昨年久々に乗り出そうと引っ張り出したものの、
全くエンジンが始動できずあきらめたのが昨年9月。
その後原因であるプラグキャップを新品に交換したもののそのまま放置。
というのも、もともとこのバイクはほとんどアイドリングをしない状態であって、
おそらくその原因はキャブのスロージェットの詰まり。
だからついでにそれも対処してから乗ろうと思っていたのです。
なおこのキャブレターは、ダウンドラフト、通称縦キャブという今ではあまり見かけないタイプ。
吸気口が上部にあり、そのまま真下のシリンダに吸い込まれてゆきます
ですが、このキャブのスロージェットはキャブに埋め殺しであるために交換や分解清掃ができない。
となると、ジェット系と同径(確か.3mm)のドリルでほじらねばならない。
う~ん、ドリルの準備も含めて面倒だ~!
ですが、確か手元にはC105のレストア時に入手した社外品の新品キャブが!
だから、どうせならそいつと交換してみようかと…
そう思いつつもつい先延ばし先延ばしで気づけば一年が経過。
さすがにこれはいかんよねということで、先日重い腰を上げてキャブの交換をしたのです。
そういうわけで、さっそく古いキャブを取り外し新しいのと比べてみますと…
あれ?サイズがこんなに違ってた!?
もともとのが径15で、新しいのは径が20。
こりゃいわゆるビッグキャブになってしまうよな…
古いのには付いていたティクラーもないので、もしかしたらこれはOHCのカブ(新カブ)にも適応するタイプなのか?
そう思いながらも取り付けてみると…
マニホの取付穴に隙間が?
じつはこれ、穴の位置を狭い広いの2種類選べるようになっている設計。
つまり、やはりOHV,OHCどちらのエンジンにも対応してるってことだ!
となると、こりゃパワーアップも期待できるんじゃない?
そういうわけで、ホクホク顔で取り付け作業。
でけた~!
キャブが大きくなったので、混合気が濃くなっているはずだから、
まずはノーマルのエアクリーナーを取り外した状態で試してみることに。
そして早速試走
乗った感じの調子はまずまず。
ただ、期待したほどのパワーアップは感じられず。
むしろ中速域がパワーダウンしたんで、やはり混合気が薄すぎたか。
でもプラグの焼け具合はいい感じ
そこでとりあえず吸気口にフィルターをセットしてしばらく様子を見ることに。
そういうわけで、一応走りの方は納得できたのですが、相変わらずアイドリングをしてくれない。
だから試走ついでに56君のお店に立ち寄り見てもらうと…
「これはキャブよりもむしろタペット?」
彼の印象ではやや詰まり気味のようだということ。
なるほど、キャブ以前の問題だったのか?
そういうわけで次回はタペット調整。
とはいえ、ただ今シックネスゲージ(隙間ゲージ)を紛失中のため、急いで注文しないと。
てなわkで、当分こいつは出し入れしやすい場所に置くことに。
これで、いつでもいじれる乗れる!
ああ、奥のモトコンポの油漏れも何とかしとかないとな…
**動画**
CA105Tのキャブレター交換
全くエンジンが始動できずあきらめたのが昨年9月。
その後原因であるプラグキャップを新品に交換したもののそのまま放置。
というのも、もともとこのバイクはほとんどアイドリングをしない状態であって、
おそらくその原因はキャブのスロージェットの詰まり。
だからついでにそれも対処してから乗ろうと思っていたのです。
なおこのキャブレターは、ダウンドラフト、通称縦キャブという今ではあまり見かけないタイプ。
吸気口が上部にあり、そのまま真下のシリンダに吸い込まれてゆきます
ですが、このキャブのスロージェットはキャブに埋め殺しであるために交換や分解清掃ができない。
となると、ジェット系と同径(確か.3mm)のドリルでほじらねばならない。
う~ん、ドリルの準備も含めて面倒だ~!
ですが、確か手元にはC105のレストア時に入手した社外品の新品キャブが!
だから、どうせならそいつと交換してみようかと…
そう思いつつもつい先延ばし先延ばしで気づけば一年が経過。
さすがにこれはいかんよねということで、先日重い腰を上げてキャブの交換をしたのです。
そういうわけで、さっそく古いキャブを取り外し新しいのと比べてみますと…
あれ?サイズがこんなに違ってた!?
もともとのが径15で、新しいのは径が20。
こりゃいわゆるビッグキャブになってしまうよな…
古いのには付いていたティクラーもないので、もしかしたらこれはOHCのカブ(新カブ)にも適応するタイプなのか?
そう思いながらも取り付けてみると…
マニホの取付穴に隙間が?
じつはこれ、穴の位置を狭い広いの2種類選べるようになっている設計。
つまり、やはりOHV,OHCどちらのエンジンにも対応してるってことだ!
となると、こりゃパワーアップも期待できるんじゃない?
そういうわけで、ホクホク顔で取り付け作業。
でけた~!
キャブが大きくなったので、混合気が濃くなっているはずだから、
まずはノーマルのエアクリーナーを取り外した状態で試してみることに。
そして早速試走
乗った感じの調子はまずまず。
ただ、期待したほどのパワーアップは感じられず。
むしろ中速域がパワーダウンしたんで、やはり混合気が薄すぎたか。
でもプラグの焼け具合はいい感じ
そこでとりあえず吸気口にフィルターをセットしてしばらく様子を見ることに。
そういうわけで、一応走りの方は納得できたのですが、相変わらずアイドリングをしてくれない。
だから試走ついでに56君のお店に立ち寄り見てもらうと…
「これはキャブよりもむしろタペット?」
彼の印象ではやや詰まり気味のようだということ。
なるほど、キャブ以前の問題だったのか?
そういうわけで次回はタペット調整。
とはいえ、ただ今シックネスゲージ(隙間ゲージ)を紛失中のため、急いで注文しないと。
てなわkで、当分こいつは出し入れしやすい場所に置くことに。
これで、いつでもいじれる乗れる!
ああ、奥のモトコンポの油漏れも何とかしとかないとな…
**動画**
CA105Tのキャブレター交換