶれるまでしっかりと締めこみテスト。
今度は密閉は保たれているようで一安心♪
でしたが…
今度はニードルレバーから漏れ火!
あちゃ~、何度も組直していたせいで、うっかりその辺を触ってしまっていたか…
しかもその後炎の様子がおかしな感じに。
圧漏れのせい?それともニップル?
そういうわけで
レバー基部にはグラファイトシートを補充し圧漏れ解消。
ニップルは確認の結果穴が少し小さすぎるようであったので、
徹底的に清掃し、その後私の1942に装着しテスト。
絶好調ですので、これでニップルは問題なし
そこで、改に装着しテスト燃焼。
ですが相変わらず炎に偏りが。
ちなみに、ニードルレバーからの圧漏れはおさまっており、
ほかの個所からの漏れなさそう…
そこで不思議に思いながらしばらく燃焼させ再度圧漏れを確かめると、
おや?
フィラー部から漏れがある?
そこで、キャップを思いっきり締めこんでみたのですがこんな感じ。
つまりタンクの溶接部分からの漏れがあるようです。
だから圧が抜け炎が安定尾しなかったのか?
ならば私の1950同様タンク内側をコーティングすればOK?
でも、私の1950の場合は漏れ火があってもバーナーの炎は普通っぽかったので、
仮にもれを収めてもあの偏りが消えるかどうか…
何か見落としていることはないか???
あのほのの偏りは、圧が足りていないということと、
それともう一つ燃料不足いわゆるガス欠。
だから、圧漏れだけではなく圧不足を疑い、併せて燃料不足も考えてみよう。
というのも、このストーブは個人が自作したものだから、タンクとバーナーは本来別物。
だからもしかしたら、燃料チューブがタンク底面まで届いておらず、
十分燃料を吸い上げることができていないのかも?
(タンクがアンバランスなほど大きいサイズでもあるし。)
そこで、今まで500cc入れていた燃料を倍の1000㏄に。
そして加圧の方はポンプエとNRVを再確認。
手応えは良い感じなのだけれども、念のためポンプカップを分解し確認してみると。
あ!こんなところに亀裂が!
そうか、ぱっと見は気づかなかったけれど、
ポンプングの際、ここが寄れて十分加圧できていなかったのか…
そこでさっそく新品カップと交換。
また前述のフィラー部からの漏れ火については、
火元から遠くそれほど温度も上がらないだろうと判断し、
ハンダだを流して様子を見ることにしました。
いざ、テスト燃焼!
すると…
おお!絶好調♪
この勢いだとやはり原因はポンプカップだったのかな?
だとしたら何という凡ミス…
(=^^=)ゞ
とはいえ、快調に燃えるほのを見るのは嬉しくて、楽しくて…
だって今回はいろいろ手こずったもの…
そういうわけで、その後10分ほど連続燃焼させたのち、
各部の漏れチェックを済ませてそれもOK!
(フィラー部も異常なし!)
これにて作業完了!
ほっ…
よかった~♪ (=^^=)ゞ
M-1942改のメンテナンス ~GI stove M-1942?~
①にて仕上がったバーナー部と、②にて仕上がったタンクとを合体!
無論NRVや各種パッキン類は新品と交換しました。
その後、加圧してみて圧漏れがないことを確認してから、
燃料を入れテスト燃焼。
すると…
なんだ?炎が一部欠けてるぞ?
試しにニードルを上げ下げしてもおさまらない。
ニップルはかなり程度が良かったのでこれは圧抜け?
どこかで圧漏れ起こると、ガスの吹き出しが不安定でこのようになることがあります。
そこでチェックしてみようとタンクを手にしたら、そこに流れ出てきた燃料が!
ということはタンクとバーナーの接合部?
