この日美味しくいただいていたコーヒは、
実はこのストーブで淹れておりました。
Vulcano 222D Tourist
おおよそ7~80年前のイタリアのストーブです。
はがれかけたシールには、その名の通りヴォルケーノ火山のイラストが♪
で、四角四面のケースの中には…
本体とゴトクが収納されております。
背が低く座面が広いストーブですので、
大きな鍋やフライパンでも安定して使いやすく、
また、その際もタンクがケース外に出ているため、
なべ底からの熱によるオーバーヒートの危険性も少ないです。
ですので、風防も背の低いタイプの方が使いよいかな。
またゴトク形状も、小鍋から大鍋まで安定して使用できるものとなっております。
だから、一人用としてはややオーバースペックかな?
実は、多くのストーブのにおいて、
バーナートップ、つまりガスの出口である火口はおおむね同様な形状をしております。
ゆえに噴き出る帆のも似たような感じに。
一般的なのは、SVEA123に代表されるこの形状。
小型のローラーバーナーにおいては最も効率的であろうから、
他の国においても、また燃料が灯油であってもこの形状が最多数。
独軍 医療用2バーナー ~Barthel(バーセル)~
モニター・ピクニック・ストーブ 灯油
まあ、なかには英軍のようにちょいとへそまがりというか、変態的なものもありますが…
英軍 №2 MkⅠ(マーク1)
英国軍用ストーブ クッカー№2 MkⅡ
そういうのは別として、このヴォルケーノは一般的なストーブでは珍しく火口が9つに分かれているため、
炎の形状も独特で見ていて楽しくなるのです。
こんな感じで、かわいらしく並ぶ炎がまるで花びらの様。
これが本燃焼に入るとトッププレートが赤変しだすので、
暗いところで見ると、まるでヒマワリの花のように!
これは本当に美しく、見ていて楽しいものがあります♪
だから、つい湯w菓子を終えてもそのまま燃やし続けていたくなるんですよね。
とはいえ、これは明るい日中は見ることができないので、
屋外で楽しむなら、やっぱテントで一泊せねばならんのだろうな~。
*動画*
Vulcano 222D Tourist
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます