「ファイト、いっぱぁぁ~っ!」
元気に火を吐くこのストーブは、アメリカ生まれのGIストーブ ・M-1942
ではなくて、
フランス生まれのそっくりさん、SELUS CAMPING RECAUD。
ぱっと見はそっくりですが、中身は全く違うので、
しかも、それがよりシンプルな造りになっているため、
どうしても「パチモノ」として軽く見られます。
うん、それは仕方がない。
だって、絶対に、
「見た目をそっくりに作れば売れるだろう♪」
と、そういう動機で作られたはずだから。
それでもやはりフランスでは老舗のブランド。
オリジナルと比較することをしなければ、
構造的には理にかなっているし、良い材質を用いて、造りもキッチリしている。
だから、手にしていても安っぽさは感じないし、
それどころか、磨き込み光っているタンクを目にすると、
ニヤニヤと笑みが漏れるほど。
それと、これは嬉しい誤算でしたが、…
やけに火力が強い!
前回レストアしたときにも触れておりましたが、
オリジナルと比べるとその火力の差が一目瞭然!
こちらオリジナル(M-1942)
こちらパチモノ
そうなぜか、「オリジナルを上回る火力のコピー品」。
以前ご紹介の、SVEA123Rより火力の強い英軍№7の例もありますが、
あれはほぼ同じ構造だから同レベルで作り手が違う場合。
でも、こいつの場合は、見た目だけをコピーした、
明らかにチープな造りのSELUSのほうが、圧倒的に火力が強い!
なぜなんだろう??
その理由をあれこれ考えるのも、たぶん結構面白いはず。
(うまく行きゃ、それを他機種にフィードバックできるし)
でも今は、定期的に陥る「なんもいじりたくない期」に入っているので、
今はそういうことをする気が起きない。
ただ、こうして持ち出して遊ぶ方が、ぐっと楽しい!
お気に入りの場所までちょいと持ち出して、火をつけて。
沸け!沸け~!
沸いた~!
う~ん良い香り♪
乾杯!
**動画**
オリジナルより元気でワイルド! ~SELUS M-1942コピー~
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