だからすぐに火を消し確認しました。
実は、こいつは当初線都合部に自作ゴムガスケットをかまして固定してあったのですが、
分解してみてそれらがへたっていたので、同じものを製作しはめてみたのです。
で、組付け後は前述のようにチェックしてみて漏れはないことを確認したのですが、
実際使用すると、熱の影響でゴムが弛むのか、じわじわと漏れ出してきておりました。
そこで今度がノンアスベスト素材でガスケットを製作し試してみましたが、
結果は同様。(むしろゴムの時の方が漏れは少なかった。)
そういうわけで再度分解し接合面をしげしげと観察。
すると、やはり元が他タンクを流用し製作したためか、
接合部のネジ切りが接合部の少し下側からしか始まっておらず、
その上のスペースにはネジが切られていない。
(というか、穴がネジ部よりも大きい)
だから、本来よりも挿入部分が浅くなり、
ネジ部をトルクで締め上げ密閉するという方法が難しくなる。
そこであれこれ考えた。
ゴムガスケットに金属ワッシャを併用
一見密閉できた感じでしたが、ワッシャの厚み分だけ挿入が浅くなったのか、
繰り返しテストすると次第に漏れてきました。
そこで次は、圧漏れ対策といえばやはり鉛!
鉛ワシャを自作し挿入
少し厚め(2ミリ)の鉛板を打ち抜き、ネジ部に合わせてねじ切りし、
かつ、シールテープを厚めに巻いてみました。
そして鉛がつぶれるまでしっかりと締めこみテスト。
今度は密閉は保たれているようで一安心♪
でしたが…
今度はニードルレバーから漏れ火!
あちゃ~、何度も組直していたせいで、うっかりその辺を触ってしまっていたか…
しかもその後炎の様子がおかしな感じに。
圧漏れのせい?それともニップル?
そういうわけで
レバー基部にはグラファイトシートを補充し圧漏れ解消。
ニップルは確認の結果穴が少し小さすぎるようであったので、
徹底的に清掃し、その後私の1942に装着しテスト。
絶好調ですので、これでニップルは問題なし
そこで、改に装着しテスト燃焼。
ですが相変わらず炎に偏りが。
ちなみに、ニードルレバーからの圧漏れはおさまっており、
ほかの個所からの漏れなさそう…
そこで不思議に思いながらしばらく燃焼させ再度圧漏れを確かめると、
おや?
フィラー部から漏れがある?
そこで、キャップを思いっきり締めこんでみたのですがこんな感じ。
つまりタンクの溶接部分からの漏れがあるようです。
だから圧が抜け炎が安定尾しなかったのか?
ならば私の1950同様タンク内側をコーティングすればOK?
でも、私の1950の場合は漏れ火があってもバーナーの炎は普通っぽかったので、
仮にもれを収めてもあの偏りが消えるかどうか…
何か見落としていることはないか???
あのほのの偏りは、圧が足りていないということと、
それともう一つ燃料不足いわゆるガス欠。
だから、圧漏れだけではなく圧不足を疑い、併せて燃料不足も考えてみよう。
というのも、このストーブは個人が自作したものだから、タンクとバーナーは本来別物。
だからもしかしたら、燃料チューブがタンク底面まで届いておらず、
十分燃料を吸い上げることができていないのかも?
(タンクがアンバランスなほど大きいサイズでもあるし。)
そこで、今まで500cc入れていた燃料を倍の1000㏄に。
そして加圧の方はポンプエとNRVを再確認。
手応えは良い感じなのだけれども、念のためポンプカップを分解し確認してみると。
あ!こんなところに亀裂が!
そうか、ぱっと見は気づかなかったけれど、
ポンプングの際、ここが寄れて十分加圧できていなかったのか…
そこでさっそく新品カップと交換。
また前述のフィラー部からの漏れ火については、
火元から遠くそれほど温度も上がらないだろうと判断し、
ハンダだを流して様子を見ることにしました。
いざ、テスト燃焼!
すると…
おお!絶好調♪
この勢いだとやはり原因はポンプカップだったのかな?
だとしたら何という凡ミス…
(=^^=)ゞ
とはいえ、快調に燃えるほのを見るのは嬉しくて、楽しくて…
だって今回はいろいろ手こずったもの…
そういうわけで、その後10分ほど連続燃焼させたのち、
各部の漏れチェックを済ませてそれもOK!
(フィラー部も異常なし!)
これにて作業完了!
ほっ…
よかった~♪ (=^^=)ゞ
M-1942改のメンテナンス ~GI stove M-1942?